東京放置食堂 (第4話・2021/10/7) 感想

テレビ東京系・水ドラ25『東京放置食堂』
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第4話の感想。
なお、原案となったスマートフォンゲームアプリ『放置少女~百花繚乱の萌姫たち~』(公式サイト)は、未体験。
大島にウエディングドレス姿の美咲(前田敦子)がやって来る。大島出身の婚約者とウエディングフォトを撮る予定だが、彼と連絡がつかないという。タクシー運転手の南波(与座よしあき)と彼を捜しに島を周っていると、日出子(片桐はいり)と遭遇。日出子が詳しく事情を聴くと、驚きの事実が…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原案:ゲームアプリ『放置少女~百花繚乱の萌姫たち~』(公式サイト)
脚本:和田清人(過去作/映画「体操しようよ」) 第1,2,3,4話
シーズン野田(過去作/TERROR OF HOUSE)
演出:アベラヒデノブ(過去作/映画「LAPSE ラプス 失敗人間ヒトシジュニア」監督・脚本・編集・主演)
音楽:岩本裕司、辻本梨恵
主題歌:(元)現役女子高生あたし「碧の宵」
いつもと違ったオープニングに、ワクワクした
いつもは、何かしらの事情を抱えたゲストが、大島にやって来て… と言う展開で始まるが。今回は、大島出身の婚約者と、彼の実家や写真館、大島の自然を背景にウエディングフォトを撮るためにやって来た、ウエディングドレス姿の鶴見美咲(前田敦子)から始まった。
しかし、肝心の婚約者とは連絡もつかず、何処にいるかも分からないと言う、ウエディングとミステリーの2本仕立ての雰囲気で始まった。全部で何話か分からないが、第4話と言えば、全話の折り返し地点付近であるはず。その意味では、いつもと違ったオープニングに、ワクワクした。
騙すより、騙される人生の方が、大島の自然のように人情味あふれると思う…
結婚経験のない日出子(片桐はいり)が美咲へ言った、「結婚って言うのはさ。そう言う相手の弱いところを全部丸ごと受け止めることなんじゃないの?」の言葉で、美咲が心を入れ替えたのか? 苦手な “くさや” を一口食べた。大きなため息をついて「うん、クサい」と言った後に、「美味しい」と言って、食べ続けた。
しかし、東京に戻った美咲は、相変わらず “表だけ” を見て生きていた。まあ、騙すより、騙される人生の方が、大島の自然のように人情味あふれると思う…
あとがき
今回で、最もミステリーなのは “女心” ってことですかね。いつもと違って、島の人たち(役)が関わりながら、「生きる=食べる」を居酒屋『風待屋』で描きながら、見ず知らずの人を助ける人間味が、じんわりと伝わって来た、いい話でした。人生、裏があるから表がある。その両方を見つめ直すことが大事だなぁと…
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