真犯人フラグ〔2クール放送〕 (第4話・2021/11/7) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『真犯人フラグ』
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第4話『罠だらけの会見!! ご近所さんの危険な秘密』・ラテ欄『疑惑払拭なるか!? 罠だらけの会見と危ない隣人の秘密』の感想。
凌介(西島秀俊)が真帆(宮沢りえ)の保険金の受取人になっていることがインターネット上で拡散され、光莉(原菜乃華)と篤斗(小林優仁)にも生命保険を掛けていたというデマが広がる。勤務先でも全社的に苦情電話が大問題になっていた。支社長に呼び出され、記者会見を開いて身の潔白を説明するよう命じられた凌介は、瑞穂(芳根京子)と質疑応答の練習をして会見に臨むが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし ※秋元康オリジナル
脚本:高野水登(過去作/賭ケグルイ・シリーズ、仮面ライダーゼロワン、、映像研には手を出すな!)
演出:佐久間紀佳(過去作/Missデビル、あなたの番です、トップナイフ) 第1,2,3話
中島悟(過去作/デカワンコ、世界一難しい恋、俺の話は長い、#リモラブ) 第4話
小室直子(過去作/怪盗 山猫、3年A組、ニッポンノワール-刑事Yの反乱-)
音楽:林ゆうき、橘麻美
主題歌:Novelbright「seeker」
今回も、要は"煽っている"だけに過ぎなかったか…
いよいよ、当ブログへ数回もコメントまで直接頂戴した中島悟氏の演出に、第4話から交代となった。とは言え、流石に、やっていることは、今どきは “フラグ” とか言うが、要は “煽っている” だけに過ぎなかった。やはり、 本作は既に、〔2クール放送=6か月〕が決まっているわけだから、せめて、もう少し「先に興味を抱ける連ドラ」にして欲しかった。
"柳の下の二匹目のドジョウを狙う"作戦では、限界か…?
また、今回の演出家が中島悟氏だから擁護するわけでは無いが、今作、いや『あなたの番です』を筆頭に、とにかくフラグを立てまくって、何でも先送りにすると言う “の延長線上に存在すると言う使命があるかぎり、この程度が限界かも知れない。
だって、この調子でないと、〔2クール放送=6か月〕も、作り手が創るのも、視聴者が見続けるのも難しそうだから。
第3話から第4話の方が"新情報"が多かったのは確かだが…
別に解説する必要もないのだが。第4話で言うなら、終盤以外、前回との新しい情報が、ほぼ無かった。いや、ここは正確に書いておこう。第2話から第3話より、第3話から第4話の方が “新情報” が多かったのは確か。また、幾つかの “新情報” が分かり易く表現されていたのには好感が持てる。
大事件でも発生させて「先に興味を抱ける連ドラ」にして!
ただ、日テレがこの「日曜ドラマ」枠で、あからさまに “新情報” に見せる内の幾つかは、結果的にフェイクで終わるから、一気に、大事件でも発生させて、「先に興味を抱ける連ドラ」にしたら良かったのに…
あとがき
今作、「続きは、Huluで」が無さそうなので、制作費が少ないのかも? だから、小出しに煽るしか、やりようがないのかな? もう少し、新しい “何か” が欲しいです。そして、西島秀俊さんと芳根京子さんが出演しているので見続けたい気持ちはありますが、この内容では次回から様子見モードから継続視聴の判断段階に入るつもりです。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16193/
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