正義の天秤〔連続5回〕 (第4話・2021/10/16) 感想

NHK・土曜ドラマ『正義の天秤』
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第4話〔連続5回〕の感想。
なお、原作の小説、大門剛明『正義の天秤』、『正義の天秤 アイギスの盾』は、未読。
娘の命を奪われた父親・幹雄(吹越満)が犯人の松田(上野凱)を殺害した事件の公判が迫る中、担当検事が突然、検察庁のエース・一ノ瀬(萩原聖人)に代わる。芽依(奈緒)と桐生(大政絢)は不審に思うも調査を進めていく。一方、鷹野(亀梨和也)は長谷川(高橋克実)が告げた「キムラヒデユキ」が安倍川事件の真相につながると推測。その人物を捜して、静岡を訪れる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:小説・大門剛明『正義の天秤』、『正義の天秤 アイギスの盾』
脚本:田辺満(過去作/警視庁・捜査一課長 season3) 第1,2,3話
田中眞一(過去作/シェフは名探偵) 第4話
井上季子(過去作/家、ついて行ってイイですか?) 第3話
演出:片岡敬司(過去作/みかづき、天使にリクエストを~人生最後の願い~) 第1,2話
二宮崇(過去作/ドラマ「家、ついて行ってイイですか?) 第3,4話
音楽:河野伸(過去作/おっさんずラブ、恋つづ、、知ってるワイフ、俺の家の話)
ここまで"縦軸"に尺を割くなら、別件は不要だったのでは?
〔連続5回〕の本作ゆえに、次回が最終回のため、放送尺の多くを割いて、“縦軸=通称‘安倍川事件’” を描き出した『正義の天秤』の第4話。まあ、あと2話くらいあれば、“縦軸” を細切れに描けたのに、勿体ない。
でも、ここまで “縦軸” を盛り込むなら、なぜ、“別件=娘の命を奪われた父親・幹雄(吹越満)が犯人の松田(上野凱)を殺害した事件” を盛り込んだのか?う~ん、良く分からない…
それなりに法定ドラマとして面白いのだから、別件の公判がどうなったのかも描いて欲しかった…
とは言え、裁判ドラマ、法廷ドラマとしては、それなりに面白かった。2つの案件を描いているため、やや強引さは見られたが、50分間で最終回直前と言う事情を考えると、こう言う感じにならざるを得ないのは納得出来る。
ただし、“別件” の方だが。描くことにしたなら、弁護士・雨宮(大島優子)と桐生( 大政絢)の勝負も描きたいのは分かるが、公判がどうなったのかも、且つ末までとは言わないが、それなりに描いて欲しかった。
あとがき
何か、最終回直前回と言う事情が、これまで以上に全体がアンバランスに見えてしまいました。更に、事件の論理的な展開なども、理解しがたくなったような。とは言え、ここまで “縦軸” を描いたのであれば、次回は、納得出来る “最終回らしい最終回”、終わり良ければ総て良し… と、なって欲しいです。
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