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連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」〔全112回〕 (第73回・2022/2/14) 感想

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」

NHK総合・連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第73回〔全112回〕第16週『1983』の感想。

 
 

 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


将来どんな道に進むべきかに悩んでいたひなた(川栄李奈)は、通い慣れた条映映画村で、あるポスターをみつけます。それは「条映城のお姫様を探せ!」と謳(うた)われたミスコン大会のお知らせでした。優勝者は賞金50万円と映画出演デビューも。「これだ!」と思ったひなたは、ミスコンを受けようとるい(深津絵里)とジョー(オダギリジョー)に相談するのですが…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作・原案・脚本:藤本有紀(過去作/ちりとてちん)
演出:安達もじり(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく、おちょやん) 第1,2,4,7.8,9,13
   橋爪紳一朗(過去作/てっぱん、花子とアン、半分、青い。、エール) 第3,5,7,15,16
   泉並敬眞(過去作/まんぷく、スカーレット、六畳間のピアノマン) 第11
   深川貴志(過去作/花燃ゆ、とと姉ちゃん、半分、青い。、麒麟がくる)
   松岡一史(過去作/まんぷく、心の傷を癒すということ) 第10,12
   二見大輔(過去作/半分、青い。、なつぞら、伝説のお母さん) 第6,14
音楽:金子隆博(過去作/Q10、三毛猫ホームズの推理 、あいの結婚相談所)
演奏:BIG HORNS BEE(過去作/米米CLUBのホーンセッション)
主題歌:『アルデバラン』(作詞・作曲:森山直太朗、編曲:斎藤ネコ、歌:AI)
語り:城田優
制作統括:堀之内礼二郎(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく)
     櫻井賢(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
※敬称略



なぜ突然、ひなたが映画出演デビューも"まんざらでない"と言う展開に!?

何だかなぁ。月曜日だから、もう少し “まとも” に始まるのを期待したのだが。アバンタイトルから意味不明だ。

どうやら、将来どんな道に進むべきかに悩んでいたひなた(川栄李奈)が、通い慣れた条映映画村で見つけた「条映城のお姫様を探せ!」と謳うミスコン大会のお知らせをきっかけに、映画出演デビューも “まんざらでない” と言う展開に。

最初から「モモケンと共演するのが夢」としたら良かったのに…

確かに、ひなたが「時代劇好き」で「時代劇スターのモモケン推し」なのは描かれたが、映画業界、それも女優になりたいなんて、どこかで描かれただろうか?

それならそうと、最初から「モモケンと共演するのが夢」であるとして、子役から川栄さんへバトンタッチした際に、強調したら良かったのに。こう言うところが、「連ドラなのに “連続性” が乏しい」と言わざるを得ない原因なのだ。

1983年に、夕食時にラジオを聴く家庭と言う違和感はあるが…

それと、アバンでもう一つ気になったこと。それはラジオ。

確かに、今作は、「岡山・大阪・京都を舞台として昭和から令和の3つの時代をラジオ英語講座と共に生きた祖母、母、娘の3世代のヒロインの一世紀(100年)に及ぶ家族の物語」であり、「1925年(大正14年)の日本のラジオ放送開始と共に始まった英語講座の歴史を紐解く百年の物語」として、企画・制作されている。

しかし、劇中は「1983年(昭和58年)」だ。奇しくも私が愛する東京ディズニーランドが4月15日にオープンした年でもある。その頃に、夕食時に家族揃ってラジオを聞きながら食事をする家庭が、どれほど、あっただろう? いや、ラジオを否定しているのではない。むしろ、私は毎日ラジオを聴く “ラジオ好き” だ。

既に、「大月家では朝夕食時にテレビを見る」と描いているのが、違和感の最大の要因

だから、家族揃ってラジオを聴くのは否定しない。しかし、今作で間違っているのは、既に、大月家の日常には「テレビ」が存在し、先週では『おしん』をパロディネタにまでして(他の番組もネタになっていたが)、<大月家の日常にテレビが食い込んでいる>と別の表現を用いて描いたのだ。朝食時も、夕食時も。

そして、そう描いたのが、先週と今週の演出担当である橋爪紳一朗氏、その人だ。橋爪氏は、この違和感に気付かないのか? まあ、先週あたりから、目に余る提灯記事が乱立し、あろうことか、「川栄さんが言った」として、先の展開のネタバレまで公然とやっているから、呆れるばかり。

