よるドラ「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」〔全7回〕 (第7話/最終回・2021/12/20) 感想

NHK総合・よるドラ『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし。』
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第7話/最終回『ふふふ、人生って、不思議よねぇ』の感想。
なお、原作となったエッセイ&短編小説、阿佐ヶ谷姉妹 著『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』は、未読。
引っ越し先を決めるため、物件巡りをするエリコ(木村多江)とミホ(安藤玉恵)。二人は阿佐ヶ谷のご近所さんたちの力も借りて、ついに、理想的な条件の物件を見つける。ところが、なぜかしっくりこない。阿佐ヶ谷の町を歩いてまわると、二人は今いる阿佐ヶ谷こそ自分たちの居場所だと感じる。とはいえ6畳間のふたり暮らし生活はやはり手狭で…。そんなとき、悩んでいた二人に奇跡が起きる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:阿佐ヶ谷姉妹 著『阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし』
脚本:ふじきみつ彦(過去作/バイプレーヤーズ1,2、きょうの猫村さん)
演出:津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん) 第1,4,最終話
堀内裕介(過去作/ひよっこ、西郷(せご)どん) 第2話
新田真三 (過去作/あさが来た、べっぴんさん、トクサツガガガ) 第1,3,6話
佐藤譲(過去作/てるてる家族、マチ工場のオンナ、スカーレット) 第5話
音楽:高城晶平(cero)、王舟
語り:きたろう
挿入歌:「Heighborhood Story」阿佐ヶ谷姉妹
本作の感想を、いつも通りに書き通せるとは思わなかった!
決して、見下しているわけではないことだけは、最初に断っておくが。このドラマの感想を、通常の感想のスタイルで、まさか〔全7回〕も書き通せるとは思わなかった。
二人で暮らしていたアパートを、ふと見に来て、ウルっと
しかし、新たな出発のために、新居を探すも、初めて二人で暮らしたアパートを、ふと見に来て、住んでいた当時の思い出に浸るなんて、ウルっと来てしまった。
私も、東京の実家に帰ると、32年前に結婚して、初めて暮らした二階建ての小さなマンションを見たくなって、夫婦でちょっとだけ遠回りして、近所の商店街をぶらついたり、20年以上もあっていない元ご近所さんと挨拶なしたり、“プチ・タイムスリップ” を楽しんだのを思い出した。
「よるドラ版の阿佐ヶ谷姉妹」の楽しい日々に癒された…
そんな、ごく普通の日常を描いた本作。原作未読ゆえに、最終回がどうなるのかと思っていたが、まあ行ってみれば「新章の始まり」と言う感じだろうか。
本物の「阿佐ヶ谷姉妹」とは違う、木村多江さんと安藤玉恵さんが創り出した「よるドラ版の阿佐ヶ谷姉妹」と、ご近所さんたちのやり取りが、一味も二味もドラマを盛り上げて、楽しい作品になった。
これぞ、「よるドラ」って感じ。老若男女問わず楽しめる、日常を描いたドラマ。何の仕掛けもフラグもサプライズもない、ごく普通? いや、普通じゃない? な生活を描いたドラマ、大変楽しかった。
あとがき
いやあ。面白かったです。正に「ふふふ、人生って、不思議よねぇ」でしたね。是非とも、続編を期待したいです。ドラマ同様に、私の感想にまで応援して下さって、ありがとうございました。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16379/
【これまでの感想】
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