孤独のグルメSeason9 (第12話/最終飯・2021/9/24) 感想
テレビ東京系・ドラマ24『孤独のグルメSeason9』(公式サイト)
第12話/最終飯『神奈川県伊勢佐木長者町のチーズハンバーグと牛ヒレの生姜焼き』の感想。
なお、原作の漫画、久住昌之&谷口ジロー『孤独のグルメ』は、未読。
仕事で神奈川・伊勢佐木長者町にやって来た五郎(松重豊)は、商談相手の伊藤(飯尾和樹)が経営する米店へ。中に入ると、伊藤の妻・寛子(大浦理美恵)になぜか怒られてしまう。その後、商談を始めるも、売っているおむすびが気になり集中できない。商談を終え、すっかり空腹になった五郎は「パスタ&ピザ」さらに「ファミリーレストラン」のランチメニューにひかれて中に入る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:久住昌之&谷口ジロー『孤独のグルメ』
脚本:田口佳宏(過去作/孤独のグルメ 全Season) 第1,2,4,5,6,8,9,10,最終話
児玉頼子(過去作/孤独のグルメ Season2,3,5,6,7,8) 第3,7,11話
演出:井川尊史(過去作/孤独のグルメ Season3,4,8、2018SP) 第2,5,7話
北畑龍一(過去作/孤独のグルメ Season6,7,8) 第3,9,10話
北尾賢人(過去作/孤独のグルメ Season3-8のAD) 第4,6,8,最終話
佐々木豪(過去作/2016年~「孤独のグルメ」スペシャル版の制作担当) 第1,11話
音楽:久住昌之、ザ・スクリーントーンズ
五郎さんが、キレイに美味しく食べる姿を見続けられるのは嬉しいことだが…
最終回も、食べに食べまくった五郎(松重豊)さん。飲食店や飲食業界のお陰で撮影を継続できたお礼に、コロナ禍で疲弊している飲食店、特に、個人系経営の飲食店を中心に応援しようと言う制作意図があった『Season9』。だから、これまでのSeasonよりも、五郎さんの食べる量が多かった。
もちろん、五郎さんが、キレイに、美味しく食べる姿を見続けられるのは嬉しいこと。でも、本作のファンであり、俳優・松重豊さんのファンとしては、ちょっと食べ過ぎが心配だった『孤独のグルメSeason9』の最終回。
五郎さんの「個食」と「黙食」、食べ物とお店で働く人たちへの優しい眼差しと心情こそ…
ただ、本作が最初から描き続けて来た、五郎さんの「個食」と「黙食」が、放送9年目にして、コロナ禍の外食で求められる時代になったのは、偶然とは言え感慨深い。
「継続は力なり」と言う諺の用法が正しいかどうか微妙なところだが、それでも五郎さんの美しくて美味しそうに食べ物を食べ、食べ物とお店で働く人たちへの優しい眼差しと心情こそが、飲食業界全体に幸せを運んでくれるような気がした。
あとがき
お店の優しいお母さん(市毛良枝)の「えっ そんなに大丈夫ですか?」と「たくさん 食べていただいて ありがとうございます」の二言が、今Seasonを気持ち良く、締め括ってくれた気がします。松重豊さんには無理のない範囲で良いので、大晦日の特別編、『Season10』にも、大いに期待します。
最後に、最終回に登場した「レストラントルーヴィル」は、しばらく長期のお休みを頂くことになったそうです(公式サイトより)
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/15997/
【これまでの感想】
放送直前SP 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話
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