八月は夜のバッティングセンターで。 (第1話・2021/7/7) 感想

テレビ東京系・水ドラ25『八月は夜のバッティングセンターで。』(公式サイト)
第1話『ホールドポイント』の感想。
なお、原作のスマートフォンゲームアプリ『八月のシンデレラナイン』(公式サイト)は、未体験。また、本作はメディアミックスではあるが、アニメーションの類いも基本的に未見。
伯父のバッティングセンターでアルバイトをしている夏葉舞(関水渚)は、バッティングを見ればその人の悩みがわかるという謎の男・伊藤智弘(仲村トオル)と出会う。この日来店した坂本ゆりこ(木南晴夏)のスイングを見た伊藤は、仕事関係で悩んでいることを見抜く。実際ゆりこは同期に振り回された挙句、フォローしても周囲から評価されない現状があった。伊藤はそんなゆりこの悩みを独自の野球論で解決しようとする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原案:スマートフォンゲームアプリ『八月のシンデレラナイン』
脚本:山田能龍(過去作/100万円の女たち、新宿セブン、この恋で私は生まれた) 第1話
矢島弘一(過去作/コウノドリ2、健康で文化的な最低限度の生活、ハルカの光)
演出:原廣利(過去作/100万円の女たち、日本ボロ宿紀行、絶メシRoad)) 第1話
志真健太郎(過去作/映画「LOCAL→TOKYO」、舞台「黄色い叫び」)
原田健太郎(過去作/弱虫ペダルSeason2、W県警の悲劇)
音楽:未定
オープニング主題歌:クリープハイプ「しょうもな」
エンディング主題歌:クリープハイプ「こんなに悲しいのに腹が鳴る」
その人が抱えている悩みが分かってしまう男が女性の背中を少しだけ押す「ベースボール・ヒューマンドラマ」
他人のバッティングを見ると、その人間が抱えている悩みや苦しみが分かってしまう特技を持った中年男が、野球を通して、夜な夜なバッティングセンターを訪れる女性たちの背中を少しだけ押していく「ベースボール・ヒューマンドラマ」のようだ。
既に、アニメなど内容は違うが、メディアミックスで作品展開されているスマートフォンゲームアプリ『八月のシンデレラナイン』の世界観を応用した連ドラらしい。
後半からの、想定外の展開から一気に盛り上がる!
前半は、野球にうるさい中年男性が、バッティングセンターに来る女性に、何らかのアドバイスをするだけのドラマだと思いきや、後半から一気に展開が変わった。
なんと、今回で仕事上で悩みを抱えている坂本ゆりこ(木南晴夏)が、バッティングを見ればその人の悩みがわかるという謎の男・伊藤智弘(仲村トオル)の “ゾーン” の中の野球場に、伯父のバッティングセンターでアルバイトをしている夏葉舞(関水渚)と共に現れる。
バーチャルな世界が描く感動と見た後の余韻も清々しい作品
まあ、映像的には「VRの世界」に入り込む感じだ。しかし、ここからが面白い。その “ソーン” に出来た野球場には、ゆりこを罵倒する上司や、ゆりこを悩ます同期などが集まっていた。要は、「今、ゆりこが置かれた会社での窮地の状況」が、目の前の「架空の野球場の試合の窮地の状況」と完全にリンクしているのだ。
そして、ゆりこは自分に勝つために、自分のためにリリーフピッチャーとしてマウンドに立つ。そして、本物の野球界のレジェンド・岡島秀樹が本人役で “中継ぎ投手” として交代する。そして、結末は…
あとがき
スマホだけでなくゲームにも、プロ野球にも、全く興味監視の無い私でしたが、『八月は夜のバッティングセンターで。』のタイトルと、仲村トオルさんが出演されると言う理由だけで見ました。
これ、スマホゲームにもプロ野球に興味のない人でも、十分に楽しめますし、とにかく感動できます。見た後の余韻も清々しいです。深夜25:10~25:40の放送なので録画視聴になりますが。管理人・みっきーと好きなドラマの相性が合うと言うあなたなら、是非とも見て欲しい作品です。
見逃し配信のリンクも、下記に書いておきます。全くと言って良いほど、ドラマ界でが話題になっていないような深夜ドラマですが(失礼)、意外とスゴイ掘り出し物になるかも…
【見逃し配信情報】ネットもテレ東
7月7日(水)放送分 第1話『ホールドポイント』
※配信終了:8月31日(火)23:59
★本家の記事のURL → https://director.blog.shinobi.jp/Entry/15729/
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