連続テレビ小説「おかえりモネ」 (第37回・2021/7/6) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『おかえりモネ』(公式サイト)
第37回/第8週『それでも海は』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
実は、亜哉子(鈴木京香)は、新次(浅野忠信)の通院を手伝っていた。かつて、永浦家と及川家は家族ぐるみで仲が良く、耕治(内野聖陽)と新次、その妻・美波(坂井真紀)は、亀島でともに育った幼なじみだった。震災前の2010年、新次は、新しい船を買う相談をするため、よく永浦家に来ていた。にぎやかに話す大人たち横目に、百音(清原果耶)、未知(蒔田彩珠)そして、亮(永瀬廉)は、静かにおしゃべりを楽しんでいた。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:安達奈緒子(過去作/透明なゆりかご、コード・ブルー3、きのう何食べた?)
演出:一木正恵(過去作/どんど晴れ、ゲゲゲの女房、まれ) 第1,2,7週
梶原登城(過去作/おひさま、あまちゃん、マッサン) 第3,4週
桑野智宏(過去作/ウェルかめ、梅ちゃん先生、あまちゃん) 第5,6,8週
津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん)
音楽:高木正勝(過去作/映画「バケモノの子」、「未来のミライ」、「静かな雨」)
主題歌:BUMP OF CHICKEN「なないろ」
語り:竹下景子
制作統括:吉永証(過去作/トクサツガガガ、詐欺の子)
須崎岳(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
気象考証:斉田季実治(NHKニュース7、ニュースウオッチ9)
※敬称略
お知らせ
第7週目から “超” が付く程、好意的に本作を見るモードに入っております。そのつもりで、読んで頂ければ幸いです。
いつかは、描くべき必要があった美波のことを…
いつかは、描くべき必要があった新次(浅野忠信)の妻、亮(永瀬廉)の母である及川美波(坂井真紀)が、東日本大震災で命をおとしたこと。実は、これまでの作風からすると、こってり、がっつり、そして、じっくり描くとは思っていなかった。この先で、東日本大震災を回想シーンで描く時に、サラリと含ませる程度だと勝手に思い込んでいた。
幼馴染やご近所さんとの日常の風景と"船出"も良かった
しかし、完全に想定が外れて。まず、美波が元気に生きていた時代、6年前の2010年(平成22年)4月を、アバンタイトルから11分まで尺を割いて描いた。3組の夫婦が、子どもたちがいる前で、馴れ初め話で酒を酌み交わす、どこにでもあるような幼馴染やご近所さんとの日常の風景。そして、新しい船での文字通りの “船出” の日。これだけで、かなり良かった。
物語の中で抜け落ちていたパーツが、1つずつ埋まって行く
また、耕治(内野聖陽)がガラケーでなくカメラで撮ったようなカットからの、フェードアウト。フェードインして来たのは、星いっぱいの夜空。そして、震災の翌年である2012年5月の “悲しみ” も描かれた。
とにかく、本作は “わからないこと” が多い。でも、こうやって、物語の中で抜け落ちていたパーツが、1つずつ埋まって行くだけで、ドラマとして前進しているのは確かなこと。あまり、過去(本作の場合は「東日本大震災」)に拘り過ぎると、主人公の将来の話が、薄まってしまう。その意味では、今回の最後の最後で、2016年1月(今)に時間軸戻したのも良かった。
あとがき
坂井真紀さんの笑顔の演技に救われました。そして、本編としては「百音が気象予報士になる話」が進んでいるので、もう、そんなに過去を掘り下げなくても良いような気もします。
お願い…
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【これまでの感想】
第1週『天気予報って未来がわかる?』
1 2 3 4 5 土
第2週『いのちを守る仕事です』
6 7 8 9 10 土
第3週『故郷の海へ』
11 12 13 14 15 土
第4週『みーちゃんとカキ』
16 17 18 19 20 土
第5週『勉強はじめました』
21 22 23 24 25 土
第6週『大人たちの青春』
26 27 28 29 30 土
第7週『サヤカさんの木』
31 32 33 34 35 土
第8週『それでも海は』
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