恋はDeepに〔全9話〕 (第9話/最終回・2021/6/9) 感想

日本テレビ系・新水曜ドラマ『恋はDeepに』(公式サイト)
第9話/最終回〔全9話〕『別れは3日後 満月の夜に海へ帰る… 運命の恋、感動の結末 命がけの最後のキス』の感想。
海音(石原さとみ)は鴨居(橋本じゅん)から、海と陸の行き来には満月が関係しているらしく、次の満月は3日後だと知らされぼうぜんとする。翌日、海音は倫太郎(綾野剛)に研究室を辞めることを電話で伝えるが、明後日にはいなくなるとは切り出せない。一方、倫太郎は、海音が拾った亡き母親の指輪を太郎(鹿賀丈史)に渡し、海中展望タワーの建設はなしにすると告げる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:徳尾浩司(過去作/おっさんずラブ、ミス・ジコチュー、私の家政夫ナギサさん)
演出:鈴木勇馬(過去作/東京タラレバ娘、今日から俺は!、俺の話は長い、#リモラブ) 第1,2,3,6,最終話
岩本仁志(過去作/ナースのお仕事シリーズ、野ブタ。をプロデュース) 第4,7話
伊藤彰記(過去作/35歳の少女、ハケン占い師アタル、過保護のカホコ) 第5.8話
音楽:菅野祐悟(過去作/半分、青い。、シャーロックUS,テセウスの船、危険なビーナス、青のSP)
主題歌:back number「怪盗」(ユニバーサルシグマ)
結局、本作の致命傷は…
既に、終わったドラマに感想を書いたところで、どうにもならないが。結局、本作の致命傷は、視聴率稼ぎのために若年層ウケしそうな演者を集めまくって、更に、それら個々にエピソードを与えて、エピ―ソードバブル状態にした割に、肝心のメインの2人のエピソードが一番チープで興味関心がわかなかったこと。もちろん、オジサンの私にとってだが…
大量の脇役とそのエピソードはネット配信でやれば良いのに
とにかく、最終回すらも、メインの2人の部分よりも、脇役の出番が多くて、更に無駄話のようなどうでも良い話ばかりを盛り込んだ。こう言うの、最近は、スピンオフとしてネット配信するのでは? その方が演者のファンも喜ぶし、無駄な部分が削られて、ドラマ本編を楽しみたい人の満足度も上がっただろうに。
メイン2人の部分を"恋バナ"と"人間じゃない"だけに絞り込んだら良かったのに
とは言っても、3話目以降からは、本編も迷走していて、恋バナなのか、ラブコメなのか、海洋問題なのか、人魚なのかも分からない程に迷走していたから、脇役の部分を削り取ったら、何も残らなかったかも知れないが。せめて、メイン2人の部分を “恋バナ” と “人間じゃない” くらいに絞り込んだら、マシになったと思う。
ただ、男女が運命的に出会って別れるだけのはなしでしょ?
言っちゃ悪いが、話そのものは大して難しい話ではない。これ、出会うはずのない男女が運命的に出会って、別れるだけのはなしでしょ? それもこんなに豪華な俳優陣を揃えたのだから、【原作なし】でも、プロの脚本なら完璧に仕上げないと。たまたま大ヒット作を書けただけ… って、思われると思う。まあ、きちんと全体を精査すれば、仕事の部分も盛り込めたと思うが…
普通に今回が最終回で、きっぱり終わった方が好印象なのに
そして、今回が最終回で、次週は特別編『恋はもっとDeepに - 運命の再会スペシャル -』。普通に、今回を最終回で、きっぱり終わった方が好印象なのに。まあ “打ち切り感” を出さずに、逆に “サプライズ感” や “特別感” を出して、話数削減と言う結果を作りたかったのだろうが。せめて、蛇足と思わないモノを放送して欲しいものだ。
あとがき
日本の脚本家は、この程度の単純な「男女の出会いと別れのストーリー」も、原作なしでは書けなくなってしまったのでしょうか。俳優さんたちも頑張ったし、声優さんたちの活躍も良かったのに、流石にストーリーに無駄が多過ぎて、迷走し過ぎたと思います。
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【これまでの感想】
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