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推しの王子様 (第4話・2021/8/5) 感想

推しの王子様

フジテレビ系・木曜劇場『推しの王子様』公式サイト
第4話『突然の告白 推しが燃えて知る大切な事』の感想。


初めての月給に喜ぶ航(渡邊圭祐)は、好きな俳優の演劇チケットを全公演分買ってしまう芽衣(徳永えり)の‘推し活’に驚きを隠せない。泉美(比嘉愛未)は夢中になれるものが生きがいになり得ることを教えるが、航はピンと来ていない様子。そんな折、芽衣が推す俳優の熱愛疑惑がスクープされる。一方、航と杏奈(白石聖)に仕事を頼んだ光井(ディーン・フジオカ)は航のある特技を知る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:阿相クミコ(過去作/ワカコ酒シリーズ、カインとアベル、後妻業、ヤヌスの鏡) 第1,2,4
   伊達さん[大人のカフェ](過去作/おじさまと猫、スピンオフ「知ってるシノハラ」) 第2,3
脚本協力:伊達さん[大人のカフェ](過去作/おじさまと猫、スピンオフ「知ってるシノハラ」) 第1
演出:木村真人(過去作/絶対零度~Season4~2020、知ってるワイフ) 第1,2
   河野圭太(過去作/僕らは奇跡でできている、危険なビーナス) 第3,4
   倉木義典(過去作/年下彼氏#15~18、ジモトに帰れないワケあり男子の14の事情)
音楽:瀬川英史(過去作/勇者ヨシヒコ、左江内氏、今日から俺は、エール、極主夫道、DIVE!!)
主題歌:Uru「Love Song」
挿入歌:DEAN FUJIOKA「Runaway」

第4話まで進んでいるのに、言ってもしょうがないことだが

第4話まで進んでいるのに、言ってもしょうがないことだが。当初は、出演予定だった “深田恭子さんありき(脚本が「当て書き」かは不明)” の上、更に “オリジナル脚本” だったのが今作。で、これは、私自身は、深田恭子さんも比嘉愛未さんも、どちらも個性的で演技派の女優さんであると認めた上で書く。

本作は潔く中高年以上の視聴者層は完全に無視している作品

そもそも、今作の設定は、女性向けの恋愛シミュレーションゲームを大ヒットさせたカリスマ的な女性社長が、リアルなイケメン男子を育成すると言う、オジサンだけでなく、まあ、中高年以上の視聴者層は完全に無視している。私はそこに怒りや差別感は感じない。

ただ、思い切り、世帯視聴率は無視してドラマを作る強い姿勢を感じ、それはそれで今どきの連ドラとして間違っているとは思わない。

比嘉愛未のような現実的な女性も男子育成に興味があるのかと、好意的に見てはいるが…

しかし、あの『ルパンの娘』を第2段までやってのけてしまう、深田恭子さんが持ち合わせている「実際にはあり得ないことも、あるように見せてしまう圧倒的な説得力と存在感」があってこそ、今作の女性社長も世界観も成立するように思うのだ。

もちろん、急きょ、代役を引き受けた比嘉愛未さんも “新境地開拓” 含めて頑張っているのは大いに認める。でも、比嘉愛未さんの得意とするのは「働く女性の現実味」とか「主婦としての生活感を美しく魅せる演技」であると思っているから、まあ、そこは人それぞれと言うことで。

まあ、この2回分は『キントリ』が放送延期中のため、比嘉愛未のような現実的な女性も男子育成に興味があるのかと、好意的に見てはいるが。

なぜ、第4話で急に「ホームドラマ」に転換しちゃったの?

さて、本編の感想だ。確かに、「育てている」ことには間違いない。ストーリー展開だって、間違っているとは思わない。ただ、なぜ泉美(比嘉愛未)が航(渡邊圭祐)を、ここまで育成することに拘るのかは、敢えて触れない。

ただ、第4話について考えると、今回のエピソードって、殆ど、女性向けの恋愛シミュレーションゲームである意味がないと言うか、必然性が無くなった。むしろ、「育成」しているだけに、ただの「ホームドラマ」になってしまった感じ。で

も、これまた不思議で、主人公を演じているのが比嘉愛未さんだからだろう。妙に「乙女ゲーム」を絡めずに、「ホームドラマ」っぽい方が似合ってしまっているのだ。

せめて「ホームドラマ」でなく「恋愛ドラマ」にしていたら

でも、やはり、本作の初期設定を考えれば、航の出現にしても「乙女ゲーム」を上手くストーリーに絡めないと、“本作らしさ” が欠落し過ぎてしまわないだろうか…と、思う。かなり好印象に変わったと思う。

作り手から無視されているオジサン世代にも。だって、オジサン世代にも、比嘉愛未さんを女優さんとしてドラマで見たい人は、私だけではないと思うから。

あとがき

どうして、第4話になって、「ホームドラマ」風に仕上げて来たのでしょう? 第3話までをみていれば、こんな展開になるのは、意外や、想定外を超えて、理解不能なレベル。

ただ、これも、主演の比嘉愛未さんの魅力や個性のお陰かも知れませんが、今回の方向で、今後も進むなら、それはそれで “アリ” のような気がします。でも、来週から『キントリ』が再開するので、次回の感想が無ければ、予定通り視聴離脱したと言うことで…

 

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★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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