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ハコヅメ~たたかう!交番女子~ (第4話・2021/7/28) 感想

ハコヅメ~たたかう!交番女子~

日本テレビ系・新水曜ドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』公式サイト
第4話『交番女子、強面だらけの特捜本部に参戦!! ついに犯人逮捕へ』の感想。
なお、原作の漫画・泰三子『ハコヅメ~交番女子の逆襲』は、既刊17巻と『ハコヅメ別章 アンボックス』の「既刊17+1巻」(2021年7月現在)は全巻既読済み。



川合(永野芽郁)の描いた似顔絵が手がかりとなり、女子中高生を狙った連続傷害事件の被疑者が浮上。“特捜”が立ち上がるが、被害者・彩菜(畑芽育)の力になりたい川合の思いもむなしく、藤(戸田恵梨香)と川合は通常公務に戻される。 1週間後ーー先の見えない捜査で、ボロ雑巾状態となる源(三浦翔平)山田(山田裕貴)ら刑事課の面々。藤と川合は、事件以来部屋に閉じこもっているという彩菜の家を再び訪ねるが……。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:漫画・泰三子『ハコヅメ~交番女子の逆襲』
脚本:根本ノンジ(過去作/監察医 朝顔1,2、相棒シリーズ、フルーツ宅配便)
演出:菅原伸太郎(過去作/ど根性ガエル、君と世界が終わる日に) 第1
   南雲聖一(過去作/東京タラレバ娘、ウチの娘は彼氏が出来ない!!) 第1,2
   丸谷俊平(過去作/もみ消して冬、俺の話は長い、#リモラブ) 第3,4
   伊藤彰記(過去作/35歳の少女、過保護のカホコ、恋はDeepに)
音楽:井筒昭雄(過去作/民王、99.9、トクサツガガガ、妖怪シュアハウス、リコカツ)
オープニングテーマ:ロイ-RoE-「YY」
主題歌:milet「Ordinary days」

原作のネタバレは書きませんので、ご安心下さい

※原作の漫画・泰三子『ハコヅメ~交番女子の逆襲』は、既刊17巻(2021年6月現在)と『ハコヅメ別章 アンボックス』は全巻既読ですが、ネタバレは書きませんので、ご安心下さい。但し、私の見解では、全18巻を読んで “完全なる完結” する作品です。



ここまで様々なドラマの要素を完成度高く仕上げたドラマは、最近では少ない

現在放送中の某朝ドラなんて、今や15分間を見終えるだけでも結構な苦行だし、内容らしきものが皆無な上、登場人物ばかり多い割に、全くホームドラマとして面白いかどうか以前に成立しない毎日。だからこそ、この『ハハコヅメ~たたかう!交番女子~』が、如何に凄いドラマなのかが見えて来る。

まず、「新人成長ドラマ」としても、“先輩と後輩たちの関係性” がしっかりと描かれており、秀逸に作り込まれている。「お仕事ドラマ」としても、例えば担当地域の地図のくだりを使って、誰にでも “交番勤務” の身近さが伝わって来る。

そして「刑事ドラマ」としては、所轄、捜査本部、交番の3つの関係を描きつつ、きちんとW主人公の川合(永野芽郁)と藤(戸田恵梨香)が不自然さなく前に出て、見事に活躍して魅せる。もう、ドラマの種類として、ここまで様々なドラマの要素を完成度高く仕上げたドラマは、最近では少ない。いや、殆ど無いのではないだろうか?

各種の"絶妙なコミカルな要素たち"が存在するから、肝心なシリアスな要素が際立つ

それと、様々なドラマとしての完成度が高い上に、それらを一切破壊させない絶妙なコミカルな要素が、あらゆる場面に盛り込まれていること。更に、目を見張るのは、たくさんあるコミカルな要素に、これまたいろいろな種類が存在することだ。

「単純な笑い」に始まって、「警察あるある的な笑い」があり、「男女の性差を利用した嫌味のない笑い」、そして、一般的な言い方になるが「シュールな笑い」も「ちょっとだけブラック風味な笑い」まで、盛り込めるだけ盛り込んで、全部が成功に至っている。

そして、これらの各種の “絶妙なコミカルな要素たち” が存在するから、「新人成長ドラマ」としても、「お仕事ドラマ」としても、「刑事ドラマ」としても、肝心なシリアスな要素や、人間の恐怖心や、犯罪への怒りなどが際立って来るのだ。

原作が秀作だから、ある程度のドラマに仕上げて来るのは予想したが、今作の秀逸さは想像出来なかった

少しだけ話を逸らすが。私は、原作となった漫画を読破しているし、その漫画の完成度が高いことも知っているつもりだ。だから、放送前から “それなりに面白いドラマ” になることは予想も出来たし、期待度の記事にも書いた。

しかし、正直言って、ここまで原作となった漫画『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』の雰囲気を壊さずに、ドラマ『ハハコヅメ~たたかう!交番女子~』として、丁寧、且つ慎重に、更に大胆に “新たなドラマ” として秀逸過ぎると言っても過言でない作品に仕上がるとは、想像出来なかった。

