ドクターX~外科医・大門未知子~[7] (第4話・2021/11/4) 感想
![ドクターX~外科医・大門未知子~[7]](https://blog-imgs-146.fc2.com/d/m/e/dmesen/doctor-x7_dra.jpg)
テレビ朝日系・木曜ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~[7]』
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第4話『手術拒否の歌姫‥‥クビを賭けた大逆転オペ2000万!』の感想。
ミュージカル女優の唯花(凰稀かなめ)が甲状腺がんで極秘入院。蜂須賀(野村萬斎)は内科主導の切らない手術「ケミカルサージェリー」で治療するという。唯花ファンの海老名(遠藤憲一)は外科手術が必要と訴え、蜂須賀と対立。辞職を懸けた争いに発展する中、海老名は舞台出演を控えた唯花から手術を断られ、切り札と思っていた未知子(米倉涼子)からも内科治療でいいと言われてしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:中園ミホ(過去作/ドクター-X 1,2,3,4,6) 第1,2話
林誠人(過去作/ドクター-X 2,3,4,5,6) 第3話
香坂隆史(過去作/ドクター-X 6、緊急取調室3,6) 第4話
演出:田村直己(過去作/ドクター-X 1,2,3,4,5,6) 第1,2話
片山修片山修(過去作/相棒シリーズ、家政夫のミタゾノ4、七人の秘書) 第3話
)
松田秀知(過去作/ドクター-X 1,2,3,4,5,6)
山田勇人(過去作/ドクター-X 3,6) 第4話
音楽:沢田完(過去作/ドクター-X 1,2,3,4,5,6)
主題歌:Ado「阿修羅ちゃん」
前作を超えてまで面白いとは思わないが…
この『7』になってから、ほぼ殆どの医師たちが稚拙と下品と軽率になった上に、未知子(米倉涼子)の出番が毎回似たようなシチュエーションばかりになったために、あの名作とも言われた『ドクターX~外科医・大門未知子~』として、前作を超えてまで面白いとは思わないが…
やっと、病院と言う組織を描き、内科と外科の対立構造が明瞭に描かれた
ただ、『ドクターX』シリーズとして見ると、やっと、ホントにやっと、病院と言う組織を描き、内科と外科の対立構造が明瞭に描かれた。これまでの『ドクターX』だって蛭間(西田敏行)を中心に築いた対立構造で描いて来たのに、『7』になってから、すっかり薄まった。その意味では、ようやく『ドクターX』らしくなった。
要は、最初に対立構造が明瞭に設定された上で、組織に属そうがそうでなかろうが、その隙間を縫って未知子が活躍してこそ、本楽だってこと。それがやっと第4話で見えた。
あとがき
何度も書きますが、ようやく劇中の対峙構造がハッキリと描かれたため、『7』の中では最も『ドクターX』らしい作品に成ったと思います。まあ、相変わらず未知子自身が “これまで” と微妙に違っているため、違和感ゼロとはいきませんが。
みんなでフェイスシールドを被って、“今どき” を描くより、今回くらいには、対峙構造を強調して蛭間(西田敏行)を活かした方が、未知子は別にして、『ドクターX』らしくて良いと思います。
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