ネメシス〔全10回〕 (第8話・2021/5/30) 感想

日本テレビ系・日曜ドラマ『ネメシス』(公式サイト)
第8話〔全10回〕『20年目の告白』の感想。
自分が‘世界初のゲノム編集ベビー’だと聞いたアンナ(広瀬すず)は、風真(櫻井翔)と栗田(江口洋介)に知っていることを全て話すよう詰め寄る。20年前、世界的遺伝子研究者の始(仲村トオル)に憧れていた風真は、水帆(真木よう子)ら先輩がいる研究室に入所。そこで事件が起き、始の親友である栗田が関わることになったという。鍵を握る「菅研」と始の因縁を聞いたアンナは傷ついて…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:入江悠(過去作/映画「SRサイタマノラッパー北関東三部作」、映画「AI崩壊」) 第1,2,3,4,5,6,7,8話
片岡翔(過去作/映画「町田くんの世界」) 第1,2,3,4,5,6,7,8話
脚本協力・トリック監修:講談社タイガ(全話)、今村昌弘(第1,3話)、藤石波矢(第2,6話)、周木律、降田天、青崎有吾
総監督:入江悠(過去作/映画「SRサイタマノラッパー北関東三部作」、映画「AI崩壊」)
演出:入江悠(過去作/映画「SRサイタマノラッパー北関東三部作」、映画「AI崩壊」) 第1,2,3,6,8話
片桐健滋(過去作/きのう何食べた?) 第1,4,5話
岸塚祐季(過去作/FLASHBACK 演出助手) 第7話
音楽:横山克(過去作/わろてんか、映画「ちはやふる」シリーズ、ドリームチーム)
制作協力:グレデウス(過去作/映画「小説の神様」、映画「今日から俺は!!劇場版」、映画「AI崩壊」)
※作家陣の書き下ろしによる小説版「ネメシス」シリーズが発刊・発売中
これまで小出しにしたのを25分に、まとめただけ…
第7話まで、小出しにして来たシーンを、25分間位のダイジェスト版にまとまただけ。確かに、昨今の若年層の視聴者は、ネタ振りとか伏線とか回収とかが無いとリアタイ視聴しながらSNSで盛り上がらないそうだから、テレビ局も必死に若年層向けに創っているのだろう。
必要ない「伏線と回収」で、連ドラとしての面白味が欠落…
でも、折角、これだけのゲスト俳優を含めてキャラクターを揃えたのだったら、各話の事件を徹底的に面白おかしく描く方向に振り切って、妙なフラグ立てや、謎のチラ見せなんかやらない方が、1話毎の完成度は高くなったのでは? やらなくても良い「伏線と回収」なんて、小手先のテクニックになんて拘るから、連ドラとしての面白味が欠落したのだと思う。
最初に調査すべきは、大和の関係者じゃないの?
それに、急に20年後に調査を始めるのも意味不明だが。何より解せないのは、風真(櫻井翔)と栗田(江口洋介)の関係や経歴や立場を考えれば、最初に調査すべきは大和(石黒賢)の関係者じゃないのだろうか? まあ、確かに引っ張りたくてしょうがないから、大和の関係者を後回しにしたのだろうが、流石に違和感しかないのだが…
以前からアンナに接近していたなら、いつでも拉致出来たような…
そして、菅研究所が狙っているのは、世界初のゲノム編集ベイビーであるアンナ(広瀬すず)で、かなりアンナに近づいているわけだから、毒物を飲ませて拉致するとか、これまでに幾らでも奪うことは出来たのでは? なんか、余計に訳が分からなくなってしまった…
あとがき
最終章の幕開けなのは理解しますが、引っ張り過ぎて、いろいろ詰めの甘さが露呈してますね。これだけのキャストを集めたのですから、もっと面白いドラマが作れたでしょうに。もったいない…
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【これまでの感想】
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