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ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○ (第1話/初回15分拡大・2022/1/6) 感想

ゴシップ

フジテレビ系・木曜劇場『ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○』
公式リンク:WebsiteTwitter、Instagram
第1話/初回15分拡大『始まりはフェイクニュース!? 匿名の悪意と瀬古凛々子という女』の感想。



大手出版社で入社9年目の凛々子(黒木華)は、執行役員の仁和(安藤政信)によって経理部から閉鎖の危機にあるニュースサイト編集部に異動となる。そこでは、編集長の山田(生瀬勝久)、根津(溝端淳平)、下馬(野村周平)、椛谷(野間口徹)、真琴(石井杏奈)が、他誌がスクープしたゴシップや芸能ニュースの後追い記事の他、テレビやインターネットの話題をねたにするいわゆる「こたつ記事」を発信していた。すると凛々子は、編集部員を集めて自分の使命を宣言する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:関えり香(過去作/後妻業、結婚相手は抽選で、ストロベリーナイト・サーガ) 1
   橋本夏(過去作/守護霊の田中さん[ラジオドラマ]、テレビドラマ初脚本)
   青塚美穂(過去作/ラブコメの掟~こじらせ女子と年下男子、じゃない方の彼女)
演出:石川淳一(過去作/リーガル・ハイ、海月姫、絶対零度4、レンアイ漫画家) 1
   木村真人(過去作/絶対零度4、知ってるワイフ、推しの王子様)
   木下高男(過去作/警視庁いきもの係、、M 愛すべき人がいて彼女はキレイった)
   淵上正人(過去作/HOPE~期待ゼロの新入社員~、妄想彼女、レンアイ漫画家)
音楽:得田真裕(過去作/監察医 朝顔シリーズ、家売るオンナシリーズ、アンナチュラル、インハンド、恋です!ヤンキー君と白杖ガール)
主題歌:キタニタツヤ

こんなドラマのようだ…

ネットニュースサイトの編集部を舞台に、そこで働く者たちの仕事、生き方、恋愛を通して、新時代の“人と人とのつながり”を描く完全オリジナルのエンターテインメントドラマだそうだ。そして、洞察力は優れているが、空気が読めず共感性もない元経理部員の主人公がネットニュースの世界へやって来て… そんなドラマのようだ。

全体の印象は「お仕事ドラマ」で、主人公の「サクセス・ストーリー」も加わっている感じも漂っている。まあ、何を盛り込もうが、描こうが、面白ければ継続視聴するだけってことだ。

本格的にストーリーが動き出すまでが、やや遅すぎたような

それにしても、本格的にストーリーが動き出すまでが、やや遅すぎたような。

確かに、第1話だから、初期設定の説明も必要なのは我慢の範囲に収まってはいたが。とは言え、初期設定の説明以外の無駄なやり取り、特に編集部内のやり取りが多過ぎて、むやみに増やした感じが半端ないし。結果的に、描いている情報が多過ぎる割に、内容が追い付いていない印象が強かった。

とにかく、今回は、第1話で「初回15分拡大」しているから我慢できたが、通常放送時間枠になったらどうなるのか、そこからが本当の勝負だと思う。

脚本の"粗"を必死に演出と俳優陣でカバーしているって感じ

さて、ドラマとしては、言いたくないが、目新しくはない。むしろ、ベタな部類。でも、脚本の “粗” を必死に、演出と俳優陣でカバーしているって感じに見えた。そのおかげで、全体の作り込みについては、丁寧さが勝っていた。それが唯一の救いだろう。

まあ、今さら「ネットニュース」、「ページビュー」、「ゴシップ記事」と言う内容はベタなのは前述の通りだが、ドラマとしては、それなりに良く出来ていたと思う。

最も気になったのは"ネットニュース"出る必然性が殆ど無いこと

ただ、第1話を見て気になったのが、“ネットニュース” である必要が、ほとんど感じないこと。実際に劇中の演出でも、デジタルな雰囲気は相当薄くて、むしろ、昭和の刑事ドラマのような “足でネタを稼ぐ” ようなアナログ感の方が印象強いのは、どうかと思う。

但し、『木曜劇場』枠としては、アナログでけん引するのは正しい選択

但し、全面否定をするつもりはない。デジタル感を前面に出すと、それこそ過去の類似作品と同じようになってしまうから。

従って、『木曜劇場』枠としては、アナログでけん引するのは正しい選択。でも、流石に、ここまで、アナログだと “ネットニュース” との関係が、余計にアンバランスに。これ、意地悪な見方をすれば、凛々子(黒木華)が “特殊能力” を使っているように見えてしまった。

あとがき

これ、もっと、“縦軸” があるなら強調して、編集部員たちの役割分担を明確にした上で、更に、主人公の個性を際立たせれば、凛々子が “特殊能力” を使っているように見えるのは回避できると思います。

今回は、主人公を目立ちさせ過ぎたのが原因に感じたので。とにかく、初回で離脱するほどではないし、「先が見たくなる連ドラ」でないと言うのが、第1話の正直な感想。このまま改善なく、お粗末な第2話になるのか? それとも、主人公が “特殊能力” を使ってゴシップ記事を取ってきたように見せないのかで、評価は変わりそう。

とにかく、次回まで、様子見します。あとは、脚本家の腕の見せ所だと思います。

 

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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