となりのチカラ (第1話/初回拡大スペシャル・2022/1/20) 感想

テレビ朝日系・木曜ドラマ『となりのチカラ』
公式リンク:Website、Twitter、Instagram
第1話/初回拡大スペシャルの感想。
郊外のマンションに家族で引っ越した自称小説家のチカラ(松本潤)。優柔不断だが周囲のことには敏感で、妻の灯(上戸彩)から近所の問題に首を突っ込まないよう止められていた。そんな中、物音と悲鳴を聞いたチカラは、隣室を訪ね、住人の木次(小澤征悦)と妻の達代(映美くらら)、娘の好美(古川凛)と顔を合わせることに。チカラは、達代らの様子がおかしいと感じ…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:遊川和彦(過去作/〇〇妻、家政婦のミタ、女王の教室、同期のサクラ、35歳の少女)
演出:遊川和彦(過去作/初演出・ハケン占い師アタル[第1,2,9,最終話のみ]) 第1話
本橋圭太(過去作/DOCTORS、緊急取調室1,2,3、TWO WEEKS)
竹園元(過去作/セミオトコ、モコミ、ザ・ハイスクール ヒーローズ)
松川嵩史(過去作/家政夫のミタゾノ[4]、言霊荘)
音楽:平井真美子(過去作/映画「60歳のラブレター」、ハケン占い師アタル、35歳の少女)
主題歌:上原ひろみ「上を向いて歩こう」
脚本と演出が遊川和彦氏だから、"今回の世界観"が全て
ちょっと訳ありのマンションを舞台に、主人公が住人たちの悩みを解決し、やがて住人たちのコミュニティーが… と言う、社会派コメディなのか、ホームコメディなのか、まず、見終えても、そこがハッキリしなかった。
まあ、遊川和彦氏の脚本のドラマと言う点で、第1話から全容が見えるなんてことはまずないし、演出まで遊川氏が担当しているから、基本的に “この世界観” が全てであることだけは間違いないようだ。
最近の遊川氏のドラマの中では、意外と"普通"な部類かも?
ただ、いつもの遊川氏のドラマのように、風変わりな設定を活かした不思議な作品ではなく、どちらかと言うと “訳ありマンションの日常” を描きつつ、その日常に、住人の問題に首を突っ込みがちな主人公が影響を与えて行くと言う感じらしい。
その意味では、過去の、それも、最近の遊川氏の連ドラの中では、クセも強いし、好みの問題はあるだろうが、取っ付きやすい部類の作品であることは認める。大量のモノローグによって、他のドラマとの差別化にも成功しているし。
また、ある種の “ワン・シチュエーション・ドラマ” に近いから、主人公が住人問題へ関わるのも不自然でないし。と言うわけで、本当に、あとは、好みの問題だ。
個人的な好き嫌いの時点で、主人公の人柄に共感できない
で、私の好みかどうか? 「NO!」である。基本的に、恋愛ドラマよりもホームドラマの方が好きだ。しかし、ドラマの設定だろうが、これが “虚構” だろうが、個人的な好き嫌いの時点で、主人公の人柄に共感できない。
私がそう感じるのは、以前にマンションの管理組合の副理事長を10年程やっていたことがあって、変わった住人問題で散々悩まされて、分譲マンションを貸して、今の自分は賃貸戸建てに住んでいる位のトラウマと言うには大袈裟だが、経験が蘇って来て、正直、いい気分で最後まで見ることが出来なかった。
嫌な経験を思い出しながら楽しむドラマなんて、今の私には必要ないから、第1話で離脱しようと思う。
あとがき
離脱宣言したので、別に「あとがき」で書く必要もありませんが。個人的には、ソニンさんが出演しているので、彼女にだけ期待していたので、そこだけは残念。次回の機会に期待します。
しかし、ドラマとしては、最近、こう言う、多くの人が好きになれない主人公を中心にした社会派ホームドラマは新鮮味があって悪くないと思います。ただ、出演者目当てだとハードルが高いのは確かですし、劇伴が極端に少ないので、若年層の視聴者には、取っ付き難いかも?
コメント欄は解放しておきますが、視聴離脱したので、私の感想への異論反論にはお答えしないと思います。また、作品を擁護するのを目的のコメントは、返事が難しいので控え下さい。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16478/
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