八月は夜のバッティングセンターで。 (第3話・2021/7/21) 感想

テレビ東京系・水ドラ25『八月は夜のバッティングセンターで。』(公式サイト)
第3話『千本ノック』の感想。
なお、原作のスマートフォンゲームアプリ『八月のシンデレラナイン』(公式サイト)は、未体験。また、本作はメディアミックスではあるが、アニメーションの類いも基本的に未見。
今井果林(武田玲奈)は和食屋で職人として修業を始めて1年経つが、手際が悪く先輩から怒鳴られる毎日。だが和食の可能性を広めるためにこの世界に入った果林は気にも留めない。バッティングセンターでも、最初から一流のフォームを真似しようとするがうまく打てず、イライラを募らせる。夏葉舞(関水渚)と伊藤智弘(仲村トオル)が話を聞くと、「下積みは不要」だの店の文句ばかり…。考えの甘さに野球論を語り始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原案:スマートフォンゲームアプリ『八月のシンデレラナイン』
脚本:山田能龍(過去作/100万円の女たち、新宿セブン、この恋で私は生まれた) 第1,2,3話
矢島弘一(過去作/コウノドリ2、健康で文化的な最低限度の生活、ハルカの光)
演出:原廣利(過去作/100万円の女たち、日本ボロ宿紀行、絶メシRoad) 第1,2話
志真健太郎(過去作/映画「LOCAL→TOKYO」、舞台「黄色い叫び」 第3話
原田健太郎(過去作/弱虫ペダルSeason2、W県警の悲劇)
音楽:未定
オープニング主題歌:クリープハイプ「しょうもな」
エンディング主題歌:クリープハイプ「こんなに悲しいのに腹が鳴る」
「創作料理の店」を"ウリ"にしている店には、ほぼ行かない私
人それぞれ好みはあると思うが。私は、外食をする時「創作料理の店」や「他で食べられないオリジナル料理」を “ウリ” にしている店には、ほぼ確実に行かないことにしている。
それは、私がその店の公式サイトや口コミサイトで、それらを “ウリ” にしている飲食店の殆どが、和食なら出汁、フレンチならコンソメすら、まともに作れない。いや、もっと食材の扱い方や皿への盛り付けに基礎(下積み)を感じないから、腹が立つからだ。
全部が全部、創作料理の店がそうだとは言わない。確かに、名店で下済みを積んだ料理人さんがやっている、美味しい店もある。でも、人生限られた食事の時間を大切にしたいから、これだけは譲れない。
川﨑宗則の登場は、アイデア(創作)を感じるベストな選択
そう言う立場で、カタチ、外見からその世界に入って、全てを判断するような、今回のゲスト・今井果林(武田玲奈)の態度には、最初から、果林以上にイライラが募った。そんな中で、今回のバーチャル野球場のシーンは面白かった。話としては、ありがちな感じではあるが。
でも、毎日の積み重ねに全力で取り組む遊撃手の “野球レジェンド” として川﨑宗則(本人役)が登場させたのには、アイデア(創作)を感じる、ベストな選択。
単純に「基礎練習」の重要性と、それを続ける根性で、果林を説得せず、1回1回の積み重ねを丁寧に全力で “鍛える” ことの大切さで、伊藤智弘(仲村トオル)が果林を説いた。そして、苦手なことに向き合い時こそ、笑顔が必要なことを学んだような夏葉舞(関水渚)も印象的だった。
あとがき
毎回思いますが、よく毎回、人生の岐路と、野球への取り組みをアレンジするものですね。次回も楽しみです。
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/15778/
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