アバランチ (第7話・2021/11/29) 感想

関西テレビ制作・フジテレビ系・新 月10ドラマ『アバランチ』
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第7話『戦争』、ラテ欄『戦争・逆転に次ぐ逆転!! 攻防戦の行方は』の感想。
羽生(綾野剛)は、公安時代の上司・戸倉(手塚とおる)と素顔で対面。ドローンカメラを通じて山守(木村佳乃)らがその模様を見守る中、3年前に5人の仲間を死に追いやった偽装テロ事件の真相と、黒幕である大山(渡部篤郎)の真の狙いについて証言するよう迫る。しかし、戸倉はその答えの代わりに、「3年前の事件を終わりにしよう」と羽生に銃口を向ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:丸茂周(過去作/科捜研の女11,12 特捜9 season2) 第1,4話
酒井雅秋(過去作/絶対零度2010,2011、レッドアイズ監視捜査班) 第2,5話
武井彩(過去作/純烈ものがたり) 第1,4話
掛須夏美(過去作/ゼロ エピソードZERO) 第3話
藤井道人(過去作/新宿セブン、向かいのバズる家族) 第5話
青島武(過去作/dele) 第6話
小寺和久(過去作/Not Famous(箱庭のレミング) 第7話
総合演出:藤井道人(過去作/新宿セブン、向かいのバズる家族) 第6,7話
演出:藤井道人(過去作/新宿セブン、向かいのバズる家族) 第3,5話
三宅喜重(過去作/銭の戦争、嘘の戦争、10の秘密、姉ちゃんの恋人) 第2,4,7話
山口健人(過去作/) 第3,6話
音楽:堤裕介(過去作/映画「デイアンドナイト」)
主題歌:UVERworld「AVALANCHE」
前回から始まった「第二部」として、本格的に面白くなった
謎の集団の過激で痛快な活躍を描くドラマとして、アクションの魅せ方も良いし、今回のサブタイトル『戦争』に相応しい戦いとしての面白みもある。更に、今回では結末を意識した展開がさり気なくチラリと見えたりして、前回から始まった「第二部」として、本格的に面白くなっているのは間違いない。
また、予断を許さないようなスリリングな展開とアクション。巧みに作り込まれた台詞でのやり取りも、見応えが増した。
黒幕である大山の真の狙いが、若干だが中途半端に見えてしまっているのが残念…
ただ、気になるのは、今後の展開ではなくて、黒幕である大山(渡部篤郎)の真の狙いが、若干だが中途半端に見えてしまっていること。だって、明瞭ではないが、「日本版CIA』的な組織が存在することを、大山自身が表現しているから、今後、「日本版CIA』的な組織以上の “何か” が他にもあるのか、モヤモヤするのだ。
まあ、まだ「大山 VS アバランチ」の構造が面白いから、楽しめているが。もう少し、先を感じさせていいような…
あとがき
第7話を見て感じたのは、やはり、第5話を「エピソード・ゼロ」として、ストーリーを切り替えたことが成功したようですね。第1話の雰囲気のまま進んでいたら、今回のようなスリルある映像や、綾野剛さんを更に活かしたエピソードを創るのは、難しかったでしょうから。
あと、望むことは、ただ一つ。出演者がお目当ての視聴者以外の人にも「先が見たくなる連ドラ」になって欲しいと言うこと。実は、それが一番難しいですが、「万人受け=ドラマの成功」ではないですしね。次回も見守ります。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16302/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話
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