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連続テレビ小説「おかえりモネ」〔全120回〕 (第55回・2021/7/30) 感想

連続テレビ小説「おかえりモネ」

NHK総合・連続テレビ小説『おかえりモネ』公式サイト
第55回第11週『相手を知れば怖くない』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


思いがけず菅波(坂口健太郎)と再会し、喜ぶ百音(清原果耶)。仕事で空回ってしまったことを相談すると、少々理屈っぽくも優しさのある菅波らしいアドバイスが返ってきて、百音は元気を取り戻す。力んでしまっていた百音を心配していた朝岡(西島秀俊)や莉子(今田美桜)も、肩の力が抜けた様子に一安心する。そんな中、台風が通常とは異なる進路で上陸しそうだという情報が…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:安達奈緒子(過去作/透明なゆりかご、コード・ブルー3、きのう何食べた?)
演出:一木正恵(過去作/どんど晴れ、ゲゲゲの女房、まれ) 第1,2,7,9
   梶原登城(過去作/おひさま、あまちゃん、マッサン) 第3,4,10,11
   桑野智宏(過去作/ウェルかめ、梅ちゃん先生、あまちゃん) 第5,6,8
   津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん)
音楽:高木正勝(過去作/映画「バケモノの子」、「未来のミライ」、「静かな雨」)
主題歌:BUMP OF CHICKEN「なないろ」
語り:竹下景子
制作統括:吉永証(過去作/トクサツガガガ、詐欺の子)
     須崎岳(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
気象考証:斉田季実治(NHKニュース7、ニュースウオッチ9)
※敬称略



お知らせ

第7週目から “超” が付く程、好意的に本作を見るモードに入っております。そのつもりで、読んで頂ければ幸いです。



百音と菅波の東京での再会の確率なんてどうでもいいでしょ

百音(清原果耶)と菅波(坂口健太郎)の再会の確率なんて、どうでもいいでしょ? だって、ただ脚本家が金曜日まで再会シーンを引っ張りたかっただけなのだから。

それに、ご近所さんと4か月位、合わないことない? 私、自慢じゃないが、日常的に “ほぼ専業主婦” をやっている、毎週2回以上は行くスーパーが “2軒” あって、行く日は混雑を避けてほぼ同じ時間に行くが、数か月合わない “顔馴染みのレジの女性” なんて何人もいるし。

あのね、昔の洋画なんかでは良くあった。「地球上に何億人もいる男女がいるのに、こうして私たちが出会ったのは、天文学的な確率だ」みたいなくだり。でも、あの手の台詞がしんみり、しっくり来たのは、連絡手段が電話と手紙位しかなかった時代だから。

もう、今は(劇中は、2016年だが)、ネットやSNSがあり、殆どの人がスマホの画面を見ながら歩くのが普通の時代に、大袈裟に描く程のことだろうか。それも、今日の仕上がりを左右するアバンタイトルで。こんなアバンタイトルを作っているから、本編が困ったことになるのだ。

前回と今回の合併号として、褒められる部分を褒めておこう

さて、ここ最近、読者さんから「“超” が付く程、好意的に本作を見るモードに入っている割に、感想が厳しい」との意見を頂いた。でも、好意的に見るからこそ、繋がるべきことと事が繋がって描かれないことが “粗” や “雑” に見えて、褒めることが出来ないのだ。だから、遠くに前回については、ほぼ愚痴と苦言で終始した。

と言うわけで、今回は、まず、褒めてみようと思う。たまに、いるではないか。「褒められると育つタイプの人だから」って人。そんなつもりで、本作を褒めてみようと思う。でも、残念ながら今回(金曜日分)には、褒めるに値する部分が殆ど無かったから、前回と今回の合併号として、褒められる部分を褒めておこうと思う。

ただ、これだけは譲れない。前回、徹底的に書いた「天気は未来が分かる」と言う言葉の使い方については、別にさせて頂く。その上で…

「強い物語」と「主人公が成長する物語」としては正しい

前回の急な “大雨と水害” のエピソードに於いて、騒動が発生して、それを回避するために主人公が、暴走とも言えるが、自分の考えで動いたことは、先日から話している「強い物語」として正しいこと。更に、「主人公が成長する物語」としても正しいとは思う。残念ながら、褒められるのは、ここまで。

