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TOKYO MER~走る緊急救命室~ (第10話<最終章 前編>・2021/9/5) 感想

TOKYO MER~走る緊急救命室~

TBSテレビ系・日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』公式サイト
第10話<最終章 前編>『最終章前編 ついに死者が? 誰よりも守りたい人』、ラテ欄『最終章 非情テロで遂に死者が 誰よりも守りたい人』の感想。



喜多見(鈴木亮平)がテロ組織への関与を疑われ、出動禁止を命じられたMER。そんな中、ある大学で爆破事件が!救助のため駆け付けた喜多見と音羽(賀来賢人)だったが、それは更なる爆破テロを仕掛けたツバキ(城田優)の罠だった。爆弾を仕掛けた校舎内で重傷者のオペを行う2人だったが、SNSの噂を信じ込んだ学生達は喜多見をテロリストと疑い、とんでもない行動に…2人を襲う最大の危機。そしてついに、初めての死者が…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:黒岩勉(過去作/モンテ・クリスト伯、グランメゾン東京、アンサングシンデレラ、危険なビーナス)
演出:松木彩(過去作/下町ロケット2018、半沢直樹2020、危険なビーナス) 第1,2,5,8
   平野俊一(過去作/S最後の警官、インハンド、ノーダイド・ゲーム) 第3,4,7,10
   大内舞子(過去作/「凪のお暇」AD、この恋あたためますか) 第6
   泉正英(過去作/)わにとかげぎす、病室で念仏を唱えないでください) 第9
音楽:羽岡佳(過去作/チーム・バチスタシリーズ)
   斎木達彦(過去作/ガールガンレディ)
   櫻井美希(過去作/4分間のマリーゴールド ※兼松衆と共同)
主題歌:GReeeeN「アカリ」
医療監修:関根和彦(東京都済生会中央病院 救命救急センター)
     浅利靖(北里大学病院 救命救急・災害医療センター)
     長谷川剛(上尾中央総合病院)
医事指導:北里大学病院 救急救命・災害医療センター
看護指導:堀エリカ(過去作/朝ドラ「エール、日曜劇場「テセウスの船)
消防協力:東京消防庁
レスキュー指導:幾田雅明(NPO法人 日本消防ピアカウンセラー協会)
警察指導:伊藤鋼一



コロナ感染の影響を、"月島の右腕的存在"で乗り越えた!

まず、こう言うドラマの見方は、如何なものかと思うが、脚本家を含めたスタッフの「全11話、予定通り放送する」と言う強い熱心を感じるから、敢えて書く。

先月27日に女優の稲森いずみさん(49)更と俳優の馬場徹さん(33)が新型コロナウイルスに感染、「陽性」反応が出たのは、既にご存知の通り。そして、今回が撮影されたのが8月末から9月始めとされている。従って、前後編となっている今作の「最終章」への出演は、かなり無理なことになる。

そこで、本作のスタッフは公安部外事第4課長。月島しずか(稲森いずみ)の “月島の右腕的存在” として、“ツバキ” こと椿(城田優)の捜査のために渡米した過去がある、公安部外事第4課の刑事・南(三浦誠己)と言うキャラクターを創り出し、本部にいる月島に代わり関東医科大学で発生した爆弾爆破事件での捜査の指揮を執ると言う新フォーマットを造った(と思う)。

あくまでも想像の域を出ないが、“月島の右腕” と言う設定に違和感が無い上に、演じる俳優を強面の三浦誠己さんを客スティングしたセンスに、脱帽してしまった。正に、TOKYO MERが毎度行っている「臨機応変な現場対応」を、撮影現場の裏でも、やっていたことになる。まず、このことには触れておきたい。

事故現場を関東医科大学と言う設定にした脚本家のアイデア

とは言え「最終章・前後編」の筋書きを大きく書き換えることは、ほぼ不可能。その上、今回の初期設定で事故現場に出動した TOKYO MERのメンバーは、喜多見(鈴木亮平)と音羽(賀来賢人)だけ。流石に、いつもの「チーム戦」を冒頭から描くことは出来ない。更に、現場には “ツバキ” の内通者がいるから、自由も制限される。

この状況では、第9話まで腕利きの医師や看護師や技士を多用して救護作業を描いた本作でどうするのかと思ったら、現場を関東医科大学と言う設定にしたから、医療従事者やその教え子たちが、たくさんいる。こう言う設定の上手さを見ると、脚本家のアイデア次第で、なんとでもなることが、良く分かった。

喜多見の"生きた授業"で動き出した"医師の卵たち"にも感動

さて、何とか学生たちの喜多見への疑惑が、音羽の渾身の説得によって、解かれた時、何となくドラマ『救命病棟24時』を思い出した。そんな時、喜多見が医師の卵である学生たちに、医師の大先輩として言った、次の台詞がとても印象的だった。

喜多見「俺達は 応援されるために やっているわけじゃい
    どんな批判をされても構いません
    だけど 命を救うことには 手を貸して欲しい!
    みんなの力が必要です」

こう言うのを「生きた授業」なんて表現するのは、今から “22年前” の 1999年(平成11年)から増えて来た、数々の救命医ドラマを思い出して感動して来たオジサンの私くらいだろう。

そして、目の前で、これでもかと言いう程に強烈な救命医のプロフェッショナルを見せられた喜多見に、心も身体も動かされた “医師の卵たち” には、オジサンと言われようと、感動したのは間違いない。

