ボクの殺意が恋をした (第1話・2021/7/4) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『ボクの殺意が恋をした』(公式サイト)
第1話『殺し屋とターゲットが恋!?』、ラテ欄『殺し屋は標的を殺すか? 恋するか?』の感想。
両親亡き後、清掃会社を営む丈一郎(藤木直人)に育てられた柊(中川大志)。ある夜、突然引退宣言をした丈一郎が射殺されてしまう。混乱する柊は、幼い頃から顔なじみの刑事・詩織(水野美紀)から、丈一郎が警察の極秘組織の任務を請け負う‘伝説の殺し屋’だったと教えられる。犯人が人気漫画家の美月(新木優子)と知った柊は、殺し屋となり、丈一郎の敵を討つと決意する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:徳永友一(過去作/嫌われる勇気、ルパンの娘1,2、グッド・ドクター、海月姫) 第1話
三浦希紗(過去作/あのコの夢を見たんです。、彼女はキレイった)
演出:星野和成(過去作/ハゲタカ、、SUITS/スーツ2、イtケイのカラス) 第1話
宝来忠昭(過去作/家政夫のミタゾノ3、セミオトコ、姉ちゃんの恋人)
音楽:大間々昂(過去作/地味にスゴイ!校閲ガール、ブラックリゲンジ、お金の切れ目が゙恋の始まり)
田渕夏海(過去作/モトカレマニア、ギルティ、キワドい2人、着飾る恋には理由があって)
主題歌:aundy「花占い」(SDR)
この放送枠らしいが、「次回も見たい」かと言えば微妙…
殺しの才能が無いイケメン殺し屋が、標的の女性をなぜか守って恋までしてしまう… と言うラブコメのようだ。脚本家、演出家、俳優陣を見ても、「日曜ドラマ」枠しい若年層からアラフォー世代の女性が楽しめる恋バナ要素も入っているし、全体としては前作よりも、まとまりがあって悪いとは思わない。
しかし、面白くて「次回も見たい」かと言えば、それ程のインパクトも謎めいた居感じも乏しい。
詩織が裏でやっている「殺し屋組織」の設定が足かせに…
と言うか、殺しの才能がない時点で、主人公が “殺し屋” である必然性がない。むしろ、敵討ちのために、殺しとは無関係な素人が孤軍奮闘するだけで十分なのでは? だって、実際の映像も、刑事・詩織(水野美紀)が裏でやっている殺し屋組織「シークレットオペレーションサービス」の存在が、邪魔な設定になってしまっているし。
この放送枠らしく"コミカルさ"をもっと強調すれば変わる?
そもそも、殺しの才能がゼロとは言っても “プロ” の殺し屋と言う設定が、前作の悪夢である、推理は苦手なのに探偵と言う設定と重なってしまって、全く違う設定とストーリーなのに既視感が。
まあ、前作のような大量なゲストを出して見せ場を作ると言う大人の事情は無さそうだから、もっとこの放送枠らしく “コミカルさ” を強調して、前作との違いを明瞭にしたら良かったのに。
あとがき
まあ、今回は第1話なので、状況説明もあるから、次回次第… と言うところでしょうか。終盤近くになってからは、コミカルな部分も少しは増えて来たし、スリリングな感じも出て来たのは確か。
でも、この放送枠って、<私にとっては>いくら期待をしても、真逆の方向に期待を裏切るのが、お約束。と言うことで、次回で継続視聴するか判断します。ここの放送枠に<私は>長居は無駄だとわかっていますので。
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