連続テレビ小説「おかえりモネ」〔全120回〕 (第50回・2021/7/23) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『おかえりモネ』(公式サイト)
第50回/第10週『気象予報は誰のため?』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
百音(清原果耶)は、社長の安西(井上順)から渡されていたパペットを駆使し、莉子(今田美桜)と連携して仙台の強風の情報を伝えた。時を同じくして、仙台市に暴風警報が発令される。朝岡(西島秀俊)の指揮のもと、危険をいち早く伝えることができ、百音は「気象予報はチーム戦」だということを実感する。そして、自社キャラクターのパペットが活躍して喜ぶ社長から、うれしい知らせが百音に伝えられる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:安達奈緒子(過去作/透明なゆりかご、コード・ブルー3、きのう何食べた?)
演出:一木正恵(過去作/どんど晴れ、ゲゲゲの女房、まれ) 第1,2,7,9週
梶原登城(過去作/おひさま、あまちゃん、マッサン) 第3,4,10週
桑野智宏(過去作/ウェルかめ、梅ちゃん先生、あまちゃん) 第5,6,8週
津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん)
音楽:高木正勝(過去作/映画「バケモノの子」、「未来のミライ」、「静かな雨」)
主題歌:BUMP OF CHICKEN「なないろ」
語り:竹下景子
制作統括:吉永証(過去作/トクサツガガガ、詐欺の子)
須崎岳(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
気象考証:斉田季実治(NHKニュース7、ニュースウオッチ9)
※敬称略
お知らせ
第7週目から “超” が付く程、好意的に本作を見るモードに入っております。そのつもりで、読んで頂ければ幸いです。
"超"が付く程の好意的に本作を見るモードが、一時停止に!
残念ながら「東京五輪2020」の開会式の日に合わせたかのように、遂に、第7週目から始まった “超” が付く程の、好意的に本作を見るモードが、暑さが原因ではなく、冒頭のマペット人形を使ったアイデアによって、一時停止になった。
いや、やりたこととか、若い女性キャストが2人も出ている夏の4連休中に、視聴率目的でやりたいのも分かる。更に、駆け出し状態の2人が考えつくアイデアとして、この程度であることも、十分に理解はできる。しかし、天気予報番組好きの私だから、敢えて言う。このマペットを使った解説で伝えるべき内容が視聴者に伝わるとは全く思えない。
個人的には、朝の忙しく1秒でも貴重な時間帯に、これを見せられても、印象に残るのはマペットだけ。まあ、今週のアバンタイトルは前回のラストシーンを繋げただけだったから、金曜日くらいは別のことをやりたかったのかも知れないが…
この↓の朝岡の言葉も。使う場面が違うような…
朝岡「不確実な自然を相手にするには
我々は 結束しなきゃいけない」
またか。前回では「天気は 瞬間 瞬間で変わる」と言って、今度は「自然は不確実」だと。確かに、天気を含めて自然は不確実だ。そんなこと、気象予報士や報道関係者でなくても、知ってること。それをわざわざ…
あの~、ちょっと不思議に思うのだが、朝岡(西島秀俊)が今回の “作戦” が思いの他上手く行ったから、「気象」や「天気」でなく「自然」と大きく出たのは、ドラマチックに仕上げたかったからだろう。
でも、よく考えてみれば、「不確実自然を相手にするには、結束しなきゃいけない」のは、安全な場所に居る朝岡を含めた4人の気象予報士では無くて、本来は、山や海での気象による災害の被害に遭わないようにするために、山や海で働く人や、レジャーでたままたそこにる人たちが互いに言う言葉では?
だって、朝岡は「気象は、10分後の未来が分る」が本作の背骨なのだから。なんか、言葉の用途が違うような…
「気象は、少し先の未来が分る」くらいに留めておけば…
11分過ぎにも、ちょっとだけ引っ掛かる朝岡の言葉が。
朝岡「気象は 変化しますからね」
だ、か、ら。本作は、「気象は、10分後の未来が分る」が本作の背骨じゃないの? 流石に脚本家も、15分間に2回も変な台詞を書いたから気付いたのだろう。この台詞の直前に「気象は ギャンブルじゃない」と、上手く誤魔化したようだ。
だから、最初から「気象は、10分後の未来が分る」なんて大袈裟な決め台詞みたいなのを使わずに、全話(前回の感想で、今作が「全120回」に決定したことは書いた通り)の構成を考えて、「気象は、少し先の未来が分る」くらいに留めておけば良かったのだ。
そうすれば、予測不可能な天候の変化があることも、自然が確実に安全でないことも、不自然な感情なく、自然に受け入れられたのに。
あとがき
朝倉は「採用です」と言っていましたが、終盤での菅波医師(坂口健太郎)へのSNSに「アルバイトとして採用」となっていました。分かりづらいですよね、これ、もしかして、バイト採用から雪崩式に入社面接のシーンも無いままだと、今週はテレビ局の気象コーナーの裏話を描いただけですよね。
確かに、中盤で、百音(清原果耶)が、日本中の人を救うのではなく、私の大切は人を守る気象予報士になりたい… みたいなことをいっていましたけど。だったら、宮城県内の放送局なり、気象会社へ就職した方が、NHK東日本大震災プロジェクトの一環として制作されている朝ドラとして良かったような。「復興五輪」でもありますし。
え~と、“超” が付く程の、好意的に本作を見るモードが、下書きを書き終えて復旧しました。今週の黄砂と風で、何を言いたいのかは分かります。でも、描いている現象は、テレビの裏側、番組制作現場の実情ですよね。それと「気象」、更に「気象は、10分後の未来が分る」をくっつけて語るのは、強引過ぎやしませんか?
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【これまでの感想】
第1週『天気予報って未来がわかる?』
1 2 3 4 5 土
第2週『いのちを守る仕事です』
6 7 8 9 10 土
第3週『故郷の海へ』
11 12 13 14 15 土
第4週『みーちゃんとカキ』
16 17 18 19 20 土
第5週『勉強はじめました』
21 22 23 24 25 土
第6週『大人たちの青春』
26 27 28 29 30 土
第7週『サヤカさんの木』
31 32 33 34 35 土
第8週『それでも海は』
36 37 38 39 40 土
第9週『雨のち旅立ち』
41 42 43 44 45 土
第10週『気象予報は誰のため?』
46 47 48 49
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