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DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~ (第5話・2022/2/20) 感想

DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~

TBSテレビ系・日曜劇場『DCU Deep Crime Unit ~手錠を持ったダイバー~』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram

第5話『隊長が大ピンチ!! 親友が生きていた! 衝撃の再会』の感想。



国交省副大臣の長男・裕司(三浦りょう太)が海上で行方不明に。新名(阿部寛)らDCUは移動経路を予測し、乗っていたと思われるボートを発見するが、そこに彼の姿はなかった。新名と共に捜査のためサーフショップを訪ねた瀬能(横浜流星)は、オーナーが高校の先輩・中林(藤井流星)だと知り、驚く。そんな中、裕司が危険ドラッグ絡みで誘拐されたことが判明する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:青柳祐美子(過去作/連続テレビ小説『こころ』) 第1,2,3,4,5
   小谷暢亮(過去作/闇の法執行人) 第1,2,3,4,5
   谷口純一郎(過去作/半沢直樹2020) 第1,5
   小澤俊介(過去職/ヤメ検の女シリーズ) 第2
脚本協力:宮本勇人(過去作/高嶺のハナさん) 第1,2,3,4,5
演出:田中健太(過去作/半沢直樹、小さな巨人、陸王、下町ロケット) 第1,2,5
   青山貴洋(過去作/下町ロケット2、インハンド、グランメゾン東京、天国と地獄) 第3,4
   宮崎陽平(過去作/下町ロケット、陸王、ブラックペアン、半沢直樹2020、日本沈没2021)
音楽:木村秀彬(過去作/小さな巨人、ブラックペアン、グランメゾン東京、オー!マイ・ボス!、ドラゴン桜2)
主題歌:Lizabet「Another Day Goes By」
共同制作:シェット・インターナショナル(本拠地:イスラエル)
   ファセット4メディア(カナダのテレビ番組制作・配給・出資会社)



「早く事件の捜査をしなさいよ」ってことだけ…

別に、洒落たことを言うつもりはないが。「船頭多くして船山に登る」との諺があるが、今作は「脚本家多くして船海に沈む…」か? とにかく、脚本協力を含めて “4人掛かり” で “書いた割に” と言うか、恐らく “書いたから” このような散漫で雑な展開になったのだろう。

とにかく、1時間中ず~っと思っていたのは、「早く事件の捜査をしなさいよ」ってことだけだった。流石に、今回は特に無駄な部分が多過ぎて閉口してしまった。「事件は家で起きてんじゃない! 海の上で起きてるんだ!」って感じで…

海での捜査に集中して、その上で陸の捜査を描くだけで良い

まあ、ゲストが登場すると、そのゲストが犯人であると分かってしまうのは、刑事ドラマの類のお約束として我慢は出来る。後出しジャンケンの展開についても、そこを指摘したら今作の全部を否定するのと同じだから、今回程度は許容範囲だ。

だから、普通に、国交省副大臣の長男・裕司(三浦りょう太)が海上で行方不明になったのだから、さっさと海に探しに行けって。そう言うこと。

海での捜査に集中して、その上で陸の捜査を描いて、とにかく “手錠を持ったダイバー” なのだから、捜査して、犯人を検挙しないと。そうしておけば、久し振りに新名(阿部寛)が海に潜ったことだし、もう少し面白くなったと思う。

まず描くべきは、私的な事より主人公や「DCU」の活躍では?

その意味で、今回の失敗は、“縦軸” と、ホームドラマ風の部分は、最後にまとめなかったこと。それをやっていれば、だいぶ散漫さは無くなったはず。

何せ、ホームドラマの部分についても、そもそも新名たちの “公私” の “公” の部分(=仕事)をきちんと描いた上で描くべきで、“公” の活動の描写が疎かな内に、“公私” の “私” の部分を描いても、捜査をしていない印象が強まるだけでは?

それでなくても、今作では主人公や「DCU」の活躍を、まだまだ魅力的に描いていないのだから、まず描くべきものの順序が違うと思う。

あとがき

プロの脚本家さんに向かって言うのは失礼だとは思いますが。“4人掛かり” で書いた脚本が “これ” ですか? 別に、“公私” の “私” の部分を描くなと言っているのではありません。全10話前後しかない連ドラの第5話になっても、主人公や「DCU」の活躍を視聴者に魅せられていないのが問題なのでは? ってこと。

大人の事情はあるにせよ、もう少し海を、潜水を、捜査を、そして、主人公や「DCU」の活躍を描いて、楽しませて欲しいです。


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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