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ザ・ハイスクール ヒーローズ (第1話・2021/7/31) 感想

ザ・ハイスクール ヒーローズ

テレビ朝日系・オシドラサタデー『ザ・ハイスクール ヒーローズ』公式サイト
第1話『真赤なヒーロー誕生! 青春逆転ホームラン!! 』の感想。



戦隊ヒーロー好きの高校3年生・大成(岩崎大昇)は「学園防衛部」を設立。生徒会長の飛馬(浮所飛貴)に部員を5人集めないと廃部と通告され、野球部の雄亮(那須雄登)やバスケットボール部の龍平(佐藤龍我)、ダンス部の直哉(藤井直樹)を勧誘していた。そんな中、野球部員が暴行され、雄亮に疑いが。事件に学園の‘魔人’の関与を疑う大成は、美術部員の一嘉(金指一世)らの協力を得て謎を追う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:高橋悠也(過去作/ボーイズ・オン・ザ・ラン、仮面ライダーエグゼイド、ミラー・ツインズ全話担当) 1
   吉高寿男(過去作/CONTROL~犯罪心理捜査~6話のみ、ほっとけない魔女たち第8週のみ)
   筧昌也(過去作/脳にスマホが埋められた!、仮面ライダーゼロワン)
演出:及川拓郎(過去作/刑事ゼロ、刑事7人、真夏の少年) 1
   竹園元(過去作/セミオトコ、真夏の少年、モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~)
   筧昌也(過去作/死神くん、素敵な選TAXIシリーズ)
音楽:沢田完(過去作/ドクター-X 1,2,3,4,5,6、七人の秘書)
主題歌:KAT-TUN「EUPHORIA」
エンディング曲:美 少年「ザ・ハイスクール ヒーローズ」

基本的に「全編ジャニーズ推し」のドラマは嫌いではない!

私、基本的に「全編ジャニーズ推し」のドラマは嫌いではない。2021年4月15日から7月1日までテレビ東京系の深夜ドラマ枠「ドラマホリック!」枠で木曜 0:00 - 0:40(水曜深夜)に放送していた、主演は井上瑞稀、髙橋優斗、作間龍斗(HiHi Jets)3人の〔全12話!〕の『DIVE!!』だって、全話見たし、感想も書いた。

「2013年~15年の土曜日深夜のジャニーズドラマは傑作揃い!

もっと、時代を遡れば、私にとっては「あの頃のジャニーズドラマが最高だった頃=2013年~2015年の土曜日深夜」に放送されていた作品の数々は、今でも録画もDVD BOXも残っている程、大好きなドラマばかりだ。

Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さん主演ドラマ『仮面ティーチャー』(2013年7月7日から9月29日)に始まって、中島健さん連ドラ初主演の『BAD BOYS J』(2013年4月7日から6月23日)。

当時はまだジャニーズWESTやジャニーズJr.のメンバーだった平野紫耀さんと重岡大毅さんが主演で描かれた若きロックバンドの運命を描いた『SHARK』(2014年1月12日から3月30日)、その続編『SHARK~2nd Season~』(2014年4月20日から7月13日)。

そして、約2年間のジャニーズドラマの集大成であり、異色作、意欲作の鈴木梨央さんと岸優太さんW主演の『お兄ちゃん、ガチャ』(2015年1月11日から3月29日)は正に時代をえぐるようなドラマばかりだった。

当時は「ジャニーズの若手メンバーの “売れたい” と言う意気込みがあるからこそ成立したドラマ」ばかりだった

また、上記の全てのドラマの特徴は、主演から脇役まで “ほぼジャニーズ” だから当然だが、「ジャニーズが出ているドラマ」なのだが、素晴らしいのは「ジャニーズの若手メンバーの “売れたい” と言う意気込みがあるからこそ成立したドラマ」ばかりだった。

最近ではHiHi Jetsの『DIVE!!』が、とても良かった

それから、その類のドラマは減り、残念ながら、ジャニーズの所属タレントは “ドラマの客寄せ担当” になって行った。それでも、幾人かは “俳優” としての存在感をしっかりと魅(見せて)、現在も活躍していることは、わざわざ語る必要もないだろう。

前述の先日放送狩猟したドラマ『DIVE!!』では、HiHi Jetsのメンバー3人が「水泳の飛込競技の選手役」と言うことで、放送の4か月前から身体作りに励み、ドラマと共もに、HiHi Jetsのドキュメンタリードラマとしても、大いに楽しめた。

土曜23時に、本作を放送する意図が分からなかった…

話は、長くなったが。要は、私はオジサンだが「ジャニーズドラマだからダメ」と言う偏見は持っていないってこと。だから、今作の第1話を見てみようと思った。

でも、ジャニーズで深夜でヒーロードラマなら、完成度の高い『仮面ティーチャー』が既にある。「ヒーローモノ」ではないが、アイドルが戦うドラマなら、白石聖さん主演ドラマ『ガールガンレディ』(2021年4月7日~6月9日)が放送終了したばかり。

だから、なぜ、今、ジャニーズで、土曜の深夜(正確には日曜の深夜)に「戦隊ヒーローモノ」をやるのか、制作意図が分からなかった。

更に。細かく書かないが、最近の医療ドラマ自体が、「戦隊モノ」のフォーマットを利用して、「5人がいつでも活躍できるから視聴率が稼げる作戦」へ、次々と参入しているのだ。だから、う~んと。

