連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」〔全112回〕 (第69回・2022/2/8) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
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第69回〔全112回〕/第15週『1976-1983』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
ひなた(新津ちせ)は、映画村で出会って初恋に落ちた外国人の少年・ビリーと英語で話せるようになることを夢みながら、ラジオ英語講座で勉強を続けていました。るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)もひなたの気持ちを知って応援します。しかし、小学生のひなたにはテレビや漫画など誘惑も多く、だんだんと英語の勉強は後回しになっていってしまいます。そんなある日、ビリーが一人で店を訪ねてきて…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作・原案・脚本:藤本有紀(過去作/ちりとてちん)
演出:安達もじり(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく、おちょやん) 第1,2,4,7.8,9,13週
橋爪紳一朗(過去作/てっぱん、花子とアン、半分、青い。、エール) 第3,5,7,15週
泉並敬眞(過去作/まんぷく、スカーレット、六畳間のピアノマン) 第11週
深川貴志(過去作/花燃ゆ、とと姉ちゃん、半分、青い。、麒麟がくる)
松岡一史(過去作/まんぷく、心の傷を癒すということ) 第10,12週
二見大輔(過去作/半分、青い。、なつぞら、伝説のお母さん) 第6,14週
音楽:金子隆博(過去作/Q10、三毛猫ホームズの推理 、あいの結婚相談所)
演奏:BIG HORNS BEE(過去作/米米CLUBのホーンセッション)
主題歌:『アルデバラン』(作詞・作曲:森山直太朗、編曲:斎藤ネコ、歌:AI)
語り:城田優
制作統括:堀之内礼二郎(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく)
櫻井賢(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
※敬称略
「今日って、水曜日だっけ?」ばかりが、走馬灯のように駆け巡るばかり…
こんな朝ドラの感想の “書き出し” があって、良いものかと思うが。
先ほど、録画を見直して、感想を投稿し終えたばかりのフジテレビ系・月9『ミステリと言う勿れ』の直後に、今回を見ながら、感想の下書きを書こうとキーボードの上に手を置いてみたが、思いつくのは「今日って、水曜日だっけ?」ばかりが、走馬灯のように駆け巡るだけだった。だって、今作の水曜日は、1週間を前後に分ける “区切りの日” だからだ。
面白くなくても、"日常描写"は入れるべきなのは間違いない
確かに、大月家の “日常” を描いている。当時の “世相” や “風俗” も描いている。そのこと自体は悪くない。特に、「ネタの箇条書き」状態が続く今作としては、そもそも “日常描写” が少ないから、ホームドラマとして、家族の日常、親子の日常、主人公の日常を描くのは間違っていないし、むしろ、どんどんやるべきだ。
もちろん、無くてもドラマは成立する。しかし、特に「ホームドラマ」なら、劇中に登場した『サザエさん』が当然のようにやっている “日常描写” こそが、ハプニングを楽しく見(魅)せる重要な要素なのだから。だから、面白くなくても、入れるべきなのだ。
「全体の 61%」が終わった今、最も描くべきなのは"ひなたの心情"では?
ただ、問題は、「全体の 61%」が終わった今、15分間も時間を割いて、「映画村で出会って初恋に落ちた外国人の少年・ビリーと英語で話せるようになることを夢みながら、ラジオ英語講座で勉強を続けている “ひなた”」だけを描く余裕が今作にあるのかと言う現実だ。
要するに、ここまで表面的な “日常描写” だけで、大切な15分間を使い切って良いのかってこと。本来、描くべきなのは “時代らしさ” でも “ビリーの帰国” でもなく、“ひなたの心情や思い” を描くべきなのだ。それが、最後の “すすり泣き” だけでは物足りないし、今後が益々不安になってくるだけなのだが…
あとがき
私の記憶が正しければ、当時の「基礎英語」とかのNHKのテキストブックは「B5判」で、今回でひなたが持っていたような「A4判」ではなかったような。どうでも良いことも気になりますね。
でも、今、気になっているのは、母の妊娠を娘のひなたは気にならないのかな? ってことです。妊娠についての描写も先週以来無いですし。なんか、どんどん平坦化が進み、淡々として来ましたね。この状態で、木曜から時間経過して、川栄李奈さんにバトンタッチですよね。ここまで、盛り上がっていないと、どうなるのか不安しかありませんが…
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16536/
【これまでの感想】
第1週『1925-1939』
1 2 3 4 5 土
第2週『1939~1941』
6 7 8 9 10 土
第3週『1942-1943』
11 12 13 14 15 土
第4週『1943~1945』
16 17 18 19 20 土
第5週『1946~1948』
21 22 23 24 25 土
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第7週『1948-1651』
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第8週『1951-1962』
36 37 38 39 40 土
第9週『1962』
41 42
妄想第1回『るいのための貯金』
妄想第2回『算太が町にやって来た』
第10週『1962』
43 44 45 46 47 土
第11週『1962-1963』
48 49 50 51 52 土
第12週『1963-1964』
53 54 55 56 57 土
第13週『1964-1965』
58 59 60 61 62 土
第14週『1965-1976』
63 64 65 66 67 土
第15週『1976-1983』
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