連続テレビ小説「おかえりモネ」 (第6週/土曜日版・2021/6/26) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『おちょやん』(公式サイト)
第6週『大人たちの青春』の
『土曜日版』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
百音(清原果耶)は、森林組合に隣接する診療所に通う、ジャズ喫茶の店主・田中知久(塚本晋也)と、言葉をかわすようになる。実は、田中は百音の父・耕治(内野聖陽)と知り合いだったのだ。百音は、最近森の仕事をする中で、天気への興味がだんだんと募ってきていた。そして気象予報士の資格試験を受けようと決意、菅波(坂口健太郎)に相談しながら、本格的に勉強を開始する。そんなある日、百音は田中から木製の食卓テーブルの製作を頼まれるが…。
---上記のあらすじは[公式サイト]より引用---
原作:なし
脚本:安達奈緒子(過去作/透明なゆりかご、コード・ブルー3、きのう何食べた?)
演出:一木正恵(過去作/どんど晴れ、ゲゲゲの女房、まれ) 第1,2週
梶原登城(過去作/おひさま、あまちゃん、マッサン) 第3,4週
桑野智宏(過去作/ウェルかめ、梅ちゃん先生、あまちゃん) 第5,6週
津田温子(過去作/龍馬伝、西郷どん、いだてん)
音楽:高木正勝(過去作/映画「バケモノの子」、「未来のミライ」、「静かな雨」)
主題歌:BUMP OF CHICKEN「なないろ」
語り:竹下景子
制作統括:吉永証(過去作/トクサツガガガ、詐欺の子)
須崎岳(過去作/4号警備、透明なゆりかご)
気象考証:斉田季実治(NHKニュース7、ニュースウオッチ9)
※敬称略
宣言!
今週から “超” が付く程、好意的に本作を見るモードに入っております。従って、異論反論等にはご対応いたしかねます。
未だに本作が「全何回」で最終回の日も発表が無い中で…
未だに、『おかえりモネ』が「全何回放送」で、最終回が何時であるかは、NHKから発表されていない。しかし、コロナ禍で放送された過去2作品の朝ドラのデータを見てみると…
「残りが"3/4"しかない事実」を念頭に置いて考えてみよう
前々作の『エール』と同じ「全120回放送」なら、“10月末頃” に最終回放送されることが予想される。また、前作の『おちょやん』と同じ「全115回」なら、“0月下旬頃” まで放送されることが予想される。
そして、『おかえりモネ」は5月17日放送で、今週金曜日で第6週、第30回まで放送済み。と言うことは、『全115回」でも「全120回」としても、全体の26%ないし、25%が終了していることになる。このことは、単純に「全話の 1/4 が終了した」ことを示す。
もちろん、本作が「起承転結」の構成に基づいて書かれていないのは、幼少期から始まっていないことからも、未だにヒロインについて多くの謎があることからも想像がつく。でも、確かなのは「もう、1/4 が終わった」ってこと。今回の「土曜日版」の感想は、その辺の現状、そして「残りが、3/4 しかない事実」を頭に置きながら考えてみようと思う。
"愚痴" にも読めてしまう"期待"を「土曜日版」らしくリライト
もう、「週5回」のほぼ毎日が、超好意的に解釈しているとは言いつつも、今よりも良くなることを期待して書いている “愚痴” になっていることは、一応は理解しているつもり。従って、本編の感想で既に書いた “愚痴” にも読めてしまうと思われる “期待” を、「土曜日版」らしく、リライトしてみようと思う。
「土曜日版」しか見ていない看護師の妻が素朴な疑問を…
今朝は土曜日のため、看護師の妻が若干遅めの出社時刻だったため、妻も「土曜日版」をチラ見をしていた。その妻がこう言った。2分頃だ。「坂口健太郎さんがやってる医師が、主人公に言ってること、おかしいよ」って。それは、菅波(坂口健太郎)が、「気象予報士の試験を受けてみたい」と言った百音(清原果耶)に言ったことだ。
菅波は、「永浦さんが到達したい目標は 何ですか?」と切り出して、「気象の知識を深めること」か「気象予報士試験に合格すること」の二者選択を迫った。これが「おかしいよ」と言うのだ。
菅波が百音に二者選択するのは勉強を教える前じゃないの?