想像出来なった理由は、"完パケ"を見ないと分からない要素がスゴ過ぎたから

想像出来なった理由は、簡単だ。脚本、演出、その2つが目指すドラマの方向性を十分に理解した俳優陣、そして「神業的に巧妙で理想的なキャスティング」、これらだけは、番宣や予告編を見ただけでは想像出来ないのだ。やはり、完パケ(映像業界用語で「完成品」を表す、「完全パッケージ」の略)を見てみて、初めて分かることだから。

ドラマ制作の「基本の基」が、徹底的に死守されている

もちろん、人それぞれ好みはある。だから、「警察ドラマで、ここまでふざけて良いのか!」とか、「もっと、交番勤務のシーンが見たい!」とか。ドラマで重要なのは「虚構の中の真実」が「作り事」ではなく、きちんと「真実」として視聴者や観客に届くこと。

だから、虚構(=副ション)の部分は、可能なら可能な限り “現実離れ” して良いのだ。SF映画やパニック映画が、そうであるように。でも、「虚構の中の真実」へ “嘘” を感じさせては、絶対に行けない。これが、長年のハリウッド映画の成功の秘訣から学んで来た、ドラマ制作の「基本の基」なのだ。

「視聴者の好みは好み」として受け止めた上で、作り手たちが「創りたいドラマ」「見せたいドラマ」を制作している

そして、『ディレクターの目線blog』と名乗っているブログとして、本作を褒めたいのは、制作陣が「もっと現実味を!」、「もっとコミカルに!」、「少しコミカル要素を減らして真面目に!」、「より原作に寄せて!」などと言う多くの視聴者の意見を「視聴者の好みは好み」として受け止めた上で…

「スタッフとキャストたちが創りたいドラマや、コロナ禍の視聴者に魅せたいドラマを、数々のドラマのジャンルをある意味で無視してまでも作り込んで見せたい」と言う情熱と熱意が、画面からヒシヒシと伝わって来ることだ。

オリンピックの夏に欲張ったドラマを敢えて作って放送していることを大きく評価したい

だって、今は東京五輪2020の真っ只中。連ドラと言えども、「次回の放送=来週」とは限らないのは、1年以上前から分かっていたこと。だから、数は少ないが、私の目には、テレビ局が「次回の放送=来週」とは限らないから、高視聴率は望めないと判断して、手抜きや雑に作っているドラマがある(私の価値観に於いて… と再度断っておく)。

だから、本作だって、「朝ドラヒロインW主演の新人交番警官の成長コミカルドラマ」にしてしまっても良かったのだ。そうすれば、拘る点も少なくなるし、やらなければならないことも減る。だから、結果的に撮影現場の負担が減る。

でも、本作の進む方向は、敢えてあらゆる要素を盛り込んで、その上で分かり易さに徹底し、オリンピックの夏に欲張ったドラマを敢えて作って放送しているのだ。私は、ここを大きく評価したい。

本作の作品への拘り、原作へのオマージュは、同じ日テレのドラマ『デカワンコ』を思い出した

本作の作品への拘り、原作へのオマージュなどを感じて、見終えた直後、私の頭に浮かんだドラマが、森本梢子氏の同名漫画を原作とされ、多部未華子さん主演の日テレのドラマ『デカワンコ』(2011年)だ。


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警視庁捜査一課内のお荷物扱いの存在な新人刑事・花森一子、通称「ワンコ」が、犬並みの嗅覚と言う特殊能力の持ち主で、犯罪捜査に大活躍する話題の刑事コメディドラマだ。既に、放送から11年も経過しているから知らない読者さんも多いと思う。でも、ドラマ『デカワンコ』と『ハハコヅメ~たたかう!交番女子~』には、私なりの共通点がある。


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それは、若くてコメディエンヌの才能のある女優さんを主演にして、その魅力を余すことなく、徹底的にコミカル要素とシリアス要素、小ネタ、お約束ネタも必ず盛り込んで、作り込む作風だ。設定はもちろん、後味も、余韻も全く異なる作品だが、「ドラマで魅せる」と言う姿勢に似たものを感じた。もちろん、『デカワンコ』は私も大好きな作品だ。

あとがき

本当に、良く出来ていますね。秀逸とか、穴が無いとか、完成度が高いとか、褒め言葉はいろいろ出て来ますが。現在、私が見て、感想を書いている連ドラでは、ダントツ1位の完成度の高さに間違いありません。次回も、楽しみです。

と、申しましたが。先日、女優・永野芽郁さん(21)が、新型コロナウィルスに感染したことが発表されました。第5話までは撮影済みと言うことで、26日に予定通り、次週の8月4日に第5話が放送されることが、日テレから公式発表。ただ、第6話以降は現在不明とのこと。

若い人の感染者でも後遺症に悩む人が多いそうなので、とにかく健康第一で、日テレも所属事務所も対応して頂きたいです。代役で続行するのは、今は考えたくありません。


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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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