スナック キズツキ (第6話・2021/11/13) 感想

テレビ東京系・ドラマ24『スナック キズツキ』
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第6話『香保さん』、ラテ欄『青春プレイバック! ディスコで無敵に!?』の感想。
なお、原作の漫画、益田ミリ『スナック キズツキ』は、未読。※ネタバレ厳禁!
タワーマンションの高層階で暮らし、息子は京都大学に合格した主婦の香保(西田尚美)。恵まれた彼女もまた傷ついていた。周囲に会えば息子の話ばかりで、自分の人生は何なのかと未来ある若者をうらやむ日々。トウコ(原田知世)はそんな香保をミラーボールが輝く中での歌とダンスでもてなす。甘酸っぱいりんごジュースと共に、香保は無敵だったあの頃を思い出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画 益田ミリ『スナック キズツキ』
脚本:佐藤久美子(過去作/カウンターのふたり、釣りバカ日誌シリーズ) 第1,2,3,4,5,6話
今西祐子(過去作:居酒屋ふじ、メンズ校)
演出:筧昌也(過去作/仮面ライダーゼロワン,ザ・ハイスクール・ヒーローズ) 第1,2,5,6話
湯浅弘章(過去作、ワカコ酒、探偵が早すぎる、死役所,アノニマス) 第3,4話
オープニングテーマ:清竜人「コンサートホール」
エンディングテーマ:森山直太朗「それは白くて柔らかい」
ナレーション:大和田伸也
意外と、パレレルな人間関係を描いているのかも?
これまで、ず~っと見て来て、気付いてはいたのだが、今回でハッキリした。これ、全部「同一の1日」の出来事なのかも?
今回でメインだったタワーマンションの高層階で暮らし、息子は京都大学に合格した主婦の香保(西田尚美)は、スーパーの総菜で買い物した日ってこと。で、香保に総菜の盛り付けで傷ついた安達よしみ(平岩紙)は第2話で癒された。
で、今日の香保と母のやり取りを聞いていると、第3話の “サトちゃん” と言うサラリーマンの佐藤悟志(塚地武雅)が香保の兄のように聞こえたし。意外と、パレレルな人間関係を描いているのかも?
香保の大きな荷物を、無関心を装っていた息子が持ってあげたのに救われた
さて、今回は、いろんな面で満たされている主婦が、未来ある若者に嫉妬し、「スナック キズツキ」で、4:3のブラウン管時代のカラオケボックスで、ユーロビートを踊って、替え歌を歌って、高校時代の自分と親友と一緒に、無敵だったあの頃を思い出すってお話。
まあ、それなりに生きて来ると、つい背伸びをした物言いをしてしまう時もあるし、「なぜ、自分だけ?」と思うこともある。でも、香保は未来ある、あの頃には戻りたくないと言う。そんな前向きな香保の大きな荷物を、無関心を装っていた息子が持ってあげたのに救われた。
あとがき
登場人物の若い頃の回想が入るのは新鮮でした。甘酸っぱいりんごジュースも美味しそうでした。私の場合は、週に1回は大音調でエレキギターを弾いて、無敵だったあの頃を思い出しては、「あの頃も良かったなぁ」って思い出しますけどね。
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