真犯人フラグ〔2クール放送〕 (第1話・2021/10/10) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『真犯人フラグ』
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第1話・ラテ欄『謎解き開幕!! 突然消えた家族… 悲劇の夫が疑惑の夫へ』の感想。
運送会社勤務の凌介(西島秀俊)は妻の真帆(宮沢りえ)、高校2年の光莉(原菜乃華)、小学4年の篤斗(小林優仁)の4人家族。ある日、仕事のトラブルを部下の瑞穂(芳根京子)らと処理し帰宅すると、家族がいない。映画に行ったと思った凌介は大学の友人・日野(迫田孝也)のバーを訪れ、同じく友人で週刊誌編集長の河村(田中哲司)と過ごす。そして深夜に帰るが家族の姿はなく…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし ※秋元康オリジナル
脚本:高野水登(過去作/賭ケグルイ・シリーズ、仮面ライダーゼロワン、、映像研には手を出すな!)
演出:佐久間紀佳(過去作/Missデビル、あなたの番です、トップナイフ) 第1話
中島悟(過去作/デカワンコ、世界一難しい恋、俺の話は長い、#リモラブ)
音楽:林ゆうき、橘麻美
主題歌:Novelbright「seeker」
ドラマ『あなたの番です』と、ほぼ同じ雰囲気の作品が始まった… だけ
ドラマ『あなたの番です』(2019年)のスタッフが再結集して、「2クール放送(全20~20話)」が予定されており、現在、第4~5話を撮影中とのこと。「ネタバレあり」と「ネタバレなし」の2種類の脚本が用意されており、俳優自身が、どちらかを選んで撮影に臨むスタイルと取っているとのこと。
そのため「自分が真犯人」だと知って演じている人もいるとか… まあ、そう言うことを番宣でばらまくのが、企画・原案の秋元康氏のやり方。その通りに、ドラマ『あなたの番です』と、ほぼ同じ雰囲気の作品が始まった… だけのこと。
疑惑を抱えたような登場人物が大量に登場するベタな推理ドラマ
とは言え、全体的に、シチュエーションが意外と固定されずに、あちこちに移動するから、見た目ではあまり飽きなかった。また、日テレの『日曜ドラマ』のお約束的な不必要な “煽り” が少なめなことも悪くなかった。
そして、ドラマとしては、主人公が相良凌介(西島秀俊)であることが明瞭なので、第1話を見た限りの印象は、「疑惑を抱えたような登場人物が大量に登場する、ベタな推理ドラマ」と言う雰囲気で、面白いかどうかは別にして、不快感などはなかったことは良かった。
ドラマ『あなたの番です』を楽しめなかった私には不安しかないが…
但し、私としての大問題は、世間ではかなり高評価で、劇場版まで作られた『あなたの番です』の、面白いとされていた部分も共感できず、次々と殺人事件が起きるばかりの展開にも意味不明だったし、真相を探るために次回が見たくった経験もないから、同じ、秋元康氏の企画・原案の「謎解きドラマ」として、楽しめるのか不安しかないってこと。
あとがき
30名近い容疑者が登場すると言うことで、やはり、「あとは、今後の展開次第」としか言えないのが現状判断。どうか、妙な意外性ばかりを強調する “秋元康風” を出来るだけ封印して、今回のような「登場人物が大量に登場する、ベタな推理ドラマ」のままであって欲しいです。
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