シェフは名探偵 (第8話・2021/7/26) 感想

テレビ東京系・ドラマプレミア23『シェフは名探偵』(公式サイト)
第8話『突然消えたパン職人 全世界にSOS!? 届け愛の告白と涙の真実』、原作は「ムッシュ・パピヨンに伝言を」と「ブーランジュリーのメロンパン」の感想。
なお、原作の小説・近藤史恵「タルト・タタンの夢」、「ヴァン・ショーをあなたに」、「マカロンはマカロン」(創元推理文庫刊)は、遂に全巻読破完了!
三舟(西島秀俊)と父・英雄(吉澤健)の再会の日。なぜか、英雄の代理だという女性・安倍(奥貫薫)が現れる。また、オーナーの小倉(佐藤寛太)がパン店を開くことになり、三舟はメニュー考案を手伝う。だが、店長の斎木(近藤笑菜)と副店長の中江(さとうほなみ)が方向性で対立。不穏な空気の中、レストランの客・大野(山本耕史)は、中江が試作したブリオッシュに目を留める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:近藤史恵「タルト・タタンの夢」
「ヴァン・ショーをあなたに」
「マカロンはマカロン」
脚本:田中眞一(過去作/みんな!エスパーだよ!、さすらい温泉♨遠藤憲一) 第1,2,3,8話
西条みつとし(過去作/オー・マイ・ジャンプ!~少年ジャンプが地球を救う~) 第4,5,6,7話
監督:木村ひさし(過去作/TRICKシリーズ、99.9-刑事専門弁護士-シリーズ) 第1,2,3,8話
瀧悠輔(過去作/僕はどこから、大豆田とわ子と三人の元夫) 第4,6,7話
向井澄(過去作/助監督作品のみ) 第5話
音楽:末廣健一郎、田ノ岡三郎
オープニングテーマ:all at once「マカロン」
エンディングテーマ:mihoro*「ミヤコワスレ」
無理矢理に"2つのエピソード"を組み合わせたような違和感
本作の原作となっている “2つのエピソード” 自体は、なかなか馴染みが良い作品。しかし、なぜか、実写ドラマ版になると、無理矢理に “2つのエピソード” を組み合わせたような違和感が。
連ドラは脚本家と演出家の組合せで"慣れ"が生まれてしまう
それもそのはず。脚本家が、第1~3話担当以来、久し振りの「田中眞一 × 木村ひさし」のコンビだからだったか。まあ、連ドラにも脚本家と演出家の組合せ方によって、どうしても “慣れ” が生じてしまうから。何か、前回までとは違ったドラマに感じてしまった。折角、次回が最終回なのに…
あとがき
木村ひさしさんの演出って、ストーリーより俳優が演じるキャラクターと小ネタを強調するクセがあるので。もう少し、山本耕史さんが演じた「大野和真」の風貌も普通で良かったし。エピソードの方に重点を置いて欲しかったです。やはり、ここまで見て気に入ったのなら、原作を読むのをお勧めします。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/15794/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
- 関連記事