イチケイのカラス (第8話・2021/5/24) 感想

フジテレビ系・月9『イチケイのカラス』(公式サイト)
第8話『万引き犯VS万引き犯 真実は!?』の感想。
なお、原作の漫画、漫画・浅見理都『イチケイのカラス』は、全4巻を既読。br>
また、本作は今年3月末、既にクランクアップ(撮影終了)しているため、要望などは基本的に書きません。
みちお(竹野内豊)がいるイチケイで主任書記官を務める川添(中村梅雀)が自身の不運を嘆く中、書記官研修生の前橋(渡辺佑太朗)と磯崎(夏目愛海)が実務研修にやって来る。一方、坂間(黒木華)が単独審で担当する被告人の恵子(真凛)が、保釈中に傷害事件を起こす。万引で逮捕された恵子は、育児や介護が考慮され、在宅審理となっていた。今回殴打した相手は、万引の目撃者・史絵(朝加真由美)だったが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:漫画・漫画・浅見理都『イチケイのカラス』
脚本:浜田秀哉(過去作/絶対零度シリーズ)
演出:田中亮(過去作/医龍、BOSS、コードブルー3、アンサングシンデレラ) 第1,2,4話
星野和成(過去作/ハゲタカ、僕らは奇跡でできている、SUITS/スーツ2) 第3,6話
森脇智延(過去作/SUITS/スーツ1,2、探偵の探偵、黄昏流星群) 第8話
並木道子(過去作/問題のあるレストラン、いつ恋、モトカレマニア) 第5,7話
音楽:服部隆之(過去作/HERO、半沢直樹、ルーズヴェルト・ゲーム、下町ロケット、陸王)
主題歌:Starlight「WGB」
子役を含めたゲスト俳優さんたちの演技も見応えがあった
書記官たちが現場検証で祥子を見つけて… と言う、第2話的な展開になると思いきや。意外に複雑な事件で、片手間に見ていると内容を見失い程に、中々作り込まれた裁判劇だった。
また、前回で、“縦軸” に一区切りがついたためか、普通に事件だけを掘り下げていくのかと思っていたら、イチケイに研修生として、前橋幸則(渡辺佑太朗)と磯崎由衣(夏目愛海)がやって来たことで、イチケイのメンバーも空気感も入れ替わって、新鮮味もあった。
まあ、事件が事件だけに、登場人物がやたらと多かったが、子役を含めたゲスト俳優さんたちの演技も見応えがあって良かった。
書記官の川添が"進行役"と"道化役"の二役を演じて大活躍
また、今回は、書記官の川添(中村梅雀)が “ドラマの進行役” と “道化役” の二足の草鞋を履いたことで、これまで以上にコミカルの要素が増えて楽しいリーガルドラマになったのも良かった。
妻がクレプトマニアである2組の夫婦の未来を描いた秀逸な人間ドラマ
そして、ドラマとしては、益々 “みちお化” に拍車が掛かった裁判官の坂間千鶴(黒木華)と、書記官の浜谷澪(桜井ユキ)の女性ならではの視点を活かした発言で、妻がクレプトマニアである2組の夫婦の未来をつくったのも、人間ドラマとして秀逸だった。
やはり、繰り返しになるが、万引き事件を扱った刑事ドラマや裁判ドラマは数々あれど、これだけ的確な配役で俳優陣を揃えて、ドラマを構築すると、脚本や演出がより活きて来ることを学んだ。
あとがき
中年夫婦と若い夫婦のキャスティングも見事でした。でも、最後の最後で登場した、みちおの甥っ子・道彦(武井壮)が登場して、坂間の「おいっ子 でかっ!」の台詞でカットアウトする演出のセンスも抜群でした。安定した面白さですね。次回は、裁判員裁判制度のお話のようです。また、登場人物が多くなりますね(笑)
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【これまでの感想】
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