因みに、妻は「看護師」と「助産師」の2つの医療系の国家資格有資格者だ。「なにが、おかしいの?」と聞いたら、次のような答えが返って来た。読者さんに分かり易く “通訳” して書いてみる。
そもそも、2つ大きなおかしい点がある。1つは、菅波が2分頃に聞いたことは、菅波が好意的にだか知らないが、百音の試験勉強を教える前に聞くべきことだってこと。無料とか、下心があるとかないとか関係なく、「人にモノを教える時は、教わる人が何を最終目的にするのか知ってからでないと、教育プランが作れないはず…」と、言うのだ。
ドラマ『ドラゴン桜2』を見ている視聴者なら納得出来るはずだ。
百音にとっての最終目標は、試験合格の先にあるのでは?
もう1つのおかしい点は、勉強する理由を、教える側が勝手に「二者選択」に狭めていること。
だって、2015年だったら「とにかく、たくさん資格を取りたい」と言う “資格マニア” だっているし、「気象予報士になって天気予報で多くの財産や命を守りたい」と言う崇高な理想を掲げている人だっているだろうし(恐らく、百音はこれに当たる)、もしかしたら、「何度も良いから、取れそうな国家資格を得て、森林組合から脱出したい」と思っているかも知れないのだ。
お勉強が苦手で、殆ど勉強をしている姿が描かれない百音に、研修医期間がやっと終わったくらいの若い医師が「二者選択」を迫るのは “酷” 過ぎると言っていた。
今週の菅波と田中のやり取りを見ていたら、百音が目指すのは…
そう、だから、6週間も経過しているのに、未だに百音が気象予報士の試験に合格したい理由が見えて来ないのだ。
いいや、むしろ、今週の菅波と田中さん(塚本晋也)のやり取りを聞いたら、百音は「在宅医になりたい」とか、「ホスピス・緩和ケア専従医になりたい」とか「ペインクリニックを勉強したい」と思う方が自然なような。百音が、そのような医師や医療分野があることを知っているかどうかは別にして。
あとがき
予告編によると、次週は朝岡(西島秀俊)が登米にやって来て、気象予報に向いていると百音を指名するようですね。まあ、気象予報士になるドラマですから当然ですが。
それにしても、イマイチ盛り上がりませんね。ドラマとしても、世間の話題性としても。放送前は、あんなに賑やかだったのに。やはり、もっと、百音を応援したくなるキャラクターにするべきだと思います。
ここからは、読みたい人だけ “文字を反転させて” 読んで下さい。つい、ネット記事でこの先の展開を読んでしまったので。知りたくない人は読まない方が良いです。
↓↓↓この1行下から「反転」しています↓↓↓
2021年7月12日~7月16日放送予定の「第9週」で、遂に百音が気象予報士の資格試験に合格するそうです。今が2015年2月ですから、「第7~9週」の3週間で、2016年3月の合格発表までの「1年2か月」も描くわけです。まさか、全話の4割弱まで、ずっと、こんな感じなのかなぁ
↑↑↑この1行上まで「反転」しています↑↑↑
来週も、こんな感想で良ければ、お付き合い下さい。そして、まだまだ諦めずに、一緒に『おかえりモネ』を応援しましょう!
管理人・みっきー お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!
|
管理人・みっきー お薦めする商品を、Amazonと楽天市場から安心して ご購入して頂けます!
|
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/15691/
【これまでの感想】
第1週『天気予報って未来がわかる?』
1 2 3 4 5 土
第2週『いのちを守る仕事です』
6 7 8 9 10 土
第3週『故郷の海へ』
11 12 13 14 15 土
第4週『みーちゃんとカキ』
16 17 18 19 20 土
第5週『勉強はじめました』
21 22 23 24 25 土
第6週『大人たちの青春』
26 27 28 29 30
- 関連記事
-
- ひきこもり先生〔連続5回〕 (第3話・2021/6/26) 感想 (2021/06/27)
- NHK特撮ドラマ「超速パラヒーロー ガンディーン」 (第1話〔全3回〕・2021/6/26) 感想 (2021/06/27)
- 連続テレビ小説「おかえりモネ」 (第6週/土曜日版・2021/6/26) 感想 (2021/06/26)
- 生きるとか死ぬとか父親とか〔全12回〕 (第12話/最終回・2021/6/25) 感想 (2021/06/26)
- 連続テレビ小説「おかえりモネ」 (第30回・2021/6/25) 感想 (2021/06/25)