ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○ (第7話・2022/2/17) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』
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第7話『新生カンフル始動!占い猫の不信な事情』の感想。
占いができる猫がいると聞いて取材に向かう凛々子(黒木華)に、笹目(寛一郎)がカメラマンとして同行。笹目の存在が気になる根津(溝端淳平)も付いていく。飼い主の梢(川添野愛)は、猫のたまこが相談者の未来を示すカードを選び、自分がその内容を代弁すると言って、3人を占った。その占いに笹目が感心し、根津が反論する中、梢が指定した写真を見た凛々子は…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:関えり香(過去作/後妻業、結婚相手は抽選で、ストロベリーナイト・サーガ) 第1,5話
橋本夏(過去作/守護霊の田中さん[ラジオドラマ]、テレビドラマ初脚本) 第2,4,6話
青塚美穂(過去作/ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子、じゃない方の彼女) 第3,7話
演出:石川淳一(過去作/リーガル・ハイ、海月姫、絶対零度4、レンアイ漫画家) 第1,2,6話
木村真人(過去作/絶対零度4、知ってるワイフ、推しの王子様) 第3,4,7話
木下高男(過去作/警視庁いきもの係、、M 愛すべき人がいて彼女はキレイった) 第5話
淵上正人(過去作/HOPE~期待ゼロの新入社員~、妄想彼女、レンアイ漫画家)
音楽:得田真裕(過去作/監察医 朝顔シリーズ、家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド、恋です!ヤンキー君と白杖ガール)
主題歌:キタニタツヤ「冷たい渦」「プラネテス」
前回で"縦軸"の大部分が消滅。そして「第二章」本格始動!
前回で、初回から描いて来た凛々子(黒木華)の秘密であった “縦軸” が明かされ、全てでは無いにしろ大半の “縦軸” が無くなった今作。その意味では、今回が、「第二章」の本格的な始動となるから、一体どのように変化するのか、期待と不安で見始めた。
今までより、タイトル『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』へ、更に一歩近づいた
しかし、意外に不安な要素は早々に消え去って、見ていくうちに期待以上に “ネットニュース” であることが物語に生かされ、マッチングアプリや不倫ネタ、ネット上の誹謗中傷や応援コメントなども活用され、今までより、タイトルである『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』へ、更に一歩近づいた感じだ。
今作らしい"ストーリー性"に軸足を置いた"ドラマ"になった
また、“縦軸” が消滅したことで、本編に割ける尺が増えたせいもあって、「第一章」はチームの各メンバーに焦点を当てるエピソードが多かったが、それもやり尽くしたおかげで、更に、今作らしい “ストーリー性” に軸足を置いた “ドラマ” になった。
と言うわけで、好みの問題は、まだ残るが。全体的には、ネットニュースがきっかけとなった “ネット社会の光と影” を描くドラマらしくなって、より一層、作り込まれた印象が強かった。やはり、“縦軸” が消えて、個々のメンバー紹介が無ければ、こちらの方向に進むのが、正しい選択だと思う。
気になったのは、雰囲気の変化と、恋バナ要素…
ただ、気にならない所が無いわけでは無い。まず、気になったのは、“ドラマ” として、全体の雰囲気が今までと変わってしまったことだ。まあ、正常進化であることは前述の通りだが、やはり、チーム内を描いてきた今までとは違うから、その辺をどう判断するか?
それに、描いているような、いないような “恋バナ” の要素も、必要なのかどうなのか? まあ、出演者を見れば “恋バナ要素” が入らない方が不自然ではあるが(笑) とは言え、これが、“新たな縦軸” になるとするなら、いつまで続けるのかが気になってしまった…
あとがき
あとは「16年前の…」と言う部分と恋バナを、どちらも “縦軸” として最終回まで引っ張るかどうかでしょうね。個人的には、恋バナは薄目で、今の “ストーリー性” に軸足を置いた “ドラマ” の方向に進んで欲しいです。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16566/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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