オジサン世代への、ツカミとしては意外と成功したと思う

でも、冒頭から、オジサン世代を刺激するような、往年の「5人の戦隊モノ」のバイブルとも言うべき『秘密戦隊ゴレンジャー』 (1975年4月5日から1977年3月26日)を台詞の中に連呼させたり。画面を敢えて「4:3」にワイピングして “昭和のブラウン管テレビ” をイメージさせるような工夫は見えたし、オジサン世代への、ツカミとしては意外と成功した部類だったように思う。

今期から「1時間枠」となり、かなりの"間延び"が気になった

ただ、普通のドラマファン的に言わせて頂くと、この『オシドラサタデー』枠は、基本的にジャニーズ事務所所属タレントが主演をやるドラマ枠として、TELASA(テラサ)と連携している。

また、過去2作、生田斗真さん主演『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(2021月16日 ~ 3月13日)と、横山裕さん主演『コタローは1人暮らし』(2021年4月24日6月26日)は “30分枠” だったのに、今作から “1時間枠” に拡大された。

そのためなのか、脚本家や演出家が「友情と団結」以外に何を描きたいのか見えなかった、まあ、そもそも第1話はドラマの初期設定の説明過多になる傾向が強いから間延びするのは止むを得ないが、(録画で朝方に見たが)それでも、正直、かなりの睡魔とに戦いになった。

『超速パラヒーロー ガンディーン』と比較しても意味無いが

また、比較ばかりで恐縮だが、ドラマのストーリーとしては、先日、NHK総合で挑戦的な作品として、「ヒーローモノ×パラスポーツ」と言う企画のドラマ『超速パラヒーロー ガンディーン』(2021年6月26日~7月10日)の〔全3回〕のストーリーやチャレンジ精神に、足元にも及ばなかった。

ストーリーとしては、意外以上に “普通” 過ぎる

でも、ストーリーとしては、実に「学園ドラマ×戦闘ヒーローモノ」で、「友情と団結」を真正面から描くと言う、意外以上に “普通” 過ぎる。逆に言えば、前述した『仮面ティーチャー』や『SHARK』のような、は「ジャニーズの若手メンバーの “売れたい” と言う意気込みがあるからこそ成立したドラマ」はかなり薄まっていた。

本編中は、ジャニーズJr.・美 少年らしさを薄めているのは意外

逆に、想定外な位に「ジャニーズが出ている戦隊ヒーロードラマ」って “薄味” が本作の魅力であり、特徴かも。そう、良くも悪くも、描きたいのは「学園の平和を守る前代未聞の戦隊ヒーローが誕生」であり、「長い歴史を誇る戦隊ヒーロードラマにジャニーズJr.・美 少年が初チャレンジ!」が二の次になっている点。ここが、本作の最も意外なところ。

結局『オシドラサタデー』枠しか無かったなかったか…

従って、土曜日の23時から放送するよりも、家族みんな&ジャニーズファンの若い女の子たちを目当てに、日曜の昼間に放送した方が良いと思う。

でも、今、日曜の朝はどの民放各局も、番組のマンネリ化が進み、視聴者の高齢化が進んでいる。一方で、ある程度は視聴率が安定している「戦隊モノ」を放送するも、この頃中で両親の在宅ワークが増えたため、「日曜の朝から子ども番組に付き合うの!?」との意見も多くて、どの局も編成に苦戦している。

また、日曜の午前と言えば、いくらコロナ禍とは言え、スポーツ系の女学生は練習をやっている時間だから、視聴率稼ぎも難しい。想像の域は出ないが、結局『オシドラサタデー』枠しか無かったのかも。

本作を見て、どこをどう感想に書くのか悩んでしまった…

最後にまとめを。土曜の夜23時に1時間見て、どこをどう感想に書くのか悩んでしまった。決して、ストーリーはあり触れてはいるが、悪くない。悪くないが、基本的に「勧善懲悪」だろうから、『水戸黄門』の感想を書くようなもので、おそらく、敵と技、戦闘アイテムは毎週変わったり増えたりして来るだろうが、そこを感想に書いたところで、ただの記録だし…

あとがき

一応、次回まで様子見します。第2話の感想が無かったら、継続視聴停止したと言うことで。土曜日の連ドラは、9月25日放送開始予定のNHK総合、主演・亀梨和也さんの土曜ドラマ『正義の天秤』まで感想を書く予定が無いので。

次週(8/7)が第1話の2東海テレビ・フジテレビ系「オトナの土ドラ」枠で放送予定(1話完結 / 全8話〈予定〉)。さらに同年[2]。主演は連続ドラマ単独初主演となる伊野尾さん主演 『准教授・高槻彰良の推察 Season1』次第かな? でも、既に今年10月10日から『Season2』がWOWOWプライムで放送予定で、そっちは絶対見ないので、9月中旬までは静かな日曜日の朝を迎えられるかも。

正直、もう少しストーリーにも登場人物にも、怪物にも “意外性” が欲しかったです。「勧善懲悪」は良いとしても「予定調和」に見えてしまうと、余程の「戦隊ヒーローモノ」ファンか、出演者のファンしか楽しみようがないかも。企画的に面白いだけに勿体ないと思います…

 

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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