ドクターX~外科医・大門未知子~[7] (第9話・2021/12/9) 感想
![ドクターX~外科医・大門未知子~[7]](https://blog-imgs-146.fc2.com/d/m/e/dmesen/doctor-x7_dra.jpg)
テレビ朝日系・木曜ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~[7]』
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第9話『バベルの塔! 野望か命か…!? 大門未知子、最後の患者』の感想。
念願の感染研究センターの完成が近づき、蜂須賀(野村萬斎)は‘蛭間外し’の策に出た。激高する蛭間(西田敏行)は、不調を訴える妻・華子(藤真利子)の話にも気のせいだと取り合わない。センター完成を焦るかのように突き進む蜂須賀に鍬形(小籔千豊)ら部下が閉口する一方で、華子の病気が発覚。未知子(米倉涼子)でさえ手術が困難と思われる中、蜂須賀の発言に一同は驚く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/ドクター-X 1,2,3,4,6) 第1,2,5,9話
林誠人(過去作/ドクター-X 2,3,4,5,6) 第3,8話
香坂隆史(過去作/ドクター-X 6、緊急取調室3,6) 第4,6話
小峯裕之(過去作/家政夫のミタゾノ1~3、SUITS/シーツ2、アオニマス) 第7話
演出:田村直己(過去作/ドクター-X 1,2,3,4,5,6) 第1,2,5,8話
片山修片山修(過去作/相棒シリーズ、家政夫のミタゾノ4、七人の秘書) 第3,6話
松田秀知(過去作/ドクター-X 1,2,3,4,5,6)
山田勇人(過去作/ドクター-X 3,6) 第4,9話
高橋貴司(過去作/家族の旅路、限界団地、青のSPスクールポリス) 第7話
音楽:沢田完(過去作/ドクター-X 1,2,3,4,5,6)
主題歌:Ado「阿修羅ちゃん」
この『7』で、最も"これまでのシリーズ"に近かった第9話
いよいよ、久し振りに脚本担当に、『ドクターX~外科医・大門未知子~』の生みの親である、中園ミホ氏が返ってきた。
それが要因だと思うが、面白いかは同課は好みの問題として、『7』としては、今回を含めた9話の中で、最も、これまでのシリーズに近い雰囲気を醸し出していたのは間違いない。まあ、次回が最終回だから、通り道を元通りに道路工事したような感じだが。それでも、やっと、最終回直前で…
最初から"明日は我が身"的な蜂須賀を有効活用すべきだった
本当は、今回のような “明日は我が身” 的な蜂須賀(野村萬斎)を最初から “チラ見せ” させて来ただけで良かったと思う。もちろん、最初から盛り込むと “縦軸” として使い始め、必ず盛り込み過ぎと、焦らし過ぎに走って、雰囲気が壊れるのは目に見えているが。
とは言え、そもそも全体の雰囲気を、これまでと一新させてしまった張本人が “蜂須賀” 自身だから、もっと、有効活用した方が、良かったとは思う。やはり、蜂須賀と言う人間性が画面に映ってこそ、人間関係が見えて来て、物語が構築される。それが良く分かった第9話だったのではないだろうか。
あとがき
『7』になって、大人のお財布事情で、レギュラー・キャストの出入りが激しかったり、ファンだけが喜びそうな小ネタの連発、意味不明なギャグの連呼など。あまり褒める要素がなかった『7』。
やはり、強引に主人公を出しゃばらせず、目立たせずに、単純に、「美知子の “失敗しないプライド” をきちんと描いて(今回は、苦悩と葛藤も描いた)、患者側の事情も丁寧に描けば、良かったわけです。この雰囲気を壊すことなく、最終回を迎えて欲しいです。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16337/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
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