スナック キズツキ (第5話・2021/11/5) 感想

テレビ東京系・ドラマ24『スナック キズツキ』
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第5話『富田さん』、ラテ欄『世界一うまいココア 35歳女子救うしりとり人生相談!?』の感想。
なお、原作の漫画、益田ミリ『スナック キズツキ』は、未読。※ネタバレ厳禁!
「スナック キズツキ」に、コンビニ店員の富田(徳永えり)が訪れる。アルバイトの傍ら続ける転職活動は思うようにいかず、ひそかに思いを寄せていた客の瀧井(小関裕太)には気付いてさえもらえない。そんな富田を‘しり取り’でもてなすトウコ(原田知世)。「ありふれたものでいいから、確実な明日がほしい」という気持ちを、おいしいココアと共に解きほぐす。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画 益田ミリ『スナック キズツキ』
脚本:佐藤久美子(過去作/カウンターのふたり、釣りバカ日誌シリーズ) 第1,2,3,4,5話
今西祐子(過去作:居酒屋ふじ、メンズ校)
演出:筧昌也(過去作/仮面ライダーゼロワン,ザ・ハイスクール・ヒーローズ) 第1,2,5話
湯浅弘章(過去作、ワカコ酒、探偵が早すぎる、死役所,アノニマス) 第3,4話
オープニングテーマ:清竜人「コンサートホール」
エンディングテーマ:森山直太朗の「それは白くて柔らかい」
ナレーション:大和田伸也
私は、もう1年半以上、本業は開店休業中…
世間が、新型コロナウィルス感染で騒ぎ始めて、最初に毎日体温測定を始めたのが、2020年3月11日の午前7時。それから、毎朝体温計測して、いつの間にか1年7か月26日が経った。
その頃から、本業の「大きなホテルの大宴会場での仕事のキャンセルが続いて、今も続いている。土日祝日の結婚披露宴や二次会も、どんどん減って、少し増えては減っての繰り返し。そう、私は、もう1年半以上、本業は開店休業中なのだ。
停電が復旧して、何気にトウコが言った「なんも起こんなくて よかった」が心に響いた
まあ、言い換えると、今回の感想で言うなら、「スナック キズツキ」で突然起きた “停電” のようなものだ。そんな状況なのに、トウコ(原田知世)は特段に慌てることなく、電気が点いて、次のように言った。
トウコ「なんも起こんなくて よかった」
トウコは、緊急事態だから慌てて当然なのに、「なんも起こんなくて よかった」と明るく笑った。
そして、アルバイトの傍ら続ける就活は思うように進まず、密かに思いを寄せていた客の瀧井(小関裕太)には気付いてさえ貰えず、「ありふれたものでいいから、確実な明日がほしい」と願うコンビニ店員の富田(徳永えり)いう気持ちを、おいしいココアと共に “しりとり” が解き解して行く。
一人で、しりとり、やってみた
なんだろう。実力以上の大きな期待や夢を抱いても失敗続きなのも、先に結婚出産した姉が離婚して実家に戻ることになるのも、全部が現実。現実って辛いこともあるけど、“なんも起こんない現実” もあるんだなぁと。
「と」… とんでもない現実を味わえるのも、今だからかも…
「も」… もっと前向きに生きてみるか。
「か」… 考えるばかりが人生じゃない。
「い」… いつも通りも、いいもんだ。
この感想を読んで下さっている読者さん、もしかして、私の、ともかい?
あとがき
大人のしりとりが生んだ “癒しと安らぎ” が、私の心に沁みわたりました…
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16183/
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