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緊急取調室 4th SEASON (第7話・2021/9/2) 感想

緊急取調室 4th SEASON

テレビ朝日系・木曜ドラマ『緊急取調室 4th SEASON』公式サイト
第7話『魔女の預言』、ラテ欄『最終章 大嘘つきか?本物か? 霊能力者と頭脳戦!!』の感想。



財務省勤務の諸星(駿河太郎)が、別居中の妻・麻美(瀧内公美)が6歳の息子・翼(有山実俊)を連れ去ったと通報。特殊犯捜査係の鬼塚(丸山智己)からの電話に出た麻美は、息子を返すくらいなら一緒に死ぬと言う。北斗(池田成志)は有希子(天海祐希)を交渉役に指名。そんな中、恋人・小夜子(清瀬やえこ)と同居する諸星が、自分が先に麻美の元から息子を連れ去ったと認め、麻美の虐待を口にする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
シリーズ構成:井上由美子(過去作/緊急取調室シリーズ)
脚本:井上由美子(過去作/緊急取調室1~4、ハラスメントゲーム、遺産争族、BG~身辺警護人~)
演出:常廣丈太(過去作/緊急取調室1~4、BG~身辺警護人~) 第1,2,3,6
   樹下直美(過去作/オトナ高校、未解決の女シリーズ、コタローは1人暮らし) 第4,5,7
音楽:林ゆうき(過去作/DOCTORS~最強の名医、緊急取調室1,2、あさが来た)
主題歌:緑黄色社会「LITMUS(リトマス)」
制作協力:アズバーズ(過去作/緊急取調室2、民生、虹色カルテ、コタローは1人暮らし)

序盤の段階で霊能者を警視庁に呼び出して、キントリが取り調べをすること自体が不自然過ぎる!

序盤から、何となくいつもと違う感じ。確かに、冒頭で北斗刑事部長(池田成志)月「なんにでも頼りますよ。事件のためなら」と言っていたから “それに従った” と捉える向きもあるが。

でも、まだこの時点で容疑者でも関係者でもない、ただの「事件を言い当てた」と言うだけの “無関係者” である人気霊能力者・馨(板谷由夏)を、警視庁に呼び出して、キントリが取り調べをすること自体が不自然。

序盤の不自然な取り調べで、真犯人がわざわざ逮捕されに来たように見えてしまったのが残念…

結果的に、犯人しか知り得ない “秘密の暴露”をしにやって来たのか、わざわざ逮捕されに来たように見えてしまった。

だって、ドラマ的に、犯人が双子の霊能者であることは、予告編はおろか、序盤の5分、特に、山上(工藤阿須加)が、馨の自宅を謝罪に訪れて「黒のハイヒール」を見つけ、 双子の妹だと言う佐久間渚(板谷由夏=二役)が、画面に映っていない姉を説得している段階で、キントリファンなら、全部お見通しのはず。

なぜ、こんな妙な脚本にゴーサインが出たのか意味不明だ。

私が今回のエピソードで最も気になったのは

このアバンタイトルの序盤中の序盤で、違和感を抱いたまま、物語は進んで行く。そんな中で、私が最も気になったのは、『緊急取調室』と言う数々の名作エピソードを生んで来た人気シリーズが、こんな違和感だらけのエピソードを、キントリ・チームが残り1か月もないと言う大切な時期に持って来たこと。

刑事たちが、霊能者と無関係に捜査をしていないのに愕然…

なぜなら、刑事たちがやっていたのは…。おっと、間違えた。刑事たちが捜査をしていないからだ。前回なんて、最高にいい感じで「刑事とキントリ」で事件を解決したのに。

今回の刑事たちは、美容外科医・小林(黄川田雅哉)が失踪中で生死も分かっていない緊迫した状況なのに、霊能者の言うことを真に受けて、その “裏取り捜査” をやっているだけなのだ。

「捜査」と名は付いているが、15分過ぎの時点でも、霊能者は容疑者でもない「事件の無関係者」だから、“裏取り捜査” と言うより、霊能者の言う通りに動いている(動かされている)だけ。これを「捜査」と呼ぶわけにはいかない。

霊能者に影響を受けずに捜査する刑事を作るべきだった

やはり、ここは、せめて「刑事を2チームに分けて」、1つは霊能者に張り付きっ放しで霊能者に利用される刑事たち、もう1つは、いつも通りに霊能者の発言に影響を受けずに地道な捜査をする刑事たちに、分けるべきだった。

そして、そのことを映像できちんと視聴者に提示するべきだった。それをやらずに、終盤の真壁(天海祐希)が馨の取り調べ中に何を言っても、後出しジャンケンになるだけ。

"群れを嫌う"新加入の山上刑事に単独捜査をさせていたら…

いよいよ、本SEASONも終盤を迎えて、いつもと違う内容にしたかったのだろう。板谷由夏さんの一人二役、霊能者エピソード、双子の入れ替わりなどを盛り込んで、それを、真壁たちが一気に裏を暴いて終了って。

でも、序盤で「事件に無関係者」を、ただ “予言した” と言うことだけで、取調室で取り調べたのはやり過ぎだ。せめて、折角今回から加入した刑事・山上(工藤阿須加)の “群れを嫌う” と言う設定を活かして、単独操作で霊能者の裏取りをしてから始めたら、最大の違和感だけは払拭出来たと思う。

あとがき

かなり期待していただけに、刑事が霊能者の言いなりに動いて、あっと言う間に事件解決してしまったのには、正直ガッカリです。もっと、脚本を精査して、キントリらしさと、刑事の捜査を描き分けて欲しかったです。次回に期待します。


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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