【妄想】連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」〔全120回〕 (妄想第1回・2021/121/29) 感想

NHK総合・【妄想】連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
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妄想第1回『るいのための貯金』/第10週『1962』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
10年前、娘るい(古川凛)との誤解が解けぬまま、母娘の関係は次第に悪化した。結局、るいは、母・安子(上白石萌音)と一緒に雉真家の養女として暮らす決心をした。一方の安子はロバート(村雨辰剛)と結婚した。そらから、10年が経過し、時は1962年(昭和37年)で安子は37歳となり、アメリカの農場でロバートと働いていた…
---上記のあらすじは[管理人・みっきーの妄想]より引用---
原作・原案・脚本:藤本有紀(過去作/ちりとてちん)
演出:安達もじり(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく、おちょやん) 第1,2,4,7.8,9週
橋爪紳一朗(過去作/てっぱん、花子とアン、半分、青い。、エール) 第3,5,7週
深川貴志(過去作/花燃ゆ、とと姉ちゃん、半分、青い。、麒麟がくる)
松岡一史(過去作/まんぷく、心の傷を癒すということ)
二見大輔(過去作/半分、青い。、なつぞら、伝説のお母さん) 第6週
音楽:金子隆博(過去作/Q10、三毛猫ホームズの推理 、あいの結婚相談所)
演奏:BIG HORNS BEE(過去作/米米CLUBのホーンセッション)
主題歌:『アルデバラン』(作詞・作曲:森山直太朗、編曲:斎藤ネコ、歌:AI)
語り:城田優
制作統括:堀之内礼二郎(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく)
櫻井賢(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
※敬称略
「妄想編」で「47歳の安子」が描かれた
何と言っても、「安子編」から「るい編」に移行する “理由” のモヤモヤ感は払拭されなかったが…
アメリカの広大な農地で汗を流して働く安子とロバート一家の映像に被さった、冒頭のナレーションで、るいが、ロバートに母親をアメリカに奪われると勘違いし、母親を恨んで捨てて、雉真家の養女として暮らす決心をしたのが分かっただけも、この「妄想編」が1回限りであっても、妄想で放送されたのは良いこと。
やはり、次に進めるためには、その前段で、しっかりとけじめをつけておく必要こそが、連ドラのあるべき姿だから。
10年後、アメリカで「TACHIBANA'S OHAGI」が流行していた
また、今回の妄想回で良かったのが、安子が37歳と言う年齢で、ロバートの間に子供がいないことが分かったこと。そして、ロバート家の主力の農作物はトウモロコシであったが、広大な農地の隅で、安子の手によって「米国製の小豆」が栽培されていることが分かったこと。
それも、当時では珍しいオーガニック栽培で、その小豆を使って、フリーウェイのドライブカフェで「TACHIBANA'S OHAGI」として、地元ではちょっとした人気日本菓子として人気が出てき始めたのも分かった。そして、例の橘家の食品たちの回想シーンと重なる、「Be delicious. Be delicious.(おいしゅうなれ、おいしゅうなれ」の安子の台詞が心を打った。
心を打った「Piggy bank for RUI(るいのための貯金箱)」
心打ったと言えば、ロバート家のリビングルームのアップライトピアノの上に置いてあった、「Piggy bank for RUI(るいのための貯金箱)」と書かれた木の箱。結果的に、るいに捨てられてことになった安子、そしてロバートたちは、るいの額の傷の治療費をコツコツと溜めていると言うこと。
恐らく、安子夫婦の養女と思われる金髪の女の子が、木製の貯金箱にポケットから小銭を放り込んでいたのが印象的だった。
母と娘の絆は切れていないと思わせるラストも良かった
そして、終盤は、夕日がきれいな農場を見ながら座る47歳の安子と、ロバート夫婦。もう、日本に帰ってくるつもりはないのか分からないが。
一日の農作業の締めくくりに、「たちばなのおはぎ」をおやつ代わりに、日本茶を飲んで、遠い日本、そして、ラジオ講座で覚えた流暢な英語、そして、湯飲みの湯面に浮かぶ稔(松村北斗)の笑顔に、アメリカン・ドリームの一片を見たし、BGMの「On the Sunny Side of the Street(ひなたの道を)」も、母と娘の絆は切れていないと思わせて良かった…
あとがき
えっ? あなたの家では今朝「総集編(前編)」が放送されていたんですか? 私の脳内では、この「妄想編」が放送されていたんですが(笑) それは、当然です、私の妄想ですから。
でも、こう言うのが1回でも、スピンオフで入ったら、今の『『カムカムエヴリバディ Season2』も、しっかりと “連ドラらしさ” が出て来て、自然に、るいの成長を楽しめると思うのですが…
※この投稿は、あくまでも、私の「お遊び」です。真に受けませんように…
明るくなぁれ、楽しくなぁれ…(Be cheerful, be joyful...)
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16409/
【これまでの感想】
第1週『1925-1939』
1 2 3 4 5 土
第2週『1939~1941』
6 7 8 9 10 土
第3週『1942-1943』
11 12 13 14 15 土
第4週『1943~1945』
16 17 18 19 20 土
第5週『1946~1948』
21 22 23 24 25 土
第6週『1948』
26 27 28 29 30 土
第7週『1948-1651』
31 32 33 34 35 土
第8週『1951-1962』
36 37 38 39 40 土
第9週『1962』
41 42
第10週『1962』
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