連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」〔全120回〕 (第42回・2021/12/28) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』
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第42回/第9週『1962』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
るい(深津絵里)は、時々クリーニング店にやってくる片桐という男に恋心を抱いていました。ある日、弁護士の卵だという片桐から映画に誘われたるい。生まれて初めてのデートに心が沸き立ちます。一緒に暮らす和子(濱田マリ)と平助(村田雄浩)に温かく送り出され、片桐とのデートを楽しむるいでしたが…。その後るいは、店を訪れていたちょっと変わったお客さん(オダギリジョー)の正体を知ることになります。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作・原案・脚本:藤本有紀(過去作/ちりとてちん)
演出:安達もじり(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく、おちょやん) 第1,2,4,7.8,9週
橋爪紳一朗(過去作/てっぱん、花子とアン、半分、青い。、エール) 第3,5,7週
深川貴志(過去作/花燃ゆ、とと姉ちゃん、半分、青い。、麒麟がくる)
松岡一史(過去作/まんぷく、心の傷を癒すということ)
二見大輔(過去作/半分、青い。、なつぞら、伝説のお母さん) 第6週
音楽:金子隆博(過去作/Q10、三毛猫ホームズの推理 、あいの結婚相談所)
演奏:BIG HORNS BEE(過去作/米米CLUBのホーンセッション)
主題歌:『アルデバラン』(作詞・作曲:森山直太朗、編曲:斎藤ネコ、歌:AI)
語り:城田優
制作統括:堀之内礼二郎(過去作/花燃ゆ、べっぴんさん、まんぷく)
櫻井賢(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
※敬称略
雑感(その1)
未だに、「何を私は魅せられているのだろう?4」と言う最大の疑問は払拭できなかった、今年最後の『カムカムエヴリバディ』。と書いたが、既に、深津絵里さんが “るい” を演じるようになってから『カムカムエヴリバディ Season2(以下、「2」』と略)呼んでいる本作。
そこで、先週の半ばから始まった『2』であるからして、『2』の「第1週」として、敢えて、後半の数日分を “前半” 、前回と今回を “後半” すれば、『1』との繋がりを無視し、視聴者置いてけぼりの愚作だと思っていた。
雑感(その2)
しかし、“後半” については、やっと「るいの額の傷」が出て来て、何とか、『1』と『2』の “繋がり” だけは担保したって感じ。その意味で、「新たなヒロインが主人公の女一代記」が始まる可能性 “は” 感じることが出来た。
ただ、何せ『1』の結末から『2』へ移行する際の “もやもや” が、まだ完全に払拭されていないから、まだ何の安心も信用も出来ない。これが、今の正直な感想だ。
雑感(その2)
終わったことに何を言っても意味はないが。これ、『1』を「ただの戦時中の恋バナと、母娘のホームドラマ」にして、最後はお涙頂戴パターンで、母と娘が別れるだけで良かっただけでは? そうすれば、好意的に『1』は『2』のための “助走” であり、“長編プロローグ” として、私は評価したと思う。
今となっては、夢物語の修正を願い出ているのと同じで、不可能なことだが。無駄と知ったから、更に書いて終える。これ、上手く、母と娘を “理由をはっきりさせ” 別れさせて、傷ついた娘るいが入学式の朝に行方不明になって、次のカットで明るい笑顔で、クリーニング店の看板娘として人気者として働いていれば良かったのだ。あとは、なんとでも理由は後出しできるから。
あとがき
2回しかない第9週『1962』には、「土曜日版」がなく、1月3日(月)から第10週『1962』が始まる、放送編成なんです。だから、今回の最後に予告編を。
と言うことは、先週の “後半” と今週の2回で一区切りして、来年最初の5回の「合計 約10回=サブタイトル『1962』ってこと。その意味では、来年から始まる3週間にまたがる『1962』が、「るいの女一代記」として楽しめるかどうかですね。
なんか、この約2か月、時間が無くて、拙速な展開だった割に、時間配分がすごく下手な感じで年内終了して期待外れでした…
明るくなぁれ、楽しくなぁれ…(Be cheerful, be joyful...)
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16405/
【これまでの感想】
第1週『1925-1939』
1 2 3 4 5 土
第2週『1939~1941』
6 7 8 9 10 土
第3週『1942-1943』
11 12 13 14 15 土
第4週『1943~1945』
16 17 18 19 20 土
第5週『1946~1948』
21 22 23 24 25 土
第6週『1948』
26 27 28 29 30 土
第7週『1948-1651』
31 32 33 34 35 土
第8週『1951-1962』
36 37 38 39 40 土
第9週『1962』
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