2009
Jun
01
0
「情熱大陸/俳優・市原隼人」を観ました。
「情熱大陸/俳優・市原隼人」」を観ました。
【刹那的な男】
いつから“明日やろう”ってグセがついたのだろう。きっと自分を大人って分類の中に入れた時かもしれない。映画『リリイ・シュシュのすべて』の岩井俊二監督が「刹那的」と言っていた。確かに、その瞬間にも壊れて無くなってしまうガラス細工のような少年が、尖ったナイフのような22歳の市原さんの中に見えた。
【手抜きのない男】
『10代はがむしゃら。20代はがむしゃら。30代以降もがむしゃら』と言っていた市原さん。そう言えば『がむしゃら』って言葉を久しぶりに聞いたような気がする。世の中、特に若者がどんどん保守的になっているからだろうか。“理性より本能、理屈より情熱”のナレーションは今の彼を言い当てているかもしれない。
【一生役者な男】
ファンと握手をしている時の市原さんの目がキラキラ輝いていた。市原さんはちょっと粋がっていたり、悪ぶっているイメージが強いが、彼が俳優を続けるエネルギーは内面から湧き出るものだけでなく、ファンなどから吹き込まれるものも大きいと感じた。きっと多くの人の心に残る役者になるのだろう。
昭和の頃の22歳って、皆こんな風に尖がっていたような気がします。しかし、最近は『NHK「ゆうどきネットワーク」でも“草食系男子”とはね!』で触れたように草食系男子が急増しているそう。市原さんのような男子が多くの女性の支持を得ているってことは、まだまだ日本も捨てたもんじゃないと思いました。
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