「百音が成長する物語」として、もう少し丁寧さが欲しかった

その他には、問題が多い。1つは、「4か月もの時間経過」だ。もう1つは「百音が異常な程に関心を寄せている災害が、一か所に集中的に降る雨」てこと。もう、終わったことだから、深く掘り下げることはしないが。

「梅雨時」、「アンダーパス」、「近所の災害」の “3つのキーワード” だけで、百音の成長をちゃっちゃと描いてしまおうと言う感じがしたのだ。

なぜ “ちゃっちゃと” と敢えて書いたのかと言うと。百音は、少なくとも東日本大震災で「地震」、「津波、「風害」も体験しているはず、なのに、今関心があるのは「近くの冠水?」ってこと。これ以上掘り下げると長くなるから止めておく。

百音は、朝岡や莉子の意見に左右されて欲しかった

そして、出来たら前回でやって欲しかったこと。それは、前回でどの災害、どの警戒や避難をニュースで扱うのかを、朝岡(西島秀俊)や莉子(今田美桜)の意見に左右されて、百音が困惑、混迷、苦悩して欲しかったってこと。

あのシーンだけ見たら、殆どの人が、気象予報士の資格を持っている「Jテレ」のAD(アシスタント・ディレクター)が本番直前にドタバタとやってるドラマにしか見えなかったのでは? やはり、気象予報士が主人公のドラマなら、気象予報士の資格を持っているADと、テレビ局の社会部気象班デスク・高村沙都子(高岡早紀)との葛藤に見えたら意味が無いような…

まさか4か月間、百音は亀島の家族たちと連絡ゼロってこと?

そして、今回で「もしかして?」と感じたのが、まさか4か月間、百音は亀島の家族たちと連絡を取ってないのかってこと? 確かに、採用差た時は連絡していたが、あれから4か月。単純に寂しいなって。忙しいのも分かるけど。だから、先日書いたのだ。亀島の家族がみんなで上京する位のサービス位はして欲しかった…

菅波が敏腕なインタビューアーとして活躍したのは良かった

それと、今回の百音と菅波の長~い会話劇。元々、菅波は淡々と小声で喋るタイプだからとしても、百音が連絡しなさ過ぎるような。

でも、会話劇としては、意外と菅波が敏腕なインタビューアーで、百音が口下手なインタビュイー(インタビューをされる人)の役割になっていたような。おっと、ここも “褒めポイント” だから、数に入れて置いて欲しい。いやあ、今回は、褒めることが少しできて良かった。

あとがき

謎の風呂掃除人?の宇田川のネタは、次週以降に持ち越しですか? まあ、今回のラストを見ると、次週は台風襲来が本編のテーマになりそうですね。

もう1つ、ラストで思ったこと。百音は顔が見えない年上の男性らしき声の持ち主の宇田川さんに「宇田川さん あの… 字 すごくきれいですね」と声をかけていましたが、私なら「初めまして。2階に越して来た永浦と言います」とあいさつしますけどね。

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【これまでの感想】

第1週『天気予報って未来がわかる?』
1 2 3 4 5 
第2週『いのちを守る仕事です』
6 7 8 9 10 
第3週『故郷の海へ』
11 12 13 14 15 
第4週『みーちゃんとカキ』
16 17 18 19 20 
第5週『勉強はじめました』
21 22 23 24 25 
第6週『大人たちの青春』
26 27 28 29 30 
第7週『サヤカさんの木』
31 32 33 34 35 
第8週『それでも海は』
36 37 38 39 40 
第9週『雨のち旅立ち』
41 42 43 44 45 
第10週『気象予報は誰のため?』
46 47 48 49 50 
第11週『相手を知れば怖くない』
51 52 53 54

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連続テレビ小説『おかえりモネ』第55回

内容仕事のことで悩む中、思いかけず菅波(坂口健太郎)と再会する百音(清原果耶)敬称略結局、今作って。。。。気象予報士の資格を持った新人ADの物語ですか?そんな風にしか見えない。せめて、気象予報士だというなら、朝岡、莉子の言葉で、左右されて欲しかった。もうすでに、気象予報士である意味さえ無いと思います。
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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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