相棒 season20 (第17話・2022/3/2) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season20』
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第17話『米沢守再びの事件』の感想。
右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、警察学校教官で鉄道愛好家の米沢(六角精児)から連絡を受け、線路脇の他殺体について調べることに。被害者は菓子工場経営者で、地元ローカル鉄道との関連が浮上する。災害で全線不通となった同鉄道の廃線と復旧を巡り、沿線住民にはあつれきが生じていた。右京らが、鉄道運営会社に脅迫メールが届いていると知る中、鉄道マニアの今泉(松浦祐也)が取り調べを受け…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●脚本:岩下悠子/演出:権野元(敬称略)
4年4か月ぶり、鑑識・米沢守(六角精児)の登場!
警察学校の教官職へと異動した、元鑑識・米沢守(六角精児)の “4年4か月ぶり” の登場だ。折角の “お祭り” だから、2時間スペシャルで歓迎しても良さそうなものだが…
「朱に交われば…」を引用した"即席3人チーム"が面白かった
さて、内容については、若干、強引ではあるが、鉄オタの米沢を登場させるための事件ではある。しかし、米沢と特命係の “3人” で動き回ってしまうと、いつもの『相棒』になってしまって、米沢の存在感が薄まってしまうから、「朱に交われば赤くなる」を引用して、冠城(反町隆史)自身から捜査の最前線から後方支援に回らせた。
そのために “3人” が、即席ではあるが、良い感じの “チーム感” を醸し出して面白かった。
複雑なのにシンプルに見え、更に『相棒』らしさもあって…
また、若干、複雑な人間関係を用いた事件の上に、鉄オタの独特の世界観を持ち込んだために、かなりクセのある内容だったが、前述の “3人のチーム” が上手く事件を分かり易く解説しながら進んだため、複雑なのにシンプルに見え、更に『相棒』らしさもあって、かなり満足度の高い内容だった。
旧レギュラー・キャラクターを使って、その特徴や特技で魅せる。たまには、こう言うのも面白い。
あとがき
米沢と六角精児さんの “鉄オタ” が、巧みにドラマに活かさせて面白かったです。それにしても、次回で冠城が…!?
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