とにかく、「ラジオ」を強調したいのは理解するが、ここまで「テレビ」に傾いている大月家を描いてしまったのだから、終盤の店の風景にあった「トランジスタラジオ」くらいに留めておいた方が、無難な気がする。

るいの台詞に説得力はないが、それ以前に日本語して"おかしい"ような…

さて、今回のアバンには、もう一つ不可思議で説得力に乏しい描写が、橋爪氏の演出によって、堂々とまかり通っていた。それが、次のるい(深津絵里)の台詞だ。

るい「そんな偉そうなことは
   回転焼きの一つも まともに焼けるようになってから言いなさい」

まず、日本語的におかしい。「回転焼き一つも」と言うなら「焼けないのに、偉そうなことを言いなさんな」である。「まともに焼けるようになってから言いなさい」なら「回転焼きの一つくらい」である。まず、脚本家には日本語から勉強しなおしてもらいたい。

娘に「回転焼きを焼け」と言ったことのない母としての説得力の無さ

で、ともかく、あれこれ意味不明だ。日本語しておかしいのを置いておけば、母親として真剣に叱っているようにも、進路指導の相談に答えているのだろうが。それに、未だに回転焼きの一つもまともに焼けない夫の錠一郎(オダギリジョー)に重ねて、苦言を呈しているのは、間違っていないし、親として悪いとは思わない。

ただ、問題は、肝心の「回転焼きを、まともに焼けるようになるまでの過程」が、そもそも雑にしか描かれていないのだ。「回転焼き屋の経営」を思いついてから開業するまでの、焼き方や “あんこ” の作り方まで、ほぼ描かれぬまま、「およげたいやきくんブーム」まで順調経営できた時点に飛んでしまったからだ。

いや、それ以前に、るいは、ひなたに「店の手伝いをしなさい」と言ったことも無いし、「大月家の一員なら、回転焼きを焼けるようになりなさい」とも言ったことは無い “母” や “夫そっちのけの店主” も、どうかと思うが。

このままミスコンで合格するはずがないと思う…

本編については、これと言った感想は無い。だって、このままミスコンで合格したら、女優の道へまっしぐらで『おちょやん』と同じになっちゃうから、適当な理由を付けて、映画村に入り込むのだろう。だって、予告編が、そうなっていたのだから。なるようにしかならない。

それなりに"ドラマ"としては成立しているが、"連ドラ"としては破綻している

そう諦めムードになるのには理由がある。それは、「安子編」の終盤、「子役のるい編」の始まりあたりから、つまらない展開や、笑えない小ネタを盛り込んで、あざとく進めて来た弊害だ。

「三世代の百年」を描くなら、一人ひとりの細かいエピソードを丁寧に確実に積み重ねて構築しなければいけなかったのに、それをやって来ないから、「子役のるい編」が終わってから、どんどん「安子編」や「子役のるい編」から出ている登場人物たちの言動との差異が大きくなってくるのだ。

そして、それが違和感となって、結果的に “連ドラ” として破綻に向かわせてしまっているのが、現状だと思う。もちろん、全否定をするつもりはない。それなりに “ドラマ” としては成立しているが、“連ドラ” としては破綻しているってこと。

過去の印象的な登場人物たちと大月家の"今の繋がり"を描いたら良いのでは?

だから、安子とロバートのその後や、クリーニング店の竹村夫婦や雉真家の人たちと大月家との今の関係、トランぺッターのトミーの活躍状況などが気になるのだ。そう言うのも盛り込んで “連ドラ” としての “繋がり” をきちんと担保するように描けば、まだ見込みはあると思うのだが…

あとがき

結局、ひなたがミスコンに応募するってだけで、15分間を消化しましたね。残り2か月を切ったのに、一向に「岡山・大阪・京都を舞台として昭和から令和の3つの時代をラジオ英語講座と共に生きた祖母、母、娘の3世代のヒロインの一世紀(100年)に及ぶ家族の物語」って感じがしませんね。

ただの、回転焼き屋の呑気な家族の日常を映画村を絡めて描いているだけ。もう少し、ナレーションを活用するなど工夫して、“連ドラ風” に見せてだけでも、不満が減るのに… って、思うのですが。

明るくなぁれ、楽しくなぁれ…(Be cheerful, be joyful...)


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Author : みっきー

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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