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連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」〔全112回〕 (第85回・2022/3/2) 感想

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」

NHK総合・連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第85回〔全112回〕第18週『1984-1992』の感想。

 
 

 本作は、2022年2月26日、NHK大阪放送局で撮影が終了しました。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の感想も毎日変わります。ご理解を。


映画村のステージで茶道家役を演じることが決まったすみれ(安達祐実)は、一恵(三浦透子)のもとで茶道の稽古を重ねることに。付き添い役を任されたひなた(川栄李奈)は、稽古後もすみれの愚痴に付き合う羽目となり、五十嵐(本郷奏多)となかなか会うことができません。そんなある日、一恵の細かい指導に対して、いよいよすみれの不機嫌が最高潮に達してしまい…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作・原案・脚本:藤本有紀(過去作/ちりとてちん)
演出:安達もじり(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく、おちょやん) 第1,2,4,7.8,9,13,17
   橋爪紳一朗(過去作/てっぱん、花子とアン、半分、青い。、エール) 第3,5,7,15,16
   泉並敬眞(過去作/まんぷく、スカーレット、六畳間のピアノマン) 第11
   深川貴志(過去作/花燃ゆ、とと姉ちゃん、半分、青い。、麒麟がくる)
   松岡一史(過去作/まんぷく、心の傷を癒すということ) 第10,12
   二見大輔(過去作/半分、青い。、なつぞら、伝説のお母さん) 第6,14
   石川慎一郎(過去作/オーディオドラマ「極楽プリズン」、閻魔堂沙羅の推理奇譚) 18
音楽:金子隆博(過去作/Q10、三毛猫ホームズの推理 、あいの結婚相談所)
演奏:BIG HORNS BEE(過去作/米米CLUBのホーンセッション)
主題歌:『アルデバラン』(作詞・作曲:森山直太朗、編曲:斎藤ネコ、歌:AI)
語り:城田優
制作統括:堀之内礼二郎(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく)
     櫻井賢(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
※敬称略



今作の"現状"を、先が見えない"渋滞している道路"に例えると…

「取って付けたような話」とは、今回のためにあるのような比喩で…(笑) 前回までと、殆ど “繋がり” らしいものは無く。例えるなら、『カムカムエヴリバディ』と言う “ドラマ” を “渋滞している道路” だとしよう。とにかく、今は知っている道が、どこに繋がっているのか、まず分からない時点で不安しかない。

その上で、前のクルマが動いたら、自分のクルマも前に出る。それが「安全運転」。いくら、行き先が未定でも、前が進めば、そのあとに続いていれば、何とかなるってものだ。

今回は、自動運転で勝手に "抜け道" を走り出した感じ?

しかし、今回は、カーナビに突然 “抜け道” が表示されて、自動運転で勝手に “抜け道” を走り出した感じだ。このイメージ、お分かり頂けるだろうか?

そもそも、先日描かれた、映画「妖術七変化 隠れ里の決闘」を二代目モモケン(尾上菊之助)が自身の主演で再映画化すると発表し、敵役の小野寺左近役を決めるオーディションのくだりから、いろいろ描かれてはいるが。その殆どが、“主人公・ひなた(川栄李奈)” に実質的に “ほぼ無関係” なエピソードだったのだ。

もちろん、完全に “無関係” とは言わないが、強引に “ひなた” を絡めているだけで、実質的には限りなく “ほぼ無関係” だったのだ。

まあ、厳しい表現だが、<主人公だから>を言い訳にして “こじつけ” たから “あざとく” 見えていただけ。正直、ひなたが居なくても、オーディションも、モモケンと伴虚無蔵(松重豊)の確執のくだりも、サンタ(濱田岳)の “あんこ” の話も出来たのだ。

今回を、単純に"ひなたの入社直後"と直結したら良かった…

そう考えると、次のようにしたら良かったことが分かって来る。

今作が “連ドラ” ならば、オーディションのくだりの直前のエピソード、そう、あの美咲すみれ(安達祐実)の茶道の作法に関する撮影現場での騒動と、ひなたが撮影所に入社して、業務部に配属されて雑用をしながら、五十嵐(本郷奏多)と小競り合いしていた毎日を送っていた頃と、今回のエピソードを直結したら良かったのだ。

そうすれば、まず、茶道の作法についてスッキリするのは間違いない。その上、ひなたと五十嵐の “恋バナ” についても、前述の通りで入社直後から小競り合いを描いて来たから、まあ、1カット、1シーンだけ「大月屋」で大月家と一緒に五十嵐が食事をする場面をインサートすれば、容易に繋がっちゃう。

いや、そんなレベルでしか “恋バナ” に発展する要素は描かれていないのだから。だから、“抜け道” に見えてしまうのだが…

雑草を枯らして、早く次の植物の種を植えたいなら、計画的に雑草対策をするべき!

これまた、世間では “フラグ” だ、“回収” だと騒いでいるが。もちろん、蒔いたネタを回収することは否定しない。タネを蒔きっ放しで雑草が伸び放題なのは困るから。

だから、雑草は処理するべき。そのことは間違いない。しかし、そもそも、蒔いたタネから草木が育ち、花が咲き、実が生って、収穫するのが “回収” であって、ろくな水やりや栄養もやらずに雑草にさせて、邪魔になったから一気に除草剤を散布して枯らせてしまうようなのは “回収” とは言わない。

そう、どうしても雑草を枯らして、早く次の植物の種を植えたいなら、計画的に雑草対策をするべきなのだ。

もっと"自然な流れ"を意識して、連ドラを作り込んで欲しい

ちょっと話が分かり難くなって来たから、話を脚本に戻すと…

要は、“回収” するにしても、“次の展開” に進むにしても、自然な流れを意識して、行うべきだってこと。今回の急に出来た “抜け道” のように、唐突に「点から点へ」移動するのは、やらない方が良いってこと。だって、これまでとの繋がりが無いし、連ドラとして違った印象になってしまうから。

もしかして、脚本家が、モモケンと伴虚無蔵、サンタ、美咲すみれのことを書くのが面倒になったのか、収拾がつかなくなって抜け道を作って、強引に話を先に進めたのか、全話の構成を考えたら、ここで一っ飛びするしかないと判断したのだったら、確信犯だ。そうでないことを祈るばかりだが。

最初から、「ミス条映コンテスト」から"恋バナ"にしておけば良かったかも?

もしも、そうならば。最初から、ひなたが高校3年生で、自分だけが将来を見出せずにいたが、唯一の癒しの場となっていた映画村の「ミス条映コンテスト」で、五十嵐と舞台上でアドリブが会場に大ウケした時から、互いを意識して、そのまま “恋バナ” に進めた方が良かったように思う。

そうしておけば、「るい編より、恋バナ要素が強いのか?」と視聴者に思われても、少なくても今よりは “自然な流れ” を担保して、「ひなたの人生」を描くことは出来たと思うのだが…

あとがき

今日が水曜日ですよね。これで、一気に “抜け道” に入りました。そして、今週のサブタイトルは『1984-1992』ですから、今週中と言っても、残り2日間で、8年も時間経過するわけですよ。一体、入ってしまった “抜け道” を抜けた先が何なのか? そちらが大変気になります…

明るくなぁれ、楽しくなぁれ…(Be cheerful, be joyful...)


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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