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彼女はキレイだった (第3話・2021/7/20) 感想

2021/07/21 19:01 記事修正
彼女はキレイだった

関西テレビ制作・フジテレビ系・火9ドラマ『彼女はキレイだった』公式サイト
第3話『明かされる本当の思い! 運命の嵐の夜!』の感想。
なお、原作である韓国製ドラマ『彼女はキレイだった』(韓国「MBC」製作、脚本:チョ・ソンヒ)は、未見。



宗介(中島健人)が一流デザイナーとのコラボ企画を成立させ、編集部でお祝いを兼ねて食事へ行くことに。その晩、残業していた愛(小芝風花)は宗介の話から「ザ・モスト」が廃刊の危機にあることを知り、ショックを受ける。食事会では下戸の宗介がうっかり酒を口に。倒れた宗介を送った愛は、彼の部屋に思い出のパズルが飾られているのを目にし、胸がいっぱいになる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:『彼女はキレイだった』(韓国「MBC」製作、脚本:チョ・ソンヒ)
脚本:清水友佳子(過去作/夜行観覧車、わたし定時で帰ります。朝ドラ「エール」) 第1,2
   三浦希紗(過去作/死役所、あのコの夢を見たんです。) 3
演出:紙谷楓(過去作/海月姫、後妻業、竜の道 二つの顔の復讐者) 第1,2,3
   木下高男(過去作/警視庁いきもの係、デイジー・ラック、M 愛すべき人がいて)
   松田祐輔(過去作/ハチミツとクローバー、コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命(1)、婚カツ!)
音楽:橋本由香利(過去作/千住クレージーボーイズ、悦ちゃん~昭和駄目パパ恋物語~、朝ドラ「なつぞら」)
オープニングテーマ:Awesome City Club「夏の午後はコバルト」
主題歌:Sexy Zone 「夏のハイドレンジア」

前回の感想で「第3話の感想の投稿が無かったら離脱…」

前回の感想で「第3話の感想の投稿が無かったら、感想投稿から離脱したと思って欲しい」と書いた。

それ位に、第2話までは、あざとい描写が多く、無理矢理にわざとらしい表現も多く、宗介(中島健人)の愛(小芝風花)への “反感” や “敵意” と言う、ドラマの中の出来事としても、見ていて気分の良くない “負の感情” を見せられた。だから、撤退するかも知れないと書いたのだ。

第2話までと「ほぼ別のドラマ?」と言える程に良くはなった

しかし、第3話は、カンテレの大物の “鶴の一声” であって、現場が冷静&本気になったのか知らないが。第2話までと、「ほぼ別のドラマ?」と言える程に変化した。

「変化した」ことより褒めるとしたら、正しい道に進むようになったと言えるくらいだ。 放送前の番宣通りの “見た目が変わった幼馴染” が “上司と部下の関係” の “ラブコメ” の3つの要素が、ちゃんと揃った “ただそれだけ” の連ドラになった感じがする。

もちろん、突然の路線変更、軌道修正だから、第2話までを見た身としては、あちこち首をかしげる部分も無くも無いが。それでも、少なからず、あざとい描写、無理矢理にわざとらしい表現、見ていて気分の良くない負の感情は、かなり減った。面白いかどうかは、個人の好みの問題として…

2人の出い会、関係性の初期変化をすんなり見られたから

なぜ、第3話の感想を書こうと思ったのか?

それは、前回の感想にも書いたが、本作が “ラブコメ” や “恋バナ” を目指すのであれば、もっと大切なのは、ドラマで言うところの「イントロ、小説なら「序章」である、メインの2人の出会いから、2人の関係性の初期変化について、とても、すんなり見ることが出来たからだ。

もちろん、韓国産の原作ドラマ(お手本)との契約関係があるから、どこまでローカライズ(日本に合うように創る)出来るのかはわからない。

でも、もしも、私がカンテレの重役なら、この第3話を第1話の “基礎部分” にして、そこへ、これまでの “回想シーンの使えそうな部分だけ” を織り交ぜて、思い出話でもしながら、「実は君なの!?」、「実は、あなたなの!?」と気付いた方が、自然な展開で良かったのではないか? と、制作会議で机を叩いたかも知れない。

子役の回想シーンに、子供っぽさが殆ど無いのが致命傷!

なぜ、前章で「これまでの “回想シーンの使えそうな部分だけ” を織り交ぜて」と敢えて、“回想シーンの使えそうな部分だけ” と限定したのか? それには、本作への嫌悪感に繋がる「子供時代の表現」に、子供同士としては、目に余る程の “大人びた表現” が多用され過ぎているのだ。

恐らく、過去と現代に “差” をつくらないように… との原作の意向もあるのかも知れない。しかし、今回は別にして、今の人気子役は、下手なアイドルあがりの俳優よりも演技が上手い。

だから、脚本家が「大人のような台詞」を書けば、そのように演じる。また、演出が中島健人さんと小芝風花さんへ寄せた演技をするように演技指導すれば、簡単に出来てしまう。まあ、失礼だが、運良く今作の2人の男女の子役は、それほど演技経験もないしから、上記のようにはなっていない。

