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連続テレビ小説「おかえりモネ」〔全120回〕 (第119回・2021/10/28) 感想 ※次回が最終回のために今回は軽い助走気分で書きます

連続テレビ小説「おかえりモネ」

NHK総合・連続テレビ小説『おかえりモネ』公式サイト
第119回第24週(最終週)『あなたが思う未来へ』の感想。


 本作は、9月3日、宮城県気仙沼市のロケで約11か月間の撮影が終了しました。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の感想も雲のように毎日変わります。ご理解を。


ある日、気仙沼にサヤカ(夏木マリ)がやってきた。百音(清原果耶)は、登米でサヤカと過ごせたことへの感謝の気持ちを改めて伝える。サヤカは、誰が来ても受け入れて、いつでも行っておいでと送り出す人。百音は、未知(蒔田彩珠)にとってのサヤカのような存在になれないかと考えていた。翌日、百音は未知を誘って浜へ行く。そののち、百音は、幼なじみと久しぶりに再会する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:安達奈緒子(過去作/透明なゆりかご、コード・ブルー3、きのう何食べた?)
演出:一木正恵(過去作/どんど晴れ、ゲゲゲの女房、まれ) 第1,2,7,9,12,15,20,最終
   梶原登城(過去作/おひさま、あまちゃん、マッサン) 第3,4,10,11,16,19,23
   桑野智宏(過去作/ウェルかめ、梅ちゃん先生、あまちゃん) 第5,6,8,13,18,22
   押田友太(過去作/まいご。、うつ病九段) 第14
   中村周祐(過去作/ハムラアキラ、「おかえりモネ」プロデューサー) 第17
   原英輔(過去作/オーディオドラマ「エンディング・カット」) 第18
   田中諭(過去作/いいね!光源氏くん) 第21
   舩田遼介(過去作/NHK FMシアター「空振りホームラン」) 第21
音楽:高木正勝(過去作/映画「バケモノの子」、「未来のミライ」、「静かな雨」)
主題歌:BUMP OF CHICKEN「なないろ」
語り:竹下景子
制作統括:吉永証(過去作/トクサツガガガ、詐欺の子)
     須崎岳(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
気象考証:斉田季実治(NHKニュース7、ニュースウオッチ9)
※敬称略



お知らせ

●第7週目から “超” が付く程、好意的に本作を見るモードに入っております。そのつもりで、読んで頂ければ幸いです。

●先日、脚本・俳優・演出の関係を簡単に “おさらい”出来るように 【脚本プチ講座】を投稿しました。最後まで読んで頂けると、本作へ漂い始めた暗雲が晴れて、木漏れ日が差し込むかもしれません。途中離脱するまでは、愚痴や意見を言いながら応援します。

↓『おかえりモネ』完全対応版です↓
【脚本プチ講座】脚本家と俳優と演出家の関係とは? 良き脚本「強い物語」とは? ※現在放送中の連続テレビ小説『おかえりモネ』完全対応版



本作もスタッフも、視聴者に対して、"気配り"や"気遣い"を今回もやってくれなかった…

もう、「残り2回」の朝ドラの重箱の隅を楊枝でほじくるようなことは、無駄だと思う。しかし、アバンタイトルで、久し振りにサヤカ(夏木マリ)が登場した。そのこと自体、ドラマとして間違っていない。でも、その時のサヤカはマスクを付けており、次のシーンではサヤカと百音(清原果耶)は仲良くハグ。

こう言うご時世だから言いたい。フィクションの登場人物が「マスク着用」だと、どうしても「新型コロナウイルス感染」を連想してしまう。「次の映像には津波の映像があります」とお断りを入れるのが、震災から10年の今。そう言う “気配り” や “気遣い” を、最後まで本作のスタッフはやってくれなかった。

それが、主人公たちやストーリーにも完全に反映した。ただ、それだけの朝ドラだったことが、寂しくてしょうがない…

今回は、詰め込み過ぎであり、前後の脈略も繋がりも無関係で、最終回にむかっての「時間稼ぎ」

前回の感想を「本気で書いた」から、今回の感想は、明日の最終回の前のために、緩めに書いてみる。今回の15分間を見て感じたことは、やはり詰め込み過ぎであり、前後の脈略も繋がりも無関係で、最終回にむかっての「時間稼ぎ」だったってことだけ。ねっ、緩いでしょ?

未知は百音に「みーちゃんは 悪くない」と連呼されて、安らげるのか?

もう少し書くと、だいぶ、百音に、前回で判明した未知(蒔田彩珠)の長年のトラウマに対して「みーちゃんは 悪くない」を連呼していたが、そもそも未知は、その言葉で積年の思いを払拭できるのだろうか? 好きなことばかりをやり続けた姉に言われて。

中一の少女がとっさに取った行動を、10年近くも抱えて悩むトラウマに設定した脚本やスタッフに憤りを覚える

いや、今回の感想は、長々と書くつもりは無い。だから、本質的なことを書く。

「孫が祖母を助けずに逃げた」と言うことを広域に解釈すると、例えば、「自分が、助けられそうだと見えた人を、自分が助けに行ったら、自分が津波に飲み込まれるかも知れないから、まずは、自分の命を自分で守ると言う、ごく自然な行動」を、如何にも、中一の少女が10年近くも抱えて悩むトラウマに設定した脚本やスタッフに憤りを覚える。

「みーちゃんは 悪くない」は責められることでもなければ、責めることでもない。未知が選んだ行動はごく当然で悪くないことを、このドラマでは、「未知は、悪いことをしてしまった」と描いていることに、やはり腹が立つ。

「人命救助」を蔑ろに扱うドラマの主人公に、私の心は、ピクリとも動かない!

そんな風に「人命救助」を蔑ろに扱うドラマの主人公が、天気予報を中心に「故郷の人たちを守る」企画を、故郷である気仙沼を始めとし、全国津々浦々に広げようと、平然と語り、仲間と喜び合う映像を、平気で垂れ流せる “気配り” や “気遣い” 無さこそ、このドラマが最終回を迎えようとしている今、私の心が、ピクリとも動かない理由だと思う。

あとがき

今回の終盤近くで、主人公がプレゼンするような場面がありました。あのように「百音の所に人が集まる」と言う描写ばかりしたのも、失敗の理由だと思います。あれでは、百音の講演会と言うより、後援会と言うか(失笑)

最終回への期待は、主人公のもとへ全員が。集まらないこと、ただ、それだけ。みんなが集まっている所に百音が寄って行き、参加すること。そして、百音が来ることを、島のみんなが待っている姿を描くこと。この二つだけやっておけば、最低限『おかえりモネ』のタイトルに偽りなしになりますから。

お願い…

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【これまでの感想】

第1週『天気予報って未来がわかる?』
1 2 3 4 5 
第2週『いのちを守る仕事です』
6 7 8 9 10 
第3週『故郷の海へ』
11 12 13 14 15 
第4週『みーちゃんとカキ』
16 17 18 19 20 
第5週『勉強はじめました』
21 22 23 24 25 
第6週『大人たちの青春』
26 27 28 29 30 
第7週『サヤカさんの木』
31 32 33 34 35 
第8週『それでも海は』
36 37 38 39 40 
第9週『雨のち旅立ち』
41 42 43 44 45 
第10週『気象予報は誰のため?』
46 47 48 49 50 
第11週『相手を知れば怖くない』
51 52 53 54 55 
第12週『あなたのおかげで』
56 57 58 59 60 
第13週『風を切って進め』
61 62 63 64 65 
第14週『離れられないもの』
66 67 68 69 70 
第15週『百音と未知』
71 72 73 74 75 
第16週『若き者たち』
76 76 77 79 80 
第17週『わたしたちに出来ること』
81 82 83 84 85 
第18週『伝えたい守りたい』
86 87 88 89 90 
第19週『島へ』
91 92 93 94 95 
第20週『気象予報士に何ができる?』
96 97 98 99 100 
第21週『胸に秘めた思い』
101 102 103 104 105 
第22週『嵐の気仙沼』
106 107 108 109 110 
第23週『大人たちの決着』
111 112 113 114 115 
第24週(最終週)『あなたが思う未来へ』
116 117 118

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連続テレビ小説『おかえりモネ』第119回

内容突然、気仙沼の百音(清原果耶)のもとにサヤカ(夏木マリ)が現れ、ふたりは、再会を喜ぶ。敬称略もう、めちゃくちゃだよね(苦笑)主人公が、みんなから頼られていたり。主人公が、みんなから慕われていたり。逆に、主人公が、みんなから助けてやりたいと思わせるキャラだったり。そんな風に、主人公のもとに、みんなが集まりやすいキャラであれば、不自然に見えないんだよね。でも、今作。。。違うでしょ?全てにおい...
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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