SUPER RICH (第3話・2021/10/28) 感想

フジテレビ系・木曜劇場『SUPER RICH』
公式リンク:Website、Twitter、Instagram
第3話『狙え一発逆転!ゼロからの再出発』の感想。
衛(江口のりこ)のそばで雑用をこなす優(赤楚衛二)は、空(町田啓太)からけん制されつつも新しい仕事に奮闘する。衛は新人漫画家発掘のための漫画賞を提案。碇(古田新太)らに任せる一方で、‘寝てるトラ’を起こす作戦として、10年間作品を出していない女性漫画家・北別府(松田美由紀)に新作を依頼することに。元々ファンだという衛と話が弾む北別府だったが、企画書を見て態度が一変する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:溝井英一デービス(過去作/『監察医朝顔』脚本協力、将棋めし)
演出:三橋利行(過去作/『監察医 朝顔2、トレース~科捜研の男~、コンフィデンスマンJP) 第1話
平野眞(過去作/監察医 朝顔シリーズ、ショムニシリーズ、HEROシリーズ) 第2話
相沢秀幸(過去作/アンサング・シンデレラ、トレース~科捜研の男) 第3話
阿部雅和(過去作/監察医 朝顔シリーズ、シ婚活刑事)
音楽:fox capture plan(過去作/ヤメゴク、ケンカツ)
主題歌:優里「ベテルギウス」
第3話なのに、主人公のキャラが立っていないのは問題では?
ストーリーも、テーマみたいなものも、決して悪くないのだが。どうしても気になるのが、主人公がキャラとして、まだまだ立っていないこと。
だから、群像劇のような会話劇に、様々な登場人物を加えてしまうと、一気に主人公が埋没してしまう。いや、埋没と言うより、衛(江口のりこ)が社員全員と同じレベルになっていると言う感じ。それで良いのだろうか?
笑えるか微妙な小ネタが多過ぎて、折角の物語の腰を折っている
問題は、まだある、好みは人それぞれだが。私には、笑うべきなのか、笑わなくて正解なのか、良く分からない小ネタが、相当量盛り込まれていること。
「これが作風」と言われればそれまでだが。混ぜ過ぎて、話の腰を折っているのは、ほぼ間違いない。その上、テンポも悪くなっているし、メリハリも少なくなった。まあ、心機一転と言うことで、みんな同じように足並みを揃えて、再スタートと言う面では、前回までより、ドラマとして成立しているから、マシと言うことか…
あとがき
第1話の「15分拡大分」で、金が持ち逃げされて、実質上は倒産して、社長が文無しになって、今回でやれば、2話分削れたのに。
それに、全体の雰囲気が「江口のりこさん頼み」になり過ぎているのは気になりますが、今はそれで、それなりに楽しめているから良しとするかなぁ。あとは、今後に “恋愛要素” を更に盛り込んで来るかで、様子が変わるかも…
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16148/
- 関連記事