相棒 season20 (第10話・2021/12/22) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season20』
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第10話『紅茶のおいしい喫茶店』の感想。
右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、捜査2課と共に詐欺グループを捜査する角田(山西惇)に頼まれて張り込みの応援に駆り出される。その詐欺の手口は、マッチングアプリで知り合った男性を、仮想通貨に投資させてお金をだまし取るというもの。組織には50人ほどメンバーがいるようだが、誰もリーダーの顔を知らないという。右京と亘は、お金の隠し場所の一つとして疑われる輸入家具の倉庫を張り込むために、近くの喫茶店で店員として働きながら監視をする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●脚本:根本ノンジ/演出:蔵方政俊(敬称略)
あざとく奇を衒うエピソードが多かった『20』の前半最後に相応しい内容だった…
今回の感想と共に、『相棒 season20』の前半戦の最後の放送回のため、感想も、その2つがまじりあってしまうことをお許し頂きたい。
今期は、『20』と言う区切りや、反町隆史さん演じる「冠城亘」が今期で終了など、数々の今作の話題を抱えているため、序盤から、各放送回に「過去の登場人物」を再登場させたり、今どきの要素を強引に盛り込んだり、明らかに、あざとく狙った放送回が多かったのが現実。
だからこそ、今回のような報道で、『相棒』らしさのある、キッチリとした構成の “普通” なエピソードが、単純に引き立つような気がした。
あとがき
今回のような右京(水谷豊)の趣味 “紅茶” を活かして、巧みに真犯人を追い詰めていく、かなり凝っており秀逸なエピソードは、いいですね。オーソドックスで安定感があって、あざとくなくて、気も衒わない。
まあ、この類ばかりでは飽きてしまうかもしれませんが、『20』の後半戦には、今回のようなエピソードを1か月に2,3回は放送してくるのを期待します。
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【これまでの感想】
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