でも、逆にそれが、脚本家が書いた、子どもにしては生意気と感じるような大人が言わせたい台詞を書き並べているのが、バレてしまった。言い換えれば、簡単。「子どもっぽさが、殆ど無い」ってこと。

前回までは、お手本を基に"作り過ぎている印象"を与え過ぎ

こう言う子役の回想の問題、そして、第2話までの “あざとさ” や “わざとらしさ” が、お手本を基に “作り過ぎている印象” を与えていたのだ。そう、「原作も人気シリーズだし、主演の2人も揃えたし」と、ヒット当然を確信し過ぎ、作り手のいやらしさまで感じていたのだ。

恐らく、第2話まで(この枠としては低視聴率とは言わないが)7.6%、7.0%と低迷したのは、いくら見たいし、応援したい出演者がいるけれど、今一つ “馴染めない” のが理由だったのでは? 少なくとも中島健人さんと小芝風花さんのドラマが好きな私が、第2話で離脱しよと思った動機も、そこだから。

演出家が「日本人が見たくなるような作風」を目指した

では、冷静に考えてみよう。この内容、わざわざ韓国製ドラマを原作として購入してまで、作るような “複雑で奇抜な設定のドラマ” だろうか? 子どもの頃と外見の印象が違うと言う部分はドラマ(映像)だから、ある程度必要な要素かも知れない。

しかし、それ以外は、突然に初恋同士だった男の子と女の子が大人になって再開したら、上司と部下になっちゃった… 程度(失礼)のストーリー。だったら、「脚本と演出の方向性」として「韓国製の香りを感じさせる作風」を目指すのではなく、「日本人が見たくなるような作風」を目指すべきだったのでは?

そして、何とか、この第3話が、かなり後者の作風に舵を切ったような気がしたのだ。もちろん、第4話以降も続く保証は全くないことは覚えておく必要はあると思うが。

愛だけが"幼馴染"と知っている方が面白そうなのに…

さて、この原作となったストーリーへの私なりの疑問と言うか、アイデアと言うか。これ、2人の内、どっちでも良いのだが、1人は相手が幼馴染であることを知っていて、もう1人は幼馴染であることに気付いていない初期設定の方が、面白いのではないかってこと。

そうすれば、「1人は、常にドキドキ!」で、「もう1人は、気付かずイライラ!」となって、益々、容易に視聴者の興味関心を惹くことが出来るのではないかってこと。だって、中島健人さんと小芝風花さんなのだから。

私なら、小芝風花さんが、「1人は、常にドキドキ!」派かな? その2人の初期設定さえ固めてしまえば、四角関係なんて、どのほうに描いたって、若手コメディエンヌの代表格である小芝風花さんが、いくらでも調理して来ると思うのだが。まあ、今となっては無駄な妄想でしかないのだが…

「韓国製のドラマの原作アリ」の割には、頑張っている

さて、最後に。第3話を見て、「韓国製のドラマの原作アリ」の割には、頑張っていると思う。

原作は見ていないし、見る気も無いが。以前、他の投稿に書いたように、映像の仕事をしていれば、カスタマイズされたものを見れば、オリジナルがどんなものかは、凡そは予想がつくものだ。

そして、これまでよりも良くはなった第3話でも、前述のローカライズ(日本に合うように創る)が上手くいっていないことも分かる。このW主演ならオリジナルで作れば、もっと面白くなったであろうことも分かる。

でも、この企画で進んでしまったのだ。そして、何とか第3話で巻き返したのは、<私>にとっては、間違いない事実。あとは、関西テレビ(カンテレ)と共同テレビ(共テレ)の共同制作による、フジテレビ系「火曜21時枠(火9ドラマ)」枠らしい、独創性や斬新さに舵を切って、頑張って欲しい。

あとがき

これまでと違った感じに良くなったのは、脚本家の変更ではないですね。演出家の軌道修正のように思います。一部のアナウンスでは、第3話の演出は、(過去作/『警視庁いきもの係シリーズ』や『M 愛すべき人がいて』などを担当した木下高男氏の予定でした。しかし、実際には、第1話から担当している『海月姫』、『後妻業』、『竜の道 二つの顔の復讐者』などを担当した紙谷楓氏が3連投。

どうやら、まだ、脚本は「韓国製の香りを感じさせる作風」を目指し続けており、演出がローカライズ(日本に合うように創る)するのに頑張っている感じですね。仕事のキャリアから見ても。演出の紙谷楓氏が「とにかく、脚本が変わらないなら、日本人が好むような胸キュンの大量投下をして、“少女漫画化” を目指そう」って感じかも知れません。従って、演出部(演出チーム)が一丸となって改革すれば、第4話以降も良くなるかも。

ただ、子役が演じる回想シーンが、諸般の事情で全て一気に撮影済みの可能性があるので、そうなると、巻き返しのハードルは厳しいかも。と言うことで、第4話も感想含めて “様子見” します。

 

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★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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