舞台が医学大学なのに、被害者が講師と生徒の人物設定の妙

そして、ここでは、ゲストの人物設定の上手さに一言。

第1回目の爆破での一番の被害者は、関東医科大学の医学部4年生・大杉円 佳(大幡しえり)と言う医学生の設定だった。普通なら、ゼミの教授とか、(大雑把な表現で恐縮だが)病院の偉い人にした方が面白そうだ。椿が大学構内に仕掛けた爆弾に被爆し、頭部と胸部の外傷で意識障害とショック状態となった中里も関東医科大学講師の設定だった。

しかしここで治療が必要な患者を、敢えて、身分や立場を上の人にすると、学生たちが媚を売るように映る可能性がある。しかし、学生たちとそんなに年齢差のない講師や、医学生の設定にしておけば、学生たちのピュアさが表現できる。私は、そこに気付いて、本当に「ドラマの初期設定の大事さ」を再認識した。

「医者は『必ず』とか『絶対』とか…」のくだりも。まあ、最近の医療ドラマでは「私、失敗しないので」なんて医師も登場するが(苦笑)

そして、大杉講師による「ツバキとの内通者」の自白。みんなが、喜多見の純粋な救命行為や医療行為に魂を揺さぶれ、本当の自分に戻って行く。更に、いつもの MERのメンバーも駆けつける。青臭いエピソードかも知れないが、俺は、こう言う青臭いのが好きなのだ。

<最終章 前編>は、実は「二部構成風」に仕立てられていた

<最終章 前編>と名付けられた第10話。しかし、実際には「二部構成風」に仕立てられていた。この辺もメリハリ、緩急を考えた、視聴者を飽きさせない工夫の一つだろう。

「第1エピソード」と言うべき、関東医科大学での爆弾騒ぎがひと段落した直後、これまた最良のタイミングでCMを挟んで、「第2エピソード」と言うべき、喜多見の妹・涼香(佐藤栞里)の騒動へ物語はスイッチを切り替えた。

衝撃的な「涼香の爆破による死」を、どう捉えるか?

私は常々、ドラマの感想で「劇中で “人の死” を扱う時は、絶対的な必然性があることと、描く際は細心の注意と敬意を払い、丁寧に描くべき!」と、ほぼ全ての感想に書いて来た。もちろん、このドラマも例外ではない。では、私は、この衝撃的な「涼香の爆破による死」を、どう捉えるか。当然、賛否両論あって当然だ。

私にとっても、涼香を演じた佐藤栞里さんが「一足先にクランクアップしました」と言うニュースをネットで見たくらいで、事前情報はほぼ無かった衝撃の展開。暫く判断に時間が掛かった。そして、出した結論は、本作の本当の意味での最終回を見ないと出せないが、敢えて言うなら。

個人的な話で恐縮だが、私と真逆の性格の私の3つ違いの妹(もう孫がいる)と、いつも妹夫婦たちに助けられてばかりの情けない兄の私と言う私自身の「兄妹の関係」と重ねた上で、本作のどこかで「兄妹の関係」を描く機会として、(最終回を未見だから)、今は「涼香の死」は一定の必然性はあったと思う。

たった1人の妹の命は救えなかった救命医・喜多見で描くもの

恐らく、必要以上に毎回「死者ゼロ」を強調したのも、得意げに手作りクッキーを持って来たり、兄の過去をバラしたりと、洗濯物届け係としての出番の多さを含めて、全てが、このための準備と仕掛け。

そしてERカー内での蘇生処置の際、喜多見が懸命に妹の名を呼び、幼少期のシーンや、元気だった頃の涼香の回想シーンを挟んでの、死。

ドラマと言えども悲し過ぎるが、このエピソード、この映像のインパクトの大きさが、他人の命は数多く救って来たのに、自分のたった一人の妹の命は救えなかった救命医・喜多見が受けた新たで強烈なトラウマと怒り、絶望感と喪失感、そして救命医としての更なる使命感の増大が、後編へ大いに活かされることを期待する。

しかし、こう書いている自分の中に、「再起不能のような大怪我でも良かったのでは?」と思う、もう一人の自分が存在することも、書き残したい。やはり、本当の最終回を見ねば!

あとがき

「涼香の死」については、今週分では、もう触れません。そして、ドラマ全体の感想について、若干少な目だったので「あとがき」で補足を。

「前編」を更に前後に分けた構成にしたことで、益々、ツバキの狙いが分からなくなってしまいました。なぜなら、喜多見を困らせるだけなら、妹以外の大物政治家など、いくらでもターゲットに値する人物はいるわけで。結局、ツバキが登場してから、犯人の行動が理解し難くなっているのが問題と言えば問題。

むしろ、喜多見が TOKYO MERとして目立って来たから、喜多見への当てつけに、いろいろ事件を惹き越していた設定の方が、いろいろと納得出来たかも?

とにかく、次回の第11話<最終章 後編>は、最高のバディになりつつある喜多見と音羽ら、TOKYO MERの「戦隊ヒーローたち」が、どんなピンチも救うような、月曜から前向きになれるようなエンディングを期待します。


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いつも喜多見がERカーを洗車する時に使っている、「黄色の三層構造の洗車スポンジ」

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・日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』主題歌

 

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★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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