相棒 season20 (第1話/初回15分拡大スペシャル・2021/10/13) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season20』
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第1話/初回15分拡大スペシャル『復活~口封じの死』の感想。
視庁特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、元内閣官房長官・朱雀(本田博太郎)の異例の仮出所を知る。一方でIT長者殺害容疑で逮捕された庸子(遠山景織子)が接見禁止に。さらに、朱雀を師と仰ぐ内閣官房長官の鶴田(相島一之)が右京らの前に突然現れ、庸子が自殺したと告げる。右京らは鶴田による口封じを疑い調べ始めるが、亘が逮捕される事態に発展してしまう。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
●脚本:輿水泰弘/演出:橋本一(敬称略)
遂に、『season20』までになったドラマ『相棒』
遂に、『season20』までになったドラマ『相棒』。常に、視聴率も15%前後を確保しつつ、マニアなファンは別にて、普通に『相棒シリーズ』のファンの人たちには、内容の高低差はあっても、評判はいつもそこそこ良くて、つい「次回を見たくなる」と言う魅力は、長期継続する刑事ドラマとして素晴らしい。
過去に出演した「特徴的で魅力的で癖のある登場人物」として、朱雀武比古を選んだのは良かった
そして、これだけ長期間続いたシリーズだから、過去に出演した「特徴的で魅力的で癖のある登場人物」を登場させて欲しいと、当blogでも、事ある毎に書いて来た。そして、今回は選ばれたのが、以前、右京(水谷豊)が追い詰めた元内閣官房長官・朱雀武比古(本田博太郎)。
本田博太郎さんの好演もあり、新シリーズの雰囲気を、一段上に持ち上げた。更に、途中に挿入された回想シ絡みで登場した、懐かしき登場人物たちの存在感も楽しかった。
半年ぶりなのだから、もう少し、事件の継続性を丁寧に表現してくれたら良かったのに…
ただ、残念なのは、IT長者殺害容疑で逮捕された庸子(遠山景織子)の案件は、『season19』」から続いている案件での上、半年も間が空いてしまっただけに、事件は複雑で、登場人物も更に複雑で、流石に、話に付いて行くのに必死になってしまった。せめて「拡大分」で事件の振り返りを少しでも入れて欲しかった。
やはり、思い出しながら見ると、テンポ良く進むドラマでも、面白さが半減してしまう。もう少し、事件の継続性を丁寧に表現してくれたら良かったのに…
あとがき
新シリーズとして、第1話が、いきなり、「起承転結」の “起” が無いまま、始めってしまったのは残念でした。完全に新しい事件から始めるだけで良かったと思います。とは言え、出演可能な過去のキャラクターを、今後も出してくれるのを期待したいと思います。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/16065/
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