連続テレビ小説「おかえりモネ」〔全120回〕 (第51回・2021/7/26) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『おかえりモネ』(公式サイト)
第51回/第11週『相手を知れば怖くない』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
百音(清原果耶)は、無事ウェザーエキスパーツに採用され、気象予報士として働きはじめる。朝岡(西島秀俊)や莉子(今田美桜)と共に朝の情報番組を担当することになった百音は大いに意気込むのだが、菅波(坂口健太郎)からは採用の報告に対してそっけない返事しかなく、なぜかモヤモヤする。一方、気仙沼では未知(蒔田彩珠)も水産試験場で希望の部署に配属が決まり、姉妹は電話でお互いを励まし合う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:安達奈緒子(過去作/透明なゆりかご、コード・ブルー3、きのう何食べた?)
演出:一木正恵(過去作/どんど晴れ、ゲゲゲの女房、まれ) 第1,2,7,9週
梶原登城(過去作/おひさま、あまちゃん、マッサン) 第3,4,10,11週
桑野智宏(過去作/ウェルかめ、梅ちゃん先生、あまちゃん) 第5,6,8週
津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん)
音楽:高木正勝(過去作/映画「バケモノの子」、「未来のミライ」、「静かな雨」)
主題歌:BUMP OF CHICKEN「なないろ」
語り:竹下景子
制作統括:吉永証(過去作/トクサツガガガ、詐欺の子)
須崎岳(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
気象考証:斉田季実治(NHKニュース7、ニュースウオッチ9)
※敬称略
お知らせ
第7週目から “超” が付く程、好意的に本作を見るモードに入っております。そのつもりで、読んで頂ければ幸いです。
何が何でも「気象は未来が分かる」と印象付けたいのか?
いちいち、こんなことまで書きたくないのだが、そう言い切っちゃうと書くことがなくなるから、3分頃の百音(清原果耶)の次の台詞を引用してみる。
百音「仙台の強風ね 少し前から分かってたの」
正確じゃないよね、「分かってたの」と言う決めつけの表現は。あくまでも、いろいろな情報を加味し、且つ、百音の宮城時代の経験から、仙台に強風が来る可能性があるかも? って “予報” ではなく “推測” しただけ。それも、その “推測” だって、実際にやったのは、のちに会社案内する先輩の野坂碧(森田望智) 。
本作、特に先週と今週の演出家は脚本家と手を組んで、何が何でも「気象は未来が分かる」と印象付けたいのか?
そもそも「天気予報」って大人の事情で"曖昧"な表現の…
次のことは、あまり書きたくなかったのだが。そもそも「天気予報」って、意図的に大人の事情で “曖昧” な表現で、一般国民に伝えている情報でしょ?
それこそ、先輩の野坂が言っていたように、気象予報会社の仕事って、有料で契約している顧客に対してには、かなり精度の高く “断定” しても、自社にも顧客にも損害を出さない天気予報を売る商売でしょ。
私も、毎月利用料金を払っている天気予報アプリと、無料アプリでは、雨情報や気圧情報など、結構 “差” があるのが現実。だからと言って、気象予報会社の全部がブラック企業とは言わない。より正確な情報が知りたければお金を払えばいいってだけのこと。
相手が幼馴染であっても、言い方ってものがあったと思う
話を、先の百音の台詞に戻すと、流石に、野坂先輩のお手柄を、さも自分の手柄のように自慢するのは、どうかと思う。いろんな面で、明日美(恒松祐里)に先を越されているから、ちょっと言ってしまっただけだとしても。百音は、既に気象予報士なのだから、相手が幼馴染であっても、言い方ってものがあったと思う。
今作は、天気予報番組や気象予報会社の裏側を描く朝ドラ?
今どき、気象予報会社が、各種メディアに天気予報を売って商売にしているなんて思っている人いるの? そもそも、気象予報は気象庁の仕事で、気象予報会社がメディア意外に天候情報を売って飯を食っていることなんて、常識では?
もう、こう言うのを月曜の朝から見せられるかと「今作って、天気予報番組や気象予報会社の裏側を描く朝ドラなの?」と思ってしまう。これなら、まだ、日本のアニメーションの黎明期の制作現場や裏事情を描いた『なつぞら』の方が、面白味を感じたような…
百音が急遽合流前の"朝番組の4人の気象予報士"が気になる
え~と、ながら見と流し聞きなので、間違っていると信じたいが。
10分頃、朝の天気予報コーナーで視聴者へ提供する天気予報は、「4人の気象予報士の同義性だか話し合いで決める」が、通称の「Jテレ」と呼ばれる「JAPAN UNITED TELEVISION」と、先週でほぼブラック企業に見えた気象予報会社・ウェザーエキスパーツとの契約(約束)だったと、先週で描かれたような気がしている。
その時にも書いたが。今回(劇中では3日前か?)で百音が、神野と内田と朝岡の4人で「あさキラッ」チームの「4人の気象予報士」に入ったが。百音が入る(上京する)前にいた気象予報士って誰なの?
ある読者さんが「インフルでいない」とのようなことを言っていたが、それは先週に高テレビ局の社会部気象班デスク・村沙都子(高岡早紀)が “スタッフ” にインフルで欠員が出たと言う意味で、気象予報士に欠員が出たと言う台詞は無かったように思う。
ってことは、コンプライアンス上は「気象予報士4人」だけど、実際は「3人」で誤魔化したってこと? こんなの、今回の冒頭で、未出演の気象予報士役を1人連れて来て、野坂が「今度、この人が急に○○に異動することになったので、この欠員要員して、永浦さんにバイトから経験積んでもらいたいんだけど、いいかしら?」で済むのでは?
あとがき
何度も書きますが、モネは気仙沼に「おかえり」するわけですよ。ウェザーエキスパーツにずっといるわけではないはず。だったら、先週と今週は、天気予報番組の裏話を延々と見せられるだけ? 全放送の4割も使って、やっとここですか。なんか、期待していたのと、かなり違うので、毎回感想に困ります。
お願い…
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★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/15792/
【これまでの感想】
第1週『天気予報って未来がわかる?』
1 2 3 4 5 土
第2週『いのちを守る仕事です』
6 7 8 9 10 土
第3週『故郷の海へ』
11 12 13 14 15 土
第4週『みーちゃんとカキ』
16 17 18 19 20 土
第5週『勉強はじめました』
21 22 23 24 25 土
第6週『大人たちの青春』
26 27 28 29 30 土
第7週『サヤカさんの木』
31 32 33 34 35 土
第8週『それでも海は』
36 37 38 39 40 土
第9週『雨のち旅立ち』
41 42 43 44 45 土
第10週『気象予報は誰のため?』
46 47 48 49 50 土
第11週『相手を知れば怖くない』
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