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日本沈没―希望のひと― (第9話/最終回2時間3分SP・2021/12/12) 感想

日本沈没―希望のひと―

TBSテレビ系・日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』
公式リンク:WebsiteTwitterInstagram
第9話/最終回2時間3分SP『さよなら日本』、ラテ欄『さよなら、日本… 絶体絶命の危機発生! 移民受け入れの全停止迫るタイムリミット! それでも絶対に未来を諦めない! 命をかけて最後の一人まで救え』の感想。
なお、原作となった小説・小松左京『日本沈没』は既読。また、過去のドラマや映画も鑑賞済み。※本作は、今春に全編撮影終了しているため、要望などは書きません。



東山(仲村トオル)と世良(國村隼)が環境活動家による爆破テロに巻き込まれた。総理代行となった里城(石橋蓮司)は自動車会社会長の生島(風間杜夫)に「移民担当特命大臣」への就任を要請。それを受けた生島は常盤(松山ケンイチ)と共に会見へ赴き、日本人の国外移民政策の概要を発表する。天海(小栗旬)が人々を前向きにする方法を考える中、東山が目を覚ましたと連絡が入り…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:小説・小松左京『日本沈没』
脚本:橋本裕志(過去作/LEADERS リーダーズ、死神くん、リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~)
演出:平野俊一(過去作/S最後の警官、インハンド、TOKYO MER) 第1,2,5,8,最終
   土井裕泰(過去作/重版出来!、カルテット、凪のお暇、逃げ恥) 第3,4,6,最終
   宮崎陽平(過去作/下町ロケット、陸王、ブラックペアン、集団左遷!!、半沢直樹2020) 第7
音楽:菅野祐悟(過去作/半分、青い。、シャーロックUS,テセウスの船、危険なビーナス、青のSP、恋はDeepに)



まえがき

まず、最初に断っておきます。「原作と実写ドラマ版とは基本的に比較しない立場」の私ではありますが、こと原作が、私が尊敬する日本SF小説の金字塔であり、名作映画もある『日本沈没』となると話は別。従って、今作の感想は、かなり辛らつになることを断っておきます。

そして、出来るだけ、終わったドラマだから、短くまとめて書くようにしますので、同じ「ドラマ好き」として、最後まで読んで頂ければ幸いです。

やはり、前回を「最終回」とした方が正解だったと思う…

と言うことで、情報源のメモを失ったので書くことはできないが。どうやら、本来、今作は「全10話」で、大人の事情か何かで、「第9話+第10話+拡大分」になったようだ。短めの感想にするとお約束したから、簡潔に感想をまとめると、正直、2時間3分を見終えるのが辛かった… の一言に尽きる。

なぜなら、まず、今回の後半だけ見れば、ほぼ “日本沈没” が関係ない! こと。

また、前回のラストでの正義感の強い週刊誌の女性記者で元政治部担当の椎名(杏)が天海(小栗旬)に本音を吐露する所から始まるシーンと、今回の終盤30分を直結して、正味1時間でも “余った” のでは? と、思ったから。やはり、前回の感想に書いた通り、前回を「最終回」とした方が正解だったと思う。

最終回は、私にとっては完全な "蛇足" だった!

そして、短文にすべく感想でも、どうしても書きたいのは、この最終回が、前回を「最終回」とした方が正解だったと思う私にとっては、完全な “蛇足” だったと言うこと。細かい蛇足部分の表記はさせるが、テロなんて不必要だし。

とにかく、私にとってはメインの主軸に対して “不必要な部分” ばかりが描かれて、前半が終わる前に “蛇足” の食べ過ぎで満腹になってしまった。

本来は、2時間3分版にも長尺になったのなら、1時間枠では許せる描写にも、2時間枠用の演出的なスタッフの工夫やテクニックが必要だった。それをしたようには見えなかったのも残念なところだ。やはり “蛇足” は “蛇足” 以上以下にもならないってことだ。

第5話までの「ヒューマンドラマ」と「ホームドラマ」の"二本立て"の頃が懐かしい…

まず、本作はドラマの初期設定が間違っていた。第5話くらいまでの主人公を中心とした「ヒューマンドラマ」と、主人公の家族を中心とした「ホームドラマ」の “二本立て” の頃だ。この二つを徹底的に描けば、何か “伝わるもの” が生まれた可能性は大きい。

しかし、実際には、フラフラし続けた。更に、女性記者が絡み始めてからは「ホームドラマ」も崩壊し始め、もやは “不倫” にも見えてしまい、そのおかげで主人公の発言へ信頼性が欠落したのも “蛇足” になった要因だと思う。

ドラマとしては「第1,2章」と分かれても、主人公の心情は、最初から最後まで"一つ"に貫くべきだった!

しかし、第2章(第6話から)が致命的だった。確かに劇中で主人公が “現場” から離脱したのは確かだが、それは “立場や身分” であり、主人公の “考えや思い入れ” は、常に “現場” と一緒であると、丁寧に描くべきだったのに、そこを話数削減が理由か分からないが、たいへん雑な描写で過ごした。

やはり、ドラマとしては「第1,2章」と分かれても、主人公の心情は、最初から最後まで “一つ” に貫くべきだった。要は、主人公に、あれこれやらせ過ぎたってこと。例えば、見舞いのシーンとか。折角、いい俳優を主演に起用したのに…

俳優陣の年齢の幅の広さを更に有効活用すべきだった!

俳優の話が出たついでに書く。私としては、俳優陣は若手からベテランまで、かなりいいバランスで揃えたと思う。その点では、流石『日曜劇場』だ。だから、その年齢の幅の広さを更に有効活用したら、「新鮮味のあるドラマ」 にも、私がいつも言う「先が見たくなるドラマ」にもなった可能性はあったと思う。間違いなく。

でも、この最終回を見終えて感じたのが、「新鮮味のあるドラマ」 や、「先が見たくなるドラマ」が “秀作” になるとは限らないこと。これは、「私のドラマに対する価値観を、ある意味で大きく変えた」と言ってよいと思う。その点では、勉強になったドラマとは言えるが。それが正しいかどうかは分からない…

あとがき(その1)

なぜ、もっと、もっと、無駄を削いで、描くべき部分だけに絞り込んで、(ここからが大事なこと)それらを “普通” に描かなかったのか? と、今でも思います。

今作のような “大規模な内容のドラマ” だからこそ、メインを主人公ら数名に絞り込まずに、最近のドラマ界がお得意の “群像劇” として描いた方が良かったと思います。そうすれば、同時並行にいろいろ描いても不自然でないし、やり方次第では “混乱度” も、もっと表現できたと思うからです。

あとがき(その2)

最終回を見て、最も強く感じたのは、「なぜ、序盤で日本を沈没させなかったのか?」に尽きる。

あとがき(その3)

テロや感染症などを “おまけ要素” に加えたところで、所詮は “本筋” には、僅かな影響しか与えないことは、(現実の)今の日本政府のコロナ感染対策を見ても明らかなこと。

だから、折角、フィクションを創るなら、今の政府に対する不満などを解消するような内容に “改変” したら良かったと思う。そして、最後の最後に。とにかく、引き延ばしが下手過ぎたと思います。そこを上手くやったら、私の評価も “蛇足” よりは、良くなったと思います。


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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