真犯人フラグ〔2クール放送〕 (第2話・2021/10/17) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『真犯人フラグ』
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第2話『疑惑の渦中へ…!! 真犯人からの第2のメッセージ!!』・ラテ欄『恐怖の冷凍便!! 疑惑と闘う夫に協力者現る… 新たな罠』の感想。
凌介(西島秀俊)は犯人扱いされ、取材攻勢も激化。そして「家庭崩壊」「DV夫」「旦那サイコパス説」といった悪意ある憶測が広まる。勤務先にも顧客から苦情電話が殺到。原因は‘ユーチューバー’ぷろびん(柄本時生)が投稿した動画で、真帆(宮沢りえ)達の失踪は凌介の自作自演だとあおり、職場までもさらされていた。瑞穂(芳根京子)は落ち込む凌介に、協力を申し出る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし ※秋元康オリジナル
脚本:高野水登(過去作/賭ケグルイ・シリーズ、仮面ライダーゼロワン、、映像研には手を出すな!)
演出:佐久間紀佳(過去作/Missデビル、あなたの番です、トップナイフ) 第1,2話
中島悟(過去作/デカワンコ、世界一難しい恋、俺の話は長い、#リモラブ)
小室直子(過去作/怪盗 山猫、3年A組、ニッポンノワール-刑事Yの反乱-)
音楽:林ゆうき、橘麻美
主題歌:Novelbright「seeker」
「家族の失踪」を扱っているのに、緊張感や緊迫感が予想以上に薄くて…
「家族の失踪」と言う事件を扱っているのに、緊張感や緊迫感が予想以上に薄く、その分、コミカル要素が多く。さらに、中盤では “ラブコメ風” の描写もあって、正直、「半年間も、この調子で進むのか?」と思ってしまった『真犯人フラグ』の第2話。
第2話なのだから、もう少し内容を描いた上で"フラグ"を立てて欲しかった
さて、全体が、あざといのは見る前から承知しているし、“秋元康オリジナル企画” と言うことで、無理矢理感があったり、期待させるような表現があることも、割り切って見ている。
しかし、流石に、今回は “フラグ” を立て過ぎているのは、大いに気になった。特に、今回で立った “フラグ” の幾つかは、ただの “思わせぶり” なだけのような。引っ張りたいのは分かるが、“フラグ” を立てるなら、初期設定の説明が多くなりがちな第1話なら別だが、第2話なのだから、もう少し内容を見せてからやって欲しかった。
ごく一部の人が騒いでいるのを、大袈裟に描いて、引っ張っているだけのような…
また、今回の感想の冒頭で「家族の失踪」と言う事件を扱っていると書いたが、現実的に劇中で起きている事件は、「家庭崩壊」、「DV夫」といった悪意ある憶測がネットで広まって、あちこちに迷惑がかかっているってことだけ。「家族の失踪」に至っても、あくまでも「妻と連絡が取れない」と言うだけのこと。
要するに、あとは、“時間稼ぎ” のために、煽っているだけなのだ。その上。騒いでいるのは、‘ユーチューバー’ぷろびん(柄本時生)が投稿した動画で、ネット上の一部の人たちと、それに便乗したご近所さんたちが騒いでいるだけ。それをただ、大袈裟に描いて、引っ張っているだけのような…
あとがき
第1話の終盤を利用して、第2話で、もっと、主人公への疑惑や疑念を、SNS以外でも広げて描き、全体を煽れば、印象だけは、良くなったと思います。もちろん、次回も様子見です。と言うか、西島秀俊さんと芳根京子さんが出演しているから、見ている部分の方が多いかも?
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16089/
【これまでの感想】
第1話
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