よるドラ「恋せぬふたり」〔全8回〕 (第5話・2022/2/21) 感想

NHK総合・よるドラ『恋せぬふたり』
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第5話〔全8回〕の感想。
「恋愛抜きの家族になるの、俺でよくね?」とカズ(濱正悟)に言われ戸惑う咲子(岸井ゆきの)。千鶴(小島藤子)に相談しようとするが、彼女は電話番号も職場も住む場所も変えていた。高橋(高橋一生)とカズは落ち込む咲子を気に掛け、3人で旅行を兼ねて千鶴がいる神奈川・小田原へ向かう。咲子と再会した千鶴は苦しい胸の内を明かす。一方、咲子はカズに自分の思いを伝えようとする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:吉田恵里香(過去作/恋するイヴ、花のち晴れ~花男 Next Season~、Heaven?~ご苦楽レストラン~)
演出:野口雄大(過去作/朝ドラ「エール」) 第2,5話
押田友太(過去作/まいご。、うつ病九段、朝ドラ「おかえりモネ) 第1,4話
土井祥平(過去作/真田丸、半分、青い。、ドリーム・チーム) 第3話
音楽:阿部海太郎(過去作/令和元年版 怪談 牡丹燈籠 Beauty&Fear、スローな武士にしてくれ~京都 撮影所ラプソディー~)
主題歌:CHAI 「まるごと」
咲子とカズの関係が解消され、ドラマとして更に前進!
「自分と違う価値観を持つ相手のことを、より深く知る」ってことは、決して悪いことじゃない。でも、そのことで、自分も、相手も傷つくことがある。それが、恋愛感情なら、なおさらのこと。でも、相手のことを知ることで、自分のことが更に見えて来る。だから、今の自分に最善の選択が出来る。
しかし、その選択によって、また、傷つく人もいる。なんか、とても複雑な心理、複雑な人間関係を描いた今回。そして、咲子(岸井ゆきの)とカズ(濱正悟)の関係が解消されたことで、更に先が見えなくなった。ドラマとしては、実に良いことだ…
あとがき
アロマンティック・アセクシュアル(恋愛感情も性的欲求も抱かない人)と、そうでない人を、やっと平衡に描いて来たなって感じです。それだけに、偏った描写が減って、「ドラマとは、人間そのものを描くこと」へ、また一歩前進したと思います。
ただ、前述の通り、益々、先が分からなくなりましたね。一体、着地点はどこなのでしょう? 本当に気になります…
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