連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」〔全120回〕 (第49回・2022/1/11) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
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第49回/第11週『1962-1963』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
るい(深津絵里)はためていたお金で“On the Sunny Side of the Street”のレコードを買うことに決めました。ところが早速聞いてみようと電気屋でプレーヤーをみたところ、値段が高くて手がでません。そんな様子をみかけた錠一郎(オダギリジョー)は、るいをジャズ喫茶に連れていくのでした。幼いころに母・安子(上白石萌音)と一緒に聞いたルイ・アームストロングの歌声にるいは…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作・原案・脚本:藤本有紀(過去作/ちりとてちん)
演出:安達もじり(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく、おちょやん) 第1,2,4,7.8,9週
橋爪紳一朗(過去作/てっぱん、花子とアン、半分、青い。、エール) 第3,5,7週
深川貴志(過去作/花燃ゆ、とと姉ちゃん、半分、青い。、麒麟がくる)
松岡一史(過去作/まんぷく、心の傷を癒すということ) 第10週
二見大輔(過去作/半分、青い。、なつぞら、伝説のお母さん) 第6週
音楽:金子隆博(過去作/Q10、三毛猫ホームズの推理 、あいの結婚相談所)
演奏:BIG HORNS BEE(過去作/米米CLUBのホーンセッション)
主題歌:『アルデバラン』(作詞・作曲:森山直太朗、編曲:斎藤ネコ、歌:AI)
語り:城田優
制作統括:堀之内礼二郎(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく)
櫻井賢(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
※敬称略
アバンと『♪恋せよ乙女』とラストだけしか中身が無い…
決して〔簡単感想〕で済ませるつもりで見始めた訳でないし、感想を書くつもりでもないのだが。
今日の15分間って、アバンタイトルと、1961年にリバイバルヒットした佐川ミツオさんが歌った『♪恋せよ乙女』の歌詞になぞらえて、るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)の関係が深まりつつも、るいは額の傷が気になると言うラストだけしか、内容らしき内容が無かったのが残念。
時間が無くて、端折って描いているのに、内容が無いのは困ったとしか言いようがない…
ラジオ、英語、ラジオ英語講座、和菓子も、盛り込むべき!
また、相変わらず「On the Sunny Side of the Street(邦題:ひなたの道を)」を強調しているが、そのこと自体は否定しない。母と子、そして父を繋げる重要な要素だから。だったら、ラジオ、英語、ラジオ英語講座も、同時に、もう少し盛り込むべきでは?
それこそ、わざわざ、「竹村クリーニング店」の平助 (村田雄浩)がラジオのチューニングを合わせる描写を盛り込んだなら、「これからのクリーニング店も英語位勉強せんと…」と聞いても良かったと思う。もちろん、和菓子も。
どうも、「安子編」の回想シーンを盛り込む割には、描いていることは、“るいの額の傷” 以外は「安子編」と繋がりのないことばかりなのが、気になってしょうがない。
既に、「ひなた編」のプロローグへ走り出している感じに見えてしまった
気になると言えば、妙に映画、特に時代劇を不自然に強調し始めたこと。次の「ひなた編」が時代劇と関連があるから、フラグを立てているのは承知しているが。フラグとして時代劇を盛り込むなら、るいがいる時に盛り込むべき。
今回だって、錠一郎の方から、るいに近づいている感じに描写されているのだから、錠一郎がるいを時代劇映画に誘えば、あざといが、不自然さは払拭出来たのに。何だか、既に、「ひなた編」のプロローグへ走り出している感じに見えてしまった。「るい編」では、まだまだ描くことがあるはずなのに…
あとがき(その1)
脚本家の遊び心で入れたと思う、序盤でのるいの少年たちとのキャッチボール。流石に、るいがボールを投げ返すのもやり過ぎだと思いますが。劇中の時代に、あの金属フェンスってあったのかな?
あとがき(その2)
それと、3分頃にクリーニング店の前を通り過ぎる妊婦と女の子の時、るいの服装は夏服(半袖)。その2分後の5分頃には、その妊婦が乳母車を押して、女の子が赤ちゃんをあやしていて、クリーニング店には「こいのぼり」が。
更にラジオからは、新幹線が時速256キロを達成と言っていました。史実通りなら、新幹線が256キロの最高速度を達成したのは、1963年3月30日。確かに、平助 と和子 (濱田マリ)の服装も長袖になっています。と言うことは、今日で、劇中は「1963年」になったと言うこと? 流石に分かりづらいと思うのですが…
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16444/
【これまでの感想】
第1週『1925-1939』
1 2 3 4 5 土
第2週『1939~1941』
6 7 8 9 10 土
第3週『1942-1943』
11 12 13 14 15 土
第4週『1943~1945』
16 17 18 19 20 土
第5週『1946~1948』
21 22 23 24 25 土
第6週『1948』
26 27 28 29 30 土
第7週『1948-1651』
31 32 33 34 35 土
第8週『1951-1962』
36 37 38 39 40 土
第9週『1962』
41 42
妄想第1回『るいのための貯金』
妄想第2回『算太が町にやって来た』
第10週『1962』
43 44 45 46 47 土
第11週『1962-1963』
48
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