ドラマホリック!「DIVE!!」 (第8話・2021/6/3) 感想

テレビ東京系・ドラマホリック!『DIVE!!』(公式サイト)
第8話の感想。
なお、原作の小説森絵都『DIVE!!』(角川文庫/KADOKAWA刊)は、既読。また、2008年6月14日公開、林遣都、池松壮亮、溝端淳平が主演の映画『DIVE!! ダイブ!!』も、鑑賞済み
知季(井上瑞稀)は家の前で恋人の未羽(田鍋梨々花)と弟の弘也(前田旺志郎)が抱き合うところを目撃。そのことが頭から離れず、コーチの夏陽子(馬場ふみか)から喝を入れられる。一方、オリンピック代表に決まった要一(作間龍斗)は思うように飛び込めなくなる。スランプになった要一は、夏陽子コーチに相談するが…。そして津軽にいる飛沫(髙橋優斗)は、亡き祖父の飛び込みの映像を見て、まだ未練があることに気づく…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:森絵都『DIVE!!』(角川文庫/KADOKAWA刊)
脚本:加藤綾子(過去作/毒姫とわたし、トランジットガール、映画「ハローグッバイ」 第1,2,5,6話
加藤法子(過去作/映画「わたしたちの家」、映画「転がるビー玉」 第3,4話
政池洋佑(過去作/マッサージ探偵、絶対正義、レンタルなんもしない人) 第7,8話
演出:瑠東東一郎(過去作/おっさんずラブ、浦安鉄筋家族、極主夫道) 第1,2,6,7話
久万真路(過去作/ワカコ酒シリーズ、映画「うちの執事が言うことには」) 第3,4,5話
谷口仁則(過去作/トリプル・ミッション!!!、BADLUCK)) 第8話
音楽:瀬川英史(過去作/勇者ヨシヒコシリーズ、左江内氏、今日から俺は!!、エール、極主夫道)
主題歌:HiHi Jets『青にDIVE』
第8話まで進んでいるのに演出家交代で、まるで別のドラマ
この投稿時点で、ドラマの公式サイトや「DIVE!!」のWikipediaページにも名前が掲載されていない「谷口仁則」氏が、第8話まで進んでいるのに初担当。正直、映像的には、これまで瑠東東一郎氏と久万真路氏が築き上げてきたドラマ『浦安鉄筋家族』風の “本楽らしさ” が完全に影を潜めてしまった。
必要以上に短いカット割り編集、必然性のない揺れるカメラワークの多用、原色フィルターを使った回想シーンによって、とにかく見ていて疲れる作品に成り下がった。なぜ、演出家を交代させたのだろう? 演出家としての拘りは理解するが、連ドラと言うのをもっと大切に意識して作って欲しかった…
もう少し知季の苦悩と飛沫の決意を丁寧に描いて欲しかった
残り何話あるのか知らないが(原作も読み、劇場版も見ている)、第8話が「小休止」だったのは、ちょっぴり残念。特に、知季(井上瑞稀)のパートについては、恋愛か飛込競技か悩んでいるだけ。
むしろ、強く描かれたのは、飛沫(髙橋優斗)は、亡き祖父の飛び込みの映像を見て、まだ未練があることに気づく… ってこと。まあ、これで、スランプ中の要一(作間龍斗)が戻って「3人」になるのだから、まあしょうがないか…
あとがき
演出担当を瑠東東一郎氏に戻して欲しいです。でも、これで「3人」揃って、物語が再開するから次回に期待…
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【これまでの感想】
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