真犯人フラグ〔2クール放送〕 (第5話・2021/11/14) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『真犯人フラグ』
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第5話『正義中毒と暴走 ご近所さんの秘密とは!?』・ラテ欄『襲いかかる悪意…!! 正義中毒と暴走ご近所さんの秘密』の感想。
家に蹴り込まれたサッカーボールが篤斗(小林優仁)のものだと思った凌介(西島秀俊)は、サッカー教室の山田(柿澤勇人)に話を聞く。篤斗は失踪直前、ボールを持ち帰っていた。話を聞いた瑞穂(芳根京子)は、真犯人の行動が変わってきたことを指摘。そんな中、凌介はドライブレコーダーに写った真帆(宮沢りえ)と思われる赤い傘の女性と篤斗の画像を見直し、違和感を覚える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし ※秋元康オリジナル
脚本:高野水登(過去作/賭ケグルイ・シリーズ、仮面ライダーゼロワン、、映像研には手を出すな!)
演出:佐久間紀佳(過去作/Missデビル、あなたの番です、トップナイフ) 第1,2,3話
中島悟(過去作/デカワンコ、世界一難しい恋、俺の話は長い、#リモラブ) 第4,5話
小室直子(過去作/怪盗 山猫、3年A組、ニッポンノワール-刑事Yの反乱-)
音楽:林ゆうき、橘麻美
主題歌:Novelbright「seeker」
途中から、ほぼ本編と無関係と思われるネタが盛り込まれ、妙な演出も多用され、ただ変な登場人物が増えて行くだけ
当ブログとご縁があるから、今回の演出担当の中島悟氏のことは悪く書きたくないのだが。彼を弁護する必要はないのだが、彼ほどの演出を過去にやって来た演出家が、こんなドラマを演出することになるのには、何らかの理由があるはず。
とにかく、途中から、ほぼ本編と無関係と思われるネタが盛り込まれ、妙な演出も多用され、ただ変な登場人物が増えて行くだけと言う、意味不明な状態になった。もちろん、3月まで引き延ばさなければいけない使命があるから、ダラダラと分かっていても、やるしかないのが、作り手の本音では?
せめて、きちんと必要性のあるネタをしっかり「必要性がある」ように描いてから、おふざけして欲しい
とにかく、『あな番』などの “柳の下の泥鰌” を狙うから、こうなってしまう。それは、本筋に必要なネタと不必要なネタを混在して、まるで交互に描くのだけは止めて欲しい、せめて、やるなら、きちんと必要性のあるネタをしっかり「必要性がある」ように描いてから、おふざけして欲しい。
その精査をやらずに、やたらと話を広げるから、やりようによっては面白くなりそうな部分まで、つまらなく見えちゃう。早く、修正した方が良いと思う。
ラストの展開意外、約1時間も尺を割いて、描く内容ではない
そして、今回で最も困ったのは、ラストの展開。これ、第1話とは言わないが、もっと序盤で済ませておくべき展開では? と言っても、ラストの展開意外、約1時間も尺を割いて、描く内容ではないが…
あとがき
とにかく、西島秀俊さんと芳根京子さんが出演しているので見続けているだけで、いつになったら面白くなるのかと期待していますが、残念ながら、今回が一番面白くなかったです。出来ないことを承知で書きますが、さっさと犯人を教えて最終回にして欲しいと思ってしまいました。